過去作でも大体このセリフを言われた側は最初、(はぁ?)という感じですが、結果的に互いの生き方を目の当たりにし、生きる力を得ていることから、おそらくその言葉には相互理解がなされているはずです。, しかし、どうも「マリーゴールド」のソフィとガーベラあたりから、私の解釈が怪しくなってきてるんですよね……。 6月3日(月)19:00 「月の翳り」編、6月4日(火)19:00 「星ひとつ」編 追加公演決定! 2019年5月30日(木)~6月5日(水) 会場:サンケイホールブリーゼ ※ロビー開場は開演の1時間前、 … あの、毎度のことなのですが、私は気に入った人物ほどすんなりと自分の中で納得してしまうので、このブログでの言及が少ないという傾向がありまして……笑 すみません、今回もジュリオとミケランジェロのコメントがやたらと少ないです。 あとラファエロの脳内に響くダリちゃんの声、染さまさん?→終演後掲示のキャスト表を見たらやっぱりそうでしたね。 一方でラファエロも、弟ばかりを案じる父に対して淋しさを抱いています。 「繭期の肯定」というのは、扱いが難しいですね。若き日のグスタフが発したその言葉は、荒れに荒れまくった結果とはいえ、そんな自分に対する苛立ちや自己嫌悪を越えるための一つの境地だったのだと思います。 「COCOON 月の翳り」5/30大阪公演の、考察ってほどでもないただの感想文です。, ※毎度のことながら、今作とTRUMPシリーズすべて(『星』除く)のネタバレが多く含まれますのでご注意ください! そう思うと、ラファエロとアンジェリコは父から厳しくされているという立場は同じだけど、ラファエロにはかけがえのない弟の存在がありました。たったそれだけの違いがきっかけで、アンジェリコが絶望し、二人が決裂することになったのは何だか可哀想だなぁと思います。 ディエゴは、最初は一番まともっぽい人物だと思わせておいて、その彼が誰よりも闇を抱えきれずに狂っていくというのが意外な展開でした。登場時のディエゴは、すでに自分の家の重圧を乗り越えたかのような、達観した人物に見えます。だから、本作でラファエロを導くのはディエゴだと思っていたのに、彼自身が一番崩壊していく衝撃。でも、ラファエロはたしかにディエゴとの交流を通して、自分自身の生き方を見出していますね。 ディエゴが登場時から繰り返すように、檻に囚われすぎた本人はとても苦しみ、最悪の場合、自身の破滅さえも招いてしまいます。でも、その檻から抜け出して新たな世界に飛び込んでいくことも、同じくらいつらいはずです。 ネタバレてますのでお気をつけてお進み下さいね!, の三重苦でした。 というかビジュアルで散々ホワイトを押し出しておいて、テーマは赤とかずるい……綺麗だったよ……(全員まっしろのまま最後まで演技するんかと思ってました、役者さんのこと知らないのに見分けつかんよ……と不安でした)。 COCOONの『月』からこのシリーズに入られた繭期初心者さんには、過去作DVDですと以下の作品がおすすめです!, ・『TRUMP』(本作の後日譚) 作・演出 末満健一. 以前先輩達も出演されていた演劇女子部の舞台 「lilium -リリウム 少女純潔歌劇- 」も. ソフィはこの時から力強く生きてたんだねぇ……。涙 OSAKA. 大千秋楽の成功を祈っています。. ついでに、越繭エミールがすっかり普通の子で別人じゃん!と思ったら、違う役者さんがやってたんですね。エミールの越繭だけ役者さんを変えた意図って何なんだろう……?ラファエロのコクーン投与がなくなって、ウルの幻影が重ならなくなったとかそういうことなのかな?もっと深そうな気もするけど……。 ドナテルロが憧れた「美しい繭期」は、グスタフのこのような心理の動きに心を奪われたものなのでしょう。ですから、その本質を思うと、繭期の少年たちを不自然に無用な繭期の苦しみに堕とし、「美しい繭期」を見せてほしいというのは完全なる誤りですし、ドナテルロのエゴでもあります。 ジュリオは、全てが退屈だー!ってところ、友達に対して素直になれない感じ、そしてディエゴの危険な誘いに一瞬揺らぐ危うさも、年相応の思春期の男の子っぽくて微笑ましかったです。 cocoon 月の翳り 観劇してきました。 @サンシャイン劇場 trumpシリーズは 永遠の命を持つはじまりの吸血種「トランプ」 伝説に翻弄される“ヴァンプ”たちを描いた物語 trumpシリーズ10周年記念作品cocoonは 「月の翳り」「星ひとつ」の2作品を交互に公演しています。 ティーチャーはTRUMPで数少ない大人組ということで、多少キャラがドギツくても、落ち着きや安心感をくれるキャラクターでしたが、今回で人間らしい面というか、新たな素の一面を見られたのが嬉しかったです。 