国民年金と国民健康保険をはじめとした公的年金や、個人型確定拠出年金(iDeCo)のように任意加入できる私的年金、小規模企業共済などの「控除証明書の送付時期」を下記にまとめました。 確定申告を行う際、一年間に支払った生命保険料や社会保険料などの控除を受けるために、添付しなければならない書類のことを「控除証明書」といいます。控除証明書は、上記の時期にそれぞれの運営主体から郵送されます。証明書は捨てずに保管しておきましょう。 *この中で「国民健康保険」だけは、厳密には控 … 「老後に備える金融商品の国民年金基金とiDeCoや小規模企業共済の違いってどんなところ…?」 →確定拠出年金制度のメリット・デメリット【節税金額の試算付】・・・記事未了 小規模企業共済:2.39% これからもお付き合いの程、よろしくお願いいたします。, ご指定頂けます。 「自営業者やフリーランスと会社員では公的年金がどのように違うの?」 何度か訪問しましたがその度に必ず前回の復習を始めにしてくださるのもとても有り難かったです。 自営業・フリーランスと会社員の公的年金の違いを確認します。国民年金基金とiDeCo・小規模企業共済を比較し、老後の資産形成についてのポイントを解説。国民年金基金を選ぶならほけんの窓口で無料相談!無料相談をご希望のお客さまは、ネットまたはお電話で来店のご予約をお願いします。 よって、自営業者が生活費を確保するためには、会社員の厚生年金に代わる何らかの金融商品(国民年金基金等)で自ら備える必要があるでしょう。, 自営業者は「定年がないので元気なうちは働くつもりだし、いざとなったら貯金を使えばいい」と考えがちですが、下記のようなリスクがあります。, 内閣府の調査(※同上)によると、「老後に向け準備したい(した)公的年金以外の資産」は、以下のとおりとなっています。, ここでは、個人事業主が加入できる「上乗せ年金」の金融商品として、iDeCo(個人型確定拠出年金)と小規模企業共済の特徴を把握し、国民年金基金と比較してみましょう。, iDeCoは加入者本人が運用商品を選んで掛金を運用し、運用実績に応じた額を受取る年金制度です。, 自営業者やフリーランスの掛金上限額は国民年金基金の掛金と合算して月額68,000円となっています。掛金は小規模企業共済と同じく、本人分のみの全額が「小規模企業共済等掛金控除」として認められています。, iDeCoと国民年金基金との大きな違いは給付方法(期間)と給付額です。iDeCoは年金を受取れる期間が確定している「確定年金」であり、運用結果次第で受取れる年金給付額が変動します。一方で、国民年金基金は2口目以降に「確定年金」もありますが、基本となる1口目が一生涯受け取れる「終身年金」であり、年金給付額が確定しています。, 小規模企業共済は「経営者にも退職金を!」というコンセプトで、中小機構(独立行政法人中小基盤整備機構)が提供している共済制度です。個人事業主が廃業したり、小規模法人の役員が退職した場合等に解約し、掛金額に応じた共済金を受取ることができます。, 国民年金基金との違いは給付方法(期間)です。国民年金基金は「終身年金」が基本であるのに対し、小規模企業共済は共済金を一括受取が基本で、要件を満たした場合に分割受取(期間10年または15年)や一括受取と分割受取の併用が可能となっています。, 自営業者の「長生きリスク」に備える「上乗せ年金」をいくつか紹介してきました。各商品の特徴を理解し比較した上で、特に、掛金と年金額のバランスや年金が受取れる期間について自身のニーズに合う商品を選択するとよいでしょう。. ただ、店舗の状況によっては満席の場合等、すぐにご対応できかねる場合がございます。ご来店の際にお待たせすることなく確実にご対応させていただくためにも、事前にご予約いただくことをおすすめしております。, はい、無料です。 国民年金基金と小規模企業共済は固定利回りが確保されている制度で、一方個人型確定拠出年金は個人の運用の成果により受取金額が変化します。 なお、小規模企業共済制度については 7月15日付の資産管理のキホン に投稿していますのでご興味のある方は参考にして下さい。 公的年金には、全国民が共通で加入する国民年金と会社員や公務員が加入する厚生年金の2種類があります。 これからもお付き合いの程、よろしくお願いいたします。