75歳以上医療費2割枠新設 年収200万円以上、全世代社保会議が最終報告 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト 75歳以上医療費2割枠新設 年収200万円以上 全世代社保会議が最終報告 2020.12.14 11:37 ライフ くらし 文字サイズ 印刷 後期高齢者医療制度とは? 名古屋市 「75歳以上の方」と「65歳から74歳で一定の 障害のある方」を対象とする医療保険制度です。 患者負担 保険料の納付方法 運営主体 1割負担(一定以上の所得がある方のいる世帯の方は3割) 愛知県後期高齢者医療広域連合 75歳以上の医療費2割負担についてわかりやすく説明! 現在のところ 75歳以上の人の医療費負担は1割 ですが、これを 2割 に上げるにあたり年収の縛りを設けるというものです。. 70歳以上75歳未満の高齢者が診療を受ける場合は、所得により、かかった医療費の2割または3割を窓口で負担します。入院の場合には、食事療養に要する標準負担額(1日3食780円を限度に1食につき260円)も負担します。 70歳となる誕生月の翌月(各月1日が誕生日の方はその月)の診療から、窓口負担は69歳までの3割から2割になります。 (例えば、平成26年4月2日~5月1日に70歳の誕生日を迎える方は、4月まで3割負担、5月から2割負担になります。 ・ 75歳以上の者は、1割(現役並み所得者は3割。)。 ※・ 70歳から74歳までの者は、2割(現役並み所得者は3割。)。 ・ 70歳未満の者は3割。6歳(義務教育就学前)未満の者は2割。 ※ 平成26年4月以降70歳となる者が対象。 75歳以上の医療費窓口負担を見直し、一定以上の所得がある人は今の原則1割を2割に上げる方針を明記した。 2022年度までの一律適用を目指す。 現在の75歳以上の医療制度は、「後期高齢者医療制度」により、病院の窓口で支払う自己負担は原則1割となっています。 70歳未満は3割負担。70歳から74歳までが2割負担と、75歳以上は自己負担が抑え … 75歳以上の医療費・年収200万円から2割負担 令和4年10月から 自民党と公明党は、令和2年12月9日、75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引上げる対象を、単身世帯で、年収200万円以上にすることに合意しました。 政府は12月15日に全世代型社会保障検討会議(議長=菅義偉首相)の最終報告を閣議決定、75歳以上後期高齢者の医療費窓口負担について、年収200万円以上を対象に1割から2割へ引き上げることとした。 75歳以上の方または65~74歳の方で一定の障害の状態にあることにつき後期高齢者医療広域連合の認定を受けた方(*)は、後期高齢者医療制度に加入することとなり、現在加入している全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者・被扶養者でなくなります。 後期高齢者(75歳以上)が医者にかかった場合の窓口負担を原則2割にすべきかどうかの議論が佳境をむかえつつあります。私は、自民党の財政再建本部のアドバイザーを務めており、このテーマが大きなトピックになっていることから、改めて何が議論されているのか整理したいと思います。 公的医療保険制度における「世代間の負担の公平性」を図るため、75歳以上の後期高齢者について自己負担(窓口負担)を2割に引き上げるべきである。また介護保険においても、給付と負担のバランスを考慮し、自己負担を2割に引き上げる必要がある。 現在、75歳以上の人の医療費は原則1割負担とされています。(現役並み所得者は3割) この負担について、一定以上の年収がある人は医療費負担を2割に引き上げる検討がされていることが、報道されました。今回は、こちらの報道と併せて、医療費負担のお話をご紹介いたします。