待望の戯曲集第二弾、デリコ・トリロジー〈trumpシリーズ戯曲集Ⅱ グランギニョル/cocoon月の翳り/cocoon星ひとつ〉の発売が決定しました! 「繭期大夜会」会場にて特別先行販売決定。 詳しくはこちら . コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。 6. noteプレミアム note pro よくある質問・noteの使い方 記事 マガジン ユーザー ハッシュタグ プライバ … あと、髪と袖のなびきが美しかった。一人称の「ぼくちゃん」に、一言目でビジュアルとのギャップに驚いたけど……笑 コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。 23. noteプレミアム note pro よくある質問・noteの使い方 記事 マガジン ユーザー ハッシュタグ プライバ … ヘル・クランに行ったディエゴも、どうか発狂死みたいな結末にはならないでほしい……。まっとうに繭期を抜けて大人になるんだよ……!(もはやおばちゃんの視点), エミールたちは、この後のクラン崩壊のニュースを聞いてどんな気持ちになったんでしょうか。でも、ソフィも言っていました。「ここにはみんなが眠っている」。たとえクランが焼け落ちてしまったとしても、彼らがともに過ごした思い出や、クランに置いていった「友情」は色あせないと信じたいです。 クランに置いていこう。そしていつか懐かしむんだ、って。言葉ちゃんと覚えていられないのが悔しい。, 『置いていく』ってとっても素敵な表現ですよね。 ☽cocoon 月の翳り 星ひとつ . ◆ソフィ・アンダーソン このシリーズは、作品を重ねるごとにどんどん登場人物が好きになりますね。 TRUMPシリーズ最新作『COCOON 月の翳り星ひとつ』 Ameba Ownd - 無料ホームページとブログをつくろう. デリコ家とウルに囚われ、父の愛情を求めるラファエロの姿を、アンジェリコは自分に重ねていたのでしょう。だから、アンジェリコにとって二人は「僕は君で、君は僕だ」で、父たちのように互いに切磋琢磨できる関係だと信じていました。 この一件から考えるに、アンジェリコはウルが嫌いなんですかね。だからTRUMPであそこまでウザ絡みするのかな……(と思ったけど、「星」を観てからはウルにも特級貴族としての理想を押しつけたいだけかな、と感じました。追々もうちょっと丁寧に考えたい……)。 ブログを報告する, Patch × TRUMP series 10th Anniversary『SPECTER』感想, Patch stage vol.11『JOURNEY-浪花忍法帖(なにわにんぽうちょう)-虹ver.…, THE PLAN9 芝居座 ~其の参~ 『無人島に何か一つ持ってくとしたら何持ってく?』感想. Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. ラファエロが最後全てを受け入れて決意した、ウルを守れるくらい強くなるんだっていう覚醒にも近いような強い想いは、呪いではなく希望だと私は受け取りました。, 自分を見て欲しいという絶望的な願いの中での、お父様に愛されるための手段。それはラファエロの中で光に向かう道筋だったはず。自分の人生を諦めたのではなく、受け入れて決意したように思えました。, あのシーンでの産声はウルの声でしょうか?ウルとラファエロとの年齢差詳しくわからないんですけど、ウルと自分に血の繋がりがないことに気付いたり…?それはさすがにないですかね…。 ディエゴの「美しい繭期」の問題は、ドナテルロによって必要以上の繭期を誘発されていた点だと思われます。, ディエゴにとっての「繭期の肯定」は、彼が自分自身の問題に向き合う過程をすっ飛ばして、自暴自棄と他者の(ヌルい繭期)否定に走るだけになってしまったからです。グスタフが体験した「繭期の肯定」は自分の肯定であり、自分も周囲も「嘘」と全てを否定してしまったディエゴの繭期はむしろ真逆なのではないでしょうか。 ◆「君は僕で、僕は君だ」 ̩͙‬ 観劇してきました。月の絵文字が可愛い。星は観れてません!!!観劇予定の日に仕事入ってしまい行けずに終わりました…。 星みたかったなぁ…私の両の手は星に手が届かない…。 ※以下感想です。考察とかは全然なくて本当にただの感想です。 そして、繭期が重度化したクラン生たちが多くアレンの幻想に囚われてましたが、これはクラウスが同時期に荒れてたからじゃなくて、全てドナテルロのコクーンのせいってことでいいんでしょうか。