, *2:2020年度の国民年金満額支給月額65,141円×夫婦2人分(厚生労働省年金局), *3:2020年度の夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額(厚生労働省年金局). 国民年金基金は、自営業・フリーランスなどの国民年金の第一号被保険者の方々が安心して老後を過ごせるように、国民年金(老齢基礎年金)に上乗せして加入できる公的な年金制度です。 →お得!国民年金基金の掛金はすべて社会保険料控除!節税額はいくら?, ここでは、「小規模企業共済・iDeCo・国民年金基金」の制度上の違いについて、項目ごとに見ていきましょう。, そもそもこれらの制度は誰が運営(実施)しているのでしょうか?運営母体を見てみましょう。, 運営母体は、小規模企業共済は「中小機構整備基盤機構(中小機構)」で、iDeCoと国民年金基金は同じ「国民年金基金連合会」ですね。いずれも法律に基づいて設立された公的な団体です。, 公的な団体が運営しているということで、預けたお金がなくなるといった様な心配はあまり要らなさそうですね。, なお、国民年金基金には、地域型(各都道府県)と職能型(弁護士や歯科医師等の職業ごと)とがあり、それぞれ基金が設立されています。, 小規模企業共済は、個人事業主や会社役員しか加入することが出来ません。従って、サラリーマンや専業主婦などは対象外です。一方で、iDeCoは基本的に誰でも加入することが出来ます。, また、国民年金基金に加入できるのは国民年金の加入者だけで、サラリーマンや専業主婦(会社で社会保険に加入している方とその扶養家族)は加入できません。, iDeCo以外は加入者が限定されているので、自分がそもそも加入できるのかという点は予め把握しておいた方がいいでしょう。, いずれの制度も併用可能ですが、iDeCoと国民年金基金を併用する場合は、両方の掛け金合計が月額68,000円以内でなければならない、という点を忘れずに。, それぞれの制度では、掛け金をどの様にして支払うのでしょうか?また、年払いなども可能なのでしょうか?, 掛け金の支払い方法や、タイミング、口座残高が足りなかった場合の取り扱いなどについては以下の通りです。, 支払い日は異なるものの、いずれも掛け金は毎月口座振替により支払うのが基本ですね。なお、iDeCoは口座振替ができなった場合に後で再振替や振込などをする事が出来ないので、注意が必要です。, 注:小規模企業共済は年末に1年分をまとめて前納する方が多いですが、12月に口座振替が出来なかった場合、その分の所得控除を受ける事が出来なくなるので、必ず口座振替日までに十分な残高を入金しておく様にしましょう。, それぞれの制度に加入すると、毎月掛け金を支払う事になりますが、いくらでも掛け金を払えるという訳ではありません。毎月の掛け金は以下の範囲内で支払う事になります(届出をすれば掛け金の額は増減可能)。, なお、iDeCoは上限額が68,000円となっていますが、これは加入者の職業によって異なるので少しややこしいです。以下で限度額を一覧にしておきますね。, 支払った掛け金は、全額が所得控除としてその年の合計所得金額から差し引くことが可能です。, 生命保険料控除の様に払った金額の一部ではなく、全額が所得控除となるのが嬉しいですよね。, なお、掛け金全額が所得控除となる点について制度間で違いはないですが、どの所得控除に該当するかについては、以下の様に違いがあります。, 社会保険料控除(国民年金基金)だと、同一生計の家族の為に支払った掛金を世帯主の所得控除項目として処理できます。, しかし、小規模企業共済等掛金控除の場合は、支払う義務のある本人の所得控除項目としてしか処理できません。つまり、サラリーマンである夫が専業主婦である妻のiDeCoの掛金を支払ってあげたからと言って、夫の所得控除項目として利用することはできません。, 社会保険料控除と小規模企業共済等掛金控除には上記のような違いがありますので、注意して下さいね。, 参考までに、各所得金額ごとにどれくらい節税効果が得られるのかを、毎月の掛け金が1・3・5・7万円のパターンで見てみましょう(月額7万円は小規模企業共済のみ可能)。, 前提:所得税は速算表に基づいて算出したものに復興特別所得税(2.1%)を加算。住民税は課税所得金額の10%。住民税均等割は無視。, 毎月の掛け金が増えれば節税額が増えるのは当然ですが、所得税率は所得金額が増えれば増えるほど高くなる超過累進税率を採用しているので、課税所得が大きい人ほど節税金額も増える事がわかりますね。