前者だとするとまた一本のお話になってしまいそうだけど、ティーチャー達の訳知りきっかけを考慮すると、何かあったのでしょうか……。 ◆エミール 操り人形、マリオネット、そんな雰囲気があって最高に狂ってました。永遠に繭期の中で踊り続けてるんだなぁって割と本当に信じてしまいそう。TRUMPシリーズは基本的に終わらない悪夢だと思っていて、終演して幕が降りたらテープがキュルキュルって巻き戻されてまた一から始まるイメージ。厨二か!って。 TRUMPを「デリコ三部作」として並べ直して、デ●ズニーの続編風に呼称するなら、個人的な並べ方だと↓になる気がします。 もし、敢えて「美しい繭期」があるとするならば、本当に美しいのは、自分自身の力で自分の問題を乗り越え、越繭していくその姿です。 しかし、問題はアンジェリコです。 誰の中にも存在できなかったアンジェリコが、ラファエロの目にだけは映っていた。ラファエロが「自分自身のために」頑張れる目標を得た瞬間、彼らは「君は僕で、僕は君だ」ではなくなったのかもしれません。, 愛情や自分の居場所を渇望しているアンジェリコが、ラファエロの瞳にも映らなくなった時(自分ではなくウルを選んだ時)、アンジェリコは愛情に飢えた子どものように「泣き虫アンジェリコ」になり、赤い血の涙を流しました。 なので、クランに思い出と友情を置いていったジュリオたちは正解だったのかもしれませんね。友情を置いていくってそういうことなのかもしれない。, そして、希望を象徴するエミールが、そこにあった確かな友情を保証することで、彼らの関係そのものが壊れてしまったわけではないことを暗示している気がします。 ◆ラファエロとアンジェリコ 幕があけた時はLILIUM男の子バージョンかな?なんて思いましたが、やっぱりストーリーの対比でいうと、対になるのはTRUMP-LILIUMですね。 しかし、ディエゴのやってきたことの問題は、それが新たな生き方を見出した「逃げ」ではなく、問題から目をそらしていたに過ぎなかった点ではないかと思います。だから、義父へのイニシアチブを解いたディエゴは、自身の罪に向き合い、新たな自分として生きる覚悟を決めたのではないかなと。 平和主義で優しいミケランジェロが好きです。自分のキャラの濃さを分かった上で、その優しさを上手に立ち回しているところも。 ドナテルロからディエゴへのこの言葉は、完全に願望な気がします。自分が繭期に果たせなかった望みを、便利な言葉に乗せているだけです。 liliumで永遠の繭期となって、cocoonという薬によって繭期を重症化させられました。 そんな、cocoon感想でした。 パンフレットは月の翳りを見た後に速攻で買っていました。これから読みますが星座のキャラ関係図好き。 ディエゴはおばかさんだなぁ…こんなにいい子がそばに居るのに。本当に大バカ野郎のすっとこどっこいのおたんこなすだよ。, アンジェリコは、ラファエロが家名を背負って自分と競い合って生きることが本当の望みだった訳ではないと思いました。 アンジェリコは父との確執によって(恐らくゲルハルトからの一方的なものですが)、家庭内の愛情が不足している。また特級貴族という立場から、社会的にも孤独を感じています。そんな中で、フラ家の一人息子として、そして父に認めてもらうためにも、立派な貴族を目指しているのです。 他人である以上100%理解し合うなんてことは不可能ですよね。『君は僕だ』なんてことはあるはずがないんだ…つらい…。のめり込みすぎた同一視って本当に恐ろしいです。心の支えにしている相手が自分を支えにしてくれていないと、一気に崩れちゃう。なんて、このシリーズのひとつの柱であるフレーズにまで悲しみを覚えてしまう。 舞台『cocoon 月の翳り』感想 【身内向け】好きすぎて仮面ライダービルドを1話ずつ振り返る . ラファエロとアンジェリコの関係性は、決裂したことを除けばまだそれっぽいか……、いや、でも結局アンジェリコの片思いぽく終わったよね本作……。 その証拠に、グスタフは今も繭期やクランが嫌いだと言っていますしね。繭期は好き好んでなるものではないが、そうなった自分は受け入れてやるしかない、といったところですかね。 だからこそ、グスタフによる過去の謝罪にドナテルロは堪えられなかった。自身の繭期に満足していないドナテルロの精神的支柱は、かつてのグスタフの完璧な繭期の姿にあったから、その本人に謝罪されると、ドナテルロの世界観を否定されたも同然なんですよね。彼の世界は崩壊寸前になってしまいます。 正直な感想は、一度ですんなり理解するには難しかったかな?, 何がって一言でいうなら、ライネスのタイミングがちょっと難しかった。たぶんこの作品、一回じゃ分かんない気がする。観劇後にいろいろ考えててちょっとずつ分かってきた感じです。 最後まで読んでくださった方、いるのかな……?笑 TRUMP2 =COCOON みんな大好きふせったーでディエゴとジュリオに関してのとても興味深い考察を拝見して、間違いなくそれです。となったので早く円盤がほしい。そうかもしれない裏設定(?)を頭に起きながらまた観たい…!, 一時の退屈しのぎだといいながらも、ジュリオにとってディエゴやエミールとの日常は楽しかったはず。そこにあったのは友情だったはず。, 最後の語りがとても好きでした。 そして、ミケランジェロの殺陣がかっこかわいい!本当は剣術も争うことも得意じゃなかろうに、がんばって剣振り回してる感じがとても良かったです。 グスタフ自身が極悪非道で、人の命を何とも思っていないような性格だったら、腸煮えくりかえるくらいの想いで憎んでいたかもしれない。でも、そんな人はどこにもいなかった。憎みたかった"片目だけが銀色の吸血種"は繭期と共にどこかへ行ってしまってような感覚です。, むしろそんな繭期を美しいとして(いや、繭期は美しいんですけど)投薬実験をして、若きヴァンプたちの人生を私物化し狂わせたドナテルロに怒りと嫌悪感が増し増しになりました。, と、TRUMPシリーズってことを忘れるくらい人間臭いドラマでした。(人間じゃないけど) trumpシリーズ最新作『cocoon 月の翳り星ひとつ』 ameba ownd - 無料ホームページとブログをつくろう. 以下、トピックごとに。 自分が抱える「檻」や「呪い」に対して、闘うのも逃げるのも、どちらも間違ってないんだと思うんです。 最後にディエゴが実家へのイニシアチブを解除していたのは、彼が逃げることをやめたからなんじゃないかなと思いました。 COCOON 月の翳りの感想:あらすじネタバレ②. TRUMP3 =グランギニョル 今回の新しい登場人物で好きなのはジュリオかなぁ。 本当に素敵な役者さんです…劇団Patch知らない友だちにおすすめするとしたらまず亨くんからかもしれない。 パンフで解決する点とか、矛盾する点があったらごめんなさい。, みなさん繭期お疲れ様です! 美人ーーー!!!!声低ーーーーーーい!!!僕ちゃーーーーん?!!??! 吸血種、不老不死っていうファンタジーな世界ではあるけど、COCOONのストーリーの主軸が家族や愛やアイデンティティのお話だったからそういう所でも具合悪くなりそうでした。, イニシアチブだとか名前だとか、色々な呪いや支配があるけれど、結局は各々の捉え方や感情が左右するところが大きいのかもしれないなあと思うことがあります。(シリーズの大前提覆すようなことを、こんな新参者が何言ってるのかって怒られるかもしれませんけど!) cocoon星ひとつ編も見てきました! 以下、月も星も両方のネタバレ、これまでの作品のネタバレを含みます。あとcocoonパンフも読んだのでパンフも。 trump再演だった…?? グランギニョル見てて、cocoon月見てて、trumpの結末も知ってる状態でほぼtrump(ダリちゃん成分多め)な星を見たわけです … ◆ティーチャーたちと彼らの繭期 舞台『COCOON 月の翳り』感想. あまりに絶え間なく、苦しさや、寂しさや、愛を求める痛々しい気持ちが流れてきた。それを受け止め続けてたら、終演時には完全にキャパオーバーで感情が機能停止してた。空気の質量が本当に重たかった。空気の圧で身体をぎゅっと押さえつけられて動けなくなる感覚。重たかったなぁ…。, とは言っても、理解しきれない部分は沢山ありますし、彼らが理解して欲しい相手は私ではないんですけどね…。 もしいらっしゃったら、お付き合いいただきありがとうございます!! COCOON 月の翳りの感想:あらすじネタバレ③ラスト . 大阪初日だったけど、たしかに繭期勢(シリーズファン)が息を呑んだ瞬間っていつもより少なかったと思います。ソフィ・アンダーソンの名前が出た時と……、あと何だったかなぁ。 cocoon月の翳り編見てきましたとても良かった… 以下ネタバレありの舞台感想です。星ひとつ編はまだ見てません、あと他シリーズのネタバレもあり。 アンジェリコめちゃくちゃ良かったですよね!!! 前々から「お前ら何でもかんでもイニシアチブで解決しようとするなよ! 星は観れてません!!!観劇予定の日に仕事入ってしまい行けずに終わりました…。 オペラグラス持っていかないタイプなので、しばらくどの子が田中くんかわからなかった。遠くからお顔の雰囲気とか背格好とかで判別するのはなかなか難しくて…。