, 将来の退職金を用意する為とはいえ、掛け金を支払うことで日々の生活が苦しくなってしまっては意味がありません。, そこで、資金繰りが苦しくなった場合は、掛け金の支払いを一時的にストップすることは出来るのでしょうか?, 小規模企業共済は、入院するなど余程のことがない限り掛止めは出来ません。従って、資金繰りが苦しい場合は毎月の掛け金を1,000円まで下げて頑張って払う様にしましょう。, また、iDeCoと国民年金基金はいつでも、いつまででも掛止めをする事は可能ですが、それに甘んじる事なく可能な限り掛け金を支払った方がいいでしょう。なんといっても、自分の老後資金の為ですからね。, ところで、掛け金を一時的にストップするだけでなく途中解約も出来るのでしょうか?この点については以下の通り。, 小規模企業共済には任意解約という解約方法が認められているので、いつでも解約可能です。, 国民年金基金については、自己都合で脱退する事は出来ないですが、会社員になって厚生年金に加入したなど、国民年金基金の加入員資格を喪失した場合は脱退可能(というより強制的に脱退)です。, 最後にiDeCoですが、iDeCoは一度加入すると基本的に脱退が出来ません。例外的に、保険料免除者である事や通算拠出期間が3年以下などの条件を満たせば途中解約が可能ですが、普通の人は脱退出来ないと思っておいた方がいいでしょう。, 支払った掛け金は、将来もらう時に増えているのでしょうか?長期間に渡って積み立てるからには、増えていて欲しいですよね。, 上の表の様に、いずれの制度でも支払った掛け金よりももらうお金は増えます。ただし、小規模企業共済とイデコについては絶対に増えるという訳ではありません。, 後述しますが、小規模企業共済は任意解約が可能なので、払込月数によっては将来もらうお金が払った掛け金よりも少なくなる事もありえます。, 参考までに、毎月1万円ずつ掛け金を支払った場合、将来いくら受け取れるのかが共済のパンフレットに記載されているので、載せておきますね。, なお、小規模企業共済は中小機構のホームページで将来もらえる共済金のシミュレーションが出来ますよ。, また、iDeCoについては支払った掛け金の投資運用先(投資信託等)を自分で決めなければなりません。その投資信託等の運用成果如何によっては、払った掛け金よりももらうお金の方が大きく上回る事もあれば、下回る事もあります。, 最後に、国民年金基金ですが、これはあらかじめ年金額が決まっている確定給付タイプなので、加入した時点で将来どれくらい増えるのかがわかります。, 参考までに、30代の方が加入した場合の掛け金額と年金額の表を載せておきましょう(参照元:国民年金基金連合会)。, 国民年金基金の年金額は、連合会のホームページでシミュレーション可能なので、一度シミュレーションしてみるといいでしょう。, では、具体的な予定利率や利回りはどれくらいなのでしょうか。この点、各制度の予定利率は以下の通りとなっています。, 小規模企業共済の予定利率は、平成8年以前は6.6%だったのですが、そこから4.0%・2.5%と段階的に下がり、平成16年4月から現在の1.0%になっています(参照元:共済のしおり13頁)。, 参考:予定利率は1.0%ですが、受取る共済金は約1.5%で複利運用した元利合計となります。, また、国民年金基金についても平成7年までに加入された方の予定利率は5.5%〜6.5%だったのですが、その後段階的に下がり、平成26年4月以降に加入した方は現在の1.5%となっています(参照元:平成27年度国民年金基金連合会決算32頁), どちらも、年々下がっていますね・・・、それでも定期預金にしておくよりはいいですけどね。それに、節税効果を考慮すれば十分に得と言えるでしょう。, 最後にiDeCoですが、iDeCoは上述の様に自分で掛け金の投資運用先を決めます。そして、その運用先の運用成果によって利率が異なるので、一概に何%ということは出来ません。, しかし、一般的に利回りは年1〜5%程度の範囲内に収まることが多いのではないでしょうか。, 払った掛け金はいつ年金等として受け取ることが出来るのでしょうか?共済金等の受給資格は以下の通りです。, 小規模企業共済は任意解約が出来るので、12ヶ月以上掛け金を払い込んだ後であればいつでも共済金を受け取る事は可能です。しかし、任意解約の場合は240ヶ月(20年)未満で解約すると元本割れをしてしまうので要注意ですね。