声聞いたらわかる!って油断していたら「あなたなのーー!??!!???」って驚愕でしたよね。, 黒髪ロングにフリフリレースのお袖。 コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。 4. noteプレミアム note pro よくある質問・noteの使い方 記事 マガジン ユーザー ハッシュタグ プライバシー ご利用規約 特商法表記 クリエイターへのお問合せ … 2019年5月11日(土)より東京・サンシャイン劇場にて『cocoon 月の翳り星ひとつ』が上演されています。本作は、劇作家・演出家の末満健一が、永遠の命を持つはじまりの吸血種「トランプ」伝説に翻弄される“ヴァンプ”たちを描く人気シリーズの最新作です。 TRUMP1 =TRUMP 不死を失った吸血種《ヴァンプ》たちが、永遠の命を持つとされる吸血種《トランプ》の不死伝説に翻弄されていく。 劇作家・末満健一がライフワークに掲げ、2009年よ … 月別アーカイブ. 君は僕で、僕は君。僕の唯一無二が君であるように、君にとってのそれが僕であってほしかった。ラファエロに愛されたかったのかなって思いました。(愛って、色々ひっくるめての愛ですよ!), ところで私最近田中亨くんを褒め称える協会に入会したので早速会員活動させてもらいますが、本当に田中亨くん、いや、田中亨さん!!!田中亨さんという役者さんが!!!!!!!とてもすきです!!!!!!!!, ジュリオすきすきだいすきでした!嬉しい!田中くんの役が、純粋な気持ちで好きでいられる役で嬉しい!たまらなく愛しい!!嬉しい!!!!! そういえば、ティーチャーたちはいつ、TRUMP=クラウスを知ったんでしょうね。本作時点では、TRUMPの存在にさえも懐疑的な姿勢ですが、「TRUMP」時点になると明らかに訳知りになってますよね。クラン内でどんな変化があったんだろう……。 ドラマ『prince of legend』感想. そしてそれを落ち着いた低めの声で、大事なものを見つめる眼差しで語る田中くんがたまらないんですよ……, 本当に田中亨さん、本当に。田中亨さん。本当。思い出したように、熱に浮かれたように、口を開けば「とおるちゃんが…」って言ってます最近。 *** ドナテルロのように「繭期(思春期)から精神的に抜け出せない大人」って、この世界にもいるんじゃないかなぁ。, 彼らは自身の繭期や思春期に綺麗に置いてこれなかったものを大人になっても引きずっている。置いてくるって言っても忘れ去るわけじゃなく、ジュリオが言うように、いつか懐かしく思い起こす大切な思い出としてしまっておくって感じですかね。, ドナテルロの場合は、グスタフの強力な繭期症状に強い憧れを懐き、自分がそこまでのエネルギーを発散できなかったという悔しさのようなものを大人になっても消化しきれていません(まだ私が整理しきれてないので、それ以外の感情も色々ある気がする)。 この物語の理解が難しいというのは、ケンカ(殺陣)が多いのもそうですが、男の子の難しい友情劇、という印象からかもしれません。男の子の友情って、しばしば女の子には分からない世界観があったりしますよね(逆も然りでしょうが)。昔観たNARUTOの映画もそんな印象でした。テムジンが出るやつ。 ハロプロから舞台のオファーあったとしてもこの脚本を提出する… « ここのところ見た映画の感想⑤ ここのところ見た映画の感想④ ». 再び繭期。 2020-07-23 ミュージカル『LILIUM 少女純潔歌劇』感想. 衣装はLILIUM感ありました、綺麗だった。特にジュリオぼくちゃんのお袖がヒラヒラと舞うのが美しかったです。 ラファエロのあの怯え方を見ると完璧に愛情の与え方を間違えてしまった感ありますけど…。というか子育てにおいての愛情の与え方なんて、人それぞれですけどね!愛してるよー!ってしてあげることが答えだと思う人もいれば、厳しく接することが答えだと思う人もいるし。だからダリちゃんのあれそれはダリちゃん的には愛だったんだと!でも対応の差って子ども敏感なんだよって!!!!, 私が乳母になってあげたい。ラファエロぼっちゃん、ばぁやが傍におりますよ。お外はもう冷えて参りましたから、お部屋に戻りましょう。鏡をご覧になってください。ぼっちゃんのお顔立ちは御両親によく似ていらっしゃいます。お母様に会いたい時は鏡を覗いてみては如何でしょうか(たのしい), 荒木さんの動きがお人形さんみたいに見える瞬間が多々あって、観ていてとても興奮しました。ただでさえお顔がお人形さんなのに…! ある意味、「月の翳り」はラファエロの成長物語なんだなぁ。強くなるという、自分自身のための目標を見つけられたんですね。 最後、お家の人がそんな子はいないって返事をしたのはイニシアチブが解けたから?自分の生い立ちを周囲に暴露したことで、ディエゴの中の"グランド家の子である"という意思が完全に消えてしまったからなのかな。んーーーーわからないことばかりです。, グスタフの片目。そうだろうなって思ってました。片目の眼帯気になるなって思ってて、COCOONでそこに触れたらどうしようハハハとか思ってました。触れちゃったよ…。この事実を突きつけられた時、割とスっと受け入れられた自分には驚いたような、そんな気がしていたような。本当にグスタフに対しての怒りはほとんどなかったんです。, 繭期を抜けて大人になったグスタフ。荒々しさはありながらも、かつて繭期だった頃のような獰猛さや凶暴性はもう見られない。怒りが湧かなかったのはそれもあったのかなぁ。 ドラマ『fake motion -卓球の王将-』感想. でも、ラファエロもお父様を嫌いたいわけじゃないのです。そして、疎ましく思うことはあれど、ウルもまた大切な大切な弟なのです。だから、ラファエロはこの「檻」に自分なりに立ち向かうため、自分の意思でウルを守ることを決意しました。 about id:aoionon. WordPressテーマCocoon(コクーン)を使ってみた感想レビュー . 今回、新たな魅力を見つけたのはミケランジェロかな。 cocoon〜月の翳りと星ひとつ〜観劇感想 5月15日のマチネ、星ひとつから観劇してきた。 一言言わせてください。 末満さん、ありがとうございます…! 私は『trump』でウルがとても好きだったのでいやそりゃもう泣くよね. 舞台『specter』2019年度版感想. (2がサックリで、3でちょっと盛り上がる感じ、というマニアックな感覚に基づきます) 僕ちゃんキャラって普段そんなに好きにならないんですけど、そういうの凌駕してくるのが田中亨さんです。お高く止まっているように見せかけて、仲間思いの優しい子でしたねジュリオくん。えっ、普通…えっ……ジュリオ…普通の子だ……でも確実に繭期、それが凄い。だるそうでこの世の全てに退屈していて、お姫様みたいで愛おしい。, 退屈しているとか言ってるけど放っておけないの、結局は楽しかったんだろうね。退屈退屈って言ってるけどその中でも彼との日々には間違いなく彩(いろ)があったはずなんですよ。ジュリオに視える感情の色とはまた違い、日々が彩られるような感覚があったんだと信じています。ところで顔の白い部分が少ないのって繭期抜けそうだったからなんですかね。わからない。, 投薬を持ちかけられたジュリオが、キミは退屈させないなぁって揺らぎながらも、最終的にあちら側へ行くことを拒むのがいいですよね。, エミールにいっちゃだめだ!って止められる階段のシーンがとても印象的でした。 捨てる、忘れる、蓋をする、なかったことにする、そのどれとも違う。確かにそこにあったからこそ、置いていけるんですよね。, 彼らの友情は終わっていないし、壊れてもいない。 だからこそ、繭期症状に異常なほど心酔しているドナテルロの、大人としての異質さが感じられるのかもしれませんね。 公演は終了いたしました。たくさんのご来場あ … COCOON 月の翳りのネタバレ感想:キャラクターについて . ※観劇前提で喋ってるので、ネタバレそのものをお求めの方にもたぶん向かないと思います……。 末満さんの予告通り、歴代TRUMPシリーズ的な叙述トリックはなしとのことで、物語自体の流れは爽やかにさっくりとした展開でした(題材の重さは別として)。 繭期のグスタフの衝動の苦しさは、抑制剤の効力の外にあったもの。抑えきれないからこそ、つらかったのです。だから、「繭期の肯定」(とそれが生み出した「美しい繭期」)は、苦しむグスタフが何とか見出した生きる道でした。 人畜無害そうなぽやぽやオーラで油断させておいてウォラァアアア!みたいな(?), 最近パチステの『羽生蓮太郎』を観たこともあって田中亨さんも~~~~~~~~~~~~~本当に~~~~~~~!!!!いい!!!!!!PASMOにチャージしてあげようね~!!!あっICOCAか!!!ICOCAチャージしてあげようね~~!!!!!の気持ちになるんですよ… 『cocoon月の翳り星ひとつ』公演グッズ「ワタナベ商店」にて販売決定! - 『cocoon月の翳り星ひとつ』公演グッズが「ワタナベ商店」に登場です!是非ご利用ください。【販売日時】・セブンネットショ 舞台「cocoon 月の翳り」の感想文。 (『星』は こっち ) ※毎度のことながら、 今作とTRUMPシリーズすべて(『星』除く)のネタバレ が多く含まれますのでご注意ください! ウルが産まれる前の、ダリちゃんとラファエロの親子的な関わりってどんなやり取りがあったのでしょうね。その頃から厳しかったのかな。まぁでも多分物心ついた時にはウルがいて、ウルを守ることこそ自分の使命のように繰り返し言い聞かせられていたら歪んでしまうのも道理ですね…やりきれない。, ウルを守れるくらい強くなることが、家を守り、強いては自分を守ることに繋がるんだと、そんな愛をこめていて欲しい。ラファエロに救いが欲しい。, フリーダ様から厳格な父であれと願われた彼は、毅然とした態度で貴族としての姿勢を示し、父親であろうとしたのでしょうか。ウルは守る対象で、ラファエロは貴族として育て上げる対象だった。 と言いつつ、一回観劇のみでこの記事を書いてるので、その程度の感想文なのですが……。 ◆「繭期の肯定」 アンジェリコは、ラファエロの目に映ることで自分の存在を確認したいのに、檻の中での闘い方を見つけたラファエロは、もう以前のような眼差しは向けてくれない。だから、アンジェリコはラファエロの「目」が嫌いだ嫌いだと散々叫ぶんですね……。 しかしその分、一種の「TRUMP」外伝として、すっきりとまとめられているので、初心者にも入りやすい作品になっていると思いました。 ちなみ2019年5月現在、正規購入できるパチステDVDの中でハブレンがいっっっちばん好きかもしれません。, 最初にディエゴが『嘘』って言った時。繭期の中の自分が『本物』だから、屋上で希望を語ったのは『嘘』だと表現したんだと思いました。でも、本当の本当に、彼自身が『嘘』だった。, そんなことってある~??そんな悲しいイニシアチブがあっていいの~~????って暴れまくりましたが、イニシアチブなんて悲しくてつらいものばっかりだった…。 cocoon感想まとめ 私ね、今ここで懺悔します。 2015年NU版TRUMPの大千秋楽の時のアンケートに「幸せになってほしいとも思うけど、不幸の渦の中でずっともがいていてほしいとも思います。 COCOON 月の翳りの感想:あらすじネタバレ① 6 おっつ COCOON 月の翳りの感想:あらすじネタバレ② . 悪く言えば事なかれ主義だと批判されてしまうかもしれませんが、自分が大人として感情移入できるのは彼かなと思います。さすがに私も思春期はとうの昔に「越繭」しましたので笑、世代という意味で感情移入するのはティーチャーたちですね。 笠原桃奈ちゃんと観劇させて頂きました、、、 ご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが. 舞台「cocoon 星ひとつ」の感想文。 ※毎度のことながら、 今作とTRUMPシリーズすべてのネタバレ が多く含まれますのでご注意ください。 ここで 『星ひとつ』からTRUMPシリーズに入られた方 のために、過去作のおすすめをしておきますね(全部DVD出てます! 星みたかったなぁ…私の両の手は星に手が届かない…。, ※以下感想です。考察とかは全然なくて本当にただの感想です。 それはさておき、そんなテーマを女性客99%の中でやるので、叙述トリック的展開がないことも相まって、末満さんが観客の反応を不安に思っていたのも分かる気がします。 | でもそこに縋っていたらいけないんだっていう想いもあったのでしょうか。友情は血と共に流れて消え去ってはいないけど、道は確実に違えてしまったのが悔しいやら切ないやらやるせないやら。, 大切な宝物だからこそ、共に過ごした場所に置いていくのがいいんだって、そんなこと言えちゃうジュリオ好きにならないわけがないんですよ… 逃げた先に何かを見出だせれば、それは間違いではないと思うのです。, TRUMPを経た結果としては、闘いに執着してしまったラファエロとアンジェリコは、不本意な形で破滅してしまいますし、息子を失ったダリとゲルハルトもある意味では、家柄という「呪い」に打ち勝つことができなかったと解釈できます。 希望の繭期の世界に包まれているエミールはウルで、ウルの名前の意味は希望、なんですよね。 TRUMPシリーズ最新作『COCOON 月の翳り星ひとつ』 Ameba Ownd - 無料ホームページとブログをつくろう. その中の一つでもあるtrumpシリーズ. 荒木さんはその全ての記憶がありそう…って、実際に何公演もやってきているわけだから事実そうなんですけどね。, ラファエロが二択を迫られるシーンで個人的に熱いものが込み上げてきたのは、エミールが「僕はウルじゃない!」って言外にアンジェリコを選ぶように言ったところでした。