, 一方で、iDeCoや国民年金基金は老後の資金として貯めているものなので、原則として60歳もしくは65歳になるまでは年金等を受け取る事が出来ません。, 注:小規模企業共済の分割受取りは、受け取り時に60歳以上でないと出来ません。また、分割受け取りの額が300万円以上ある事が必要です。, 各制度で様々な受取り方法がありますね。なお、国民年金基金にも受取り方法の選択肢はありますが、年金形式以外で受取ることはできません。, 老後の資金として積み立てているのに、将来受け取った時に税金でたくさん取られてしまっては意味がありません。そこで、これらの制度は将来お金を受け取った時も税金が優遇される様になっています。, 一括で受け取る場合は退職所得となるのですが、退職所得の計算方法は以下の通りです(参照元:国税庁)。, 従って、例えば25年加入し続けた小規模企業共済を解約して一時金として1,200万円受け取った場合の退職所得は、以下の通りとなります。, 1,200万円貰ったのに、課税の対象が25万円しかないなんて、いかに退職所得が優遇されているのか、という事がわかりますね。, ワンポイントアドバイス:退職所得の計算上、前年以前4年内に複数の退職金を貰った場合はそれぞれを合算した額から控除額をマイナスします(参照元:国税庁)。同年に複数受給開始したが故に、控除額を超えてしまう様な場合、税金が発生してもったいないですよね。, そこで、例えば小規模企業共済とイデコに加入している場合、一緒に年金の受給を開始するのではなく、どちらかの受給を開始してから5年経過後にもう一つの年金の受給を開始してみましょう。, 従って、例えば年金受取り時の年齢が67歳の方が、年間250万円の年金(その他の年金も合算した額)を受け取った場合の所得は、以下の通りとなります。, 小規模企業共済にのみ登場する一時所得についてですが、一時所得の計算式は以下の通りです(参照元:国税庁)。, 例えば、120万円の掛け金を支払って任意解約し、130万円の共済金を受け取ったとしましょう。この場合の一時所得は、以下の通り。, 解約までに120万円の掛け金を支払っているので、それを「収入を得るために支出した金額」として、総収入金額から差し引きたいところですが、残念ながらそれは出来ません。, なぜなら、掛け金支払い時に全額所得控除という恩恵を受けているので、一時所得の計算時にも全額差し引けるとなると、課税の公平性を欠いてしまうからですね。, とはいえ、退職所得と同様、最終的に1/2になるので優遇されていると言えるでしょう。, 最後に契約者が死亡した場合に遺族が受け取るお金についてですが、小規模企業共済の場合は相続税の対象となります。ただし、みなし相続財産(死亡退職金等)として扱われるので、他の死亡退職金も含めた合計金額が以下の金額を超えた場合、超えた金額が課税対象となります(参照元:国税庁)。, 一方で、iDeCoと国民年金基金の場合は、遺族一時金に対して税金はかかりません(非課税)。, 上述の様に、これらの制度は老後の資金という意味合いがあるので、お金が急に必要になったからといって中途解約する様な事は基本的に想定していません。従って、中途解約は損する可能性が高いか解約自体出来ない様になっています。, しかし、そうはいってもお金が必要な事もあるでしょう。そこで、お金が必要になった際に今まで支払った掛け金を担保に、お金を借りる事が出来るのかについて見てみましょう。, 表の通り、小規模企業共済はいざとなった時に融資をしてくれますが、iDeCoと国民年金基金からはお金を借りる事が出来ません。小規模企業共済は個人事業主をメインターゲットとしてますからね、緊急の資金需要にもちゃんと対応してくれるという訳です。, なお、小規模企業共済では無担保無保証で即日貸付が可能ですよ。しかも低金利(年0.9%or1.5%)!, 銀行等でお金を借りるよりも利息が安くて済むかもしれないので、お金が必要な場合は一度利用を検討してみてはどうでしょう。, 小規模企業共済・iDeCo・国民年金基金がそれぞれどう違うのかについて見てきましたが、まずどれに加入したらいいのでしょうか。, この点、ベストなのは「iDeCoと国民年金基金のどちらかと、小規模企業共済に満額で加入する!」ですが、結構お金が必要になる(毎月158,000円)ので、これはガッポリ稼いだ方の話として一旦置いておきましょう。, 日々資金繰りと悪戦苦闘する個人事業主や中小企業の経営者にとって、重要なのは節税効果と換金可能性ですよね。, 節税効果という点で考えると、毎月の掛け金限度額が一番高い小規模企業共済がもっとも適しています。節税の必要性に応じて、前納するかどうかを決める事も出来ますしね。, 換金可能性について考えてみると、iDeCoや国民年金基金は最大のデメリットである、「一度加入すると60歳になるまで支払った掛け金を引き出すことが出来ない」という点がネックとなります。, 一方の小規模企業共済は、解約自体はいつでも可能ですし、必要となれば融資を受ける事も出来ます。, 従って、これら3つの制度で加入を考えるのであれば、まずは小規模企業共済に加入するのが良いでしょうね。, その上で、余裕があればiDeCoと国民年金基金のどちらかに加入すると良いでしょう。, では、余裕がある場合に、iDeCoと国民年金基金のどちらに加入すれば良いのでしょうか?, iDeCoと国民年金基金の最大の違いは、将来もらえる年金額が決まっているかどうかですよね。, iDeCoは運用成果次第では年金額が一気に増える可能性があるし、場合によっては支払った掛け金よりも減ってしまう事もあります。, 一方で、国民年金基金は加入時に将来もらえる年金額が決まっているので減る可能性を気にする必要は特にないですが、予定利率が1.5%なのでそれほどたくさん増えることも期待できません。, しかも、今加入した方は予定利率が1.5%固定なので、将来のインフレリスクにも対応出来ないです。, iDeCoでもらえる年金額が掛け金総額を下回るのが嫌だと思う方もいるでしょうが、実際問題1.5%を下回る利回りになることは通常はありません。, それに、将来インフレになった場合は運用商品の利回りも上がるので、インフレリスクへの対応も比較的出来ると言えます。従って、国民年金基金よりiDeCoに入った方が良いでしょうね。, 結論的には、加入の優先順位は「小規模企業共済>iDeCo>国民年金基金」という感じですね。, 加入するのであればまずは小規模企業共済を!と書きましたが、小規模企業共済と同様に中小機構が運営する「経営セーフティ共済」と比べるとどうなのでしょうか?, この記事では、経営セーフティ共済について特に述べて来ませんでした。それは、経営セーフティ共済が老後の資金準備を目的とした制度ではないからですね。, 経営セーフティ共済では、支払った掛け金全額(年間最大240万円)が事業所得計算上の必要経費となるため、節税目的としては良いかもしれません。, しかし、解約時に受け取るお金は全額事業所得計算上の収入金額となるので、実際には単に税金を繰り延べしているにすぎません。, また、掛け金は40ヶ月後に100%になった以降増えないので、長い間寝かせておいても意味がないです(もしものときの事業用資金としては有効ですけどね)。, 従って、老後の資金(退職金)として考えるのであれば、やはり小規模企業共済の方が良いでしょうね。, 個人事業主や中小企業の役員などを中心に、老後の資金を貯める方法として人気の「小規模企業共済・iDeco・国民年金基金」。これらの違いや加入の優先順位について見てきました。, 節税効果や掛け金の支払い方法など、制度上似ている部分も多いですが、圧倒的に違うのが途中解約や融資の可否ですね。, 個人事業主は日々資金繰りとの戦いなので、損をする可能性があるとはいえ、途中解約や融資が可能な小規模企業共済に加入したいところですね。そしてさらに余裕がある方は、iDeCoや国民年金基金などにも加入して行くといいでしょう。, しかし、事業所得があってなおかつFXの所得も申告するのであれば、freeeが便利です。, というのも、freeeでは質問形式の内容に回答していく過程で必要事項を入力すれば、FXの所得の申告に必要な「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」や「損失繰越用の付表」などが作成できるからです。, freeeが事業所得者の確定申告にとって強い味方になるのは言うまでもありませんから、事業所得もありFX所得もある方は検討してみても良いのではないでしょうか?無料会員登録から始められますよ。, 一時所得={総収入金額−収入を得るために支出した金額−特別控除額(最高50万円)}×1/2, 役員報酬は定期同額給与が基本となっているので、自由に変更する事は出来ません。変更出来るタイミングは事業年度開始後3ヶ月以内と決まっており、一歩間違えるとこ損金不算入となってしまいます。