エミールってばなんていい子なの…今でも涙が滲んでしまう。あんな状態で、僕は本当のウルじゃないんだから選ばないで!って言える?言えないですよ…。弟に見えていることで命が助かるならそれを利用してもおかしくないのに。 物語の本筋を思うと気安く歓迎できないけど、学生時代の彼らの空気感を垣間見れたのも良かったです。 ディエゴにとって、上級貴族の「檻」は、自分自身のイニシアチブが作り出した仮染めのもの、「嘘」です。だから、檻がたとえ本人を苦しめるものだったとしても、本当の檻=居場所をもつラファエロとアンジェリコが、ディエゴはきっと羨ましかったんですね。 グスタフが単なる筋肉おバカじゃなかった……!ドナテルロとの小難しいやり取りは相変わらず脳筋だったけど、それもご愛嬌……!郷本さんが発される怒号が、いかにも「超怖い体育教師」って感じで、個人的にはまり役でした。 本作、もう誰が誰に「君は僕で、僕は君だ」を言ったか分からんのですが、本作は特に片思い的なセリフになっているなぁという印象があります。, 過去エントリーにも書いたのですが、このセリフは本来、どこか共通点をもつ二人が互いの生き方に敬意を評し、どこか憧れを含んだものだと私は解釈してきました。 「月の翳り」に目をむけないというか、常に光の部分だけを見ているというか。 誰の心にでも光の部分と影の部分があり、その光と影の分量が物事や考え方や見方によって変化するものだというのが物語のテーマなのかな?と観終わったあとで思った。 TRUMP series INTRODUCTION. まだ観劇できる方がうらやましい~! ぜひお楽しみくださいね。 泣ける作品!っていうよりも、なんだこれ…もうやめようよ…話せばわかるって…ね…お願いだからお話しよ…冷静に気持ち伝えあおうよ……。ってそれが出来たら繭期じゃないよね…はは……ってなりました。話し合えたとて理解し合えていたかはわからないですけども。終わったあとはとにかく“無”でした。ぼーっと一点見つめて動けなかった。胸のど真ん中がずどんと重たくなって、しばらく動き出す気力が湧かなかったです。, 叫び声って、それを聞くだけで気持ちが侵食されていきますね…。疲弊といいますか、その気配に当てられるといいますか。込められている想いが爆発して空気がビリビリするのを感じる度に、少なくとも私にはその思いが届いているよ。あなたの痛い思いを、私は聞き届けるよ。って返してあげたくなりました。, 感情が塊になって飛んできたあの感覚をどう説明していいか分からないのが悔しい。 tokyo 2019年5月11日(土)~5月26日(日)サンシャイン劇場. エミールの世界には希望が満ちています。そんなエミールが最後にみんなの友情を確認するのは、このシリーズに珍しく少し救いのある終わり方だったんじゃないかなと思います。, しかし、3人とも生き延びてよかったよ……この後のTRUMPに出てこない以上、彼らの一番手っ取り早い扱いは「死亡」だと思ったので。 「抑制剤の存在が悪いのであり、本来は自然に任せるのが一番だ」といった議論は、思想的な領域に入ってしまいますので、ここでは避けますね。 グランギニョルを知ってると、彼らの出生の背景を知りながら『月の翳り』を鑑賞できるわけなんですが、どちらかというと『月』を観てからグランギニョルを観る方が、ある意味従来のTRUMPっぽい発見があって楽しみ方ができるのかもなぁ、などと。 さて、今からゆっくりパンフレット読みます! 私は初ソフィがDVDの西井さんだったので(ファルス除く)、孤児院時代の小柄なソフィが、その生命力や高潔さをキラリと輝かせた力強い姿が浮かんできて、嬉しいやら切ないやら、複雑な気持ちになりました(ソフィへの溢れすぎる思いは、過去エントリー『マリーゴールド』の感想文の通りです)。, ◆最後に、過去作とのつながり *** 2020年9月9日 2021年1月2日. osaka 2019年5月30日(木)~6月5日(水)サンケイホールブリーゼ. 薬から抜け出せない人たちと家名に縛り付けられる人たち。その周りの人たち。友情や愛や家族のお話。間違いなくTRUMPシリーズなんだけど、ファンタジーっぽくなくてドロドロしていた。, blooming__123さんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog ◆ジュリオ ある1人のヴァンプを中心としたお話ですが. 「cocoon」月の翳り・星ひとつ公演スケジュール:東京/2019.5.11~5.24 サンシャイン劇場大阪/2019.5.30~6.5 サンケイホールブリーゼ作・演出:末満健一 ◆ディエゴ