ここでは、役員報酬変更の手続き(株主総会決議)や損をしないための心得について見ていきましょう。, 「FXによって実現した利益は雑所得として所得税の課税対象」という事は、大概の方が知っているでしょう。しかし、スワップポイントも課税対象だという事は知っていますか?ここでは、FXで貰えるスワップポイントの課税関係について紹介していきます。, 「FXで利益が出たけど、税金の納付期限間際になってお金が無い!」、そんな方もいるでしょう。しかし焦らないで下さい。税金は納付期限までに支払うのが決まりですが、払えないからといってすぐに財産を差し押さえられる訳では有りません。ここでは、税金を分割納付(払い)する際の条件や差押えのルールなどについて見ていきましょう。, FXによる利益は分離課税の雑所得として申告するのが基本です。しかし、FX専業のトレーダーの場合はどうなのでしょうか?この場合、雑所得として申告するのか事業所得として申告するのか悩む所ですよね。ここでは、FXの利益が事業所得なのか雑所得なのか、について見ていきます。, 会社で発生する小口の経費はどの様にして処理していますか?(小口)現金出納帳を作って管理している方が多いでしょう。しかし、社長が1人で経営している様な中小零細企業の場合、わざわざ現金出納帳を作って現金管理をするのは面倒ですよね。ここではオーナー企業の効率的な経費精算方法について紹介していきます。, FX取引をする際に、くりっく365と店頭FXとを選びますがこれらの違いは何か知っていますか?また、従来このどちらを選択するかによって税金の金額が違っていたって知っていますか?ここでは、くりっく365と店頭FXがそもそも何なのかや課税方法の違いについて見ていきます。, ふるさと納税の意外な落とし穴!?返礼品(特産品)は一時所得として課税の対象になる!. 小規模企業共済等掛金払込証明書を保管する. 気に入ったプランがあれば、複数社のお申込手続きを当社でまとめて承ります。 iDeCoの実施主体である国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」という書類が届きます。 このハガキは、iDeCoの加入者が1月から12月末までに払った掛金(払い込まれる予定金額含まれます)を証明する重要な書類です。 授与作品(ポスター部門) 「私的年⾦(iDeCo)の存在を知っていますか? 経営セーフティ共済、小規模企業共済が最優先 。 iDeCoと国民年金基金は、老後まで引き出せないし、 小規模企業共済とも被って劣るので、 小規模企業共済に満額( 月額7万円 )入れてから検討する方向で。 日本国内に住んでいる20歳〜60歳の全ての人が加入するのが公的年金の「国民年金」です。第1号被保険者である個人事業主も、この国民年金に加入します。全ての人が同じ金額を納付する国民年金の納付額は、令和2年度で月額16,540円です。 20歳〜60歳の40年間、国民年金を全額納付した場合、満額の約78万円がもらえます(令和2年度の場合。正確には781,700円)。その年度によって支給額が多少変動しますが、この約78万円にあたる金額が亡くなるまで毎年支給される金額となります。 一人78万円な … ちなみに、小規模企業共済、国民年金金、確定拠出年金それぞれの保険料(小規模企業共済の場合、正確には掛け金)は、全額が所得控除の対象になります。所得控除というのは、簡単に言うと、保険料を支払った分だけ所得税を計算する時の所得が小さくなるということです。 例えば、小規模企業共済の月額の掛け金が2万円で、確定拠出年金の月額の保険料が2万円だったとします。この場合、年間で48万円の保険料が支払われることになります。そして、所得税を計算する時に、この48万円分小さいも … 平成28年度運用利回り. 女性ならではの疾患についてもご相談しやすいよう、女性のお客さまに限り女性スタッフの指定が可能です。ご予約の際にお申し付け下さい。 iDeCoに加入し、掛金を支払うと、国民年金基金連合会より小規模企業共済等掛金払込証明書が発行されます。年末調整では、この証明書の提出が求められるため、必ず大切に保管してください。 ここに興味深いデータを出しました。 gpif※のデータと比較してみてください。 ※皆様の厚生年金と国民年金を運用しているところ. 国民年金基金と確定拠出年金は(両者併せて)月額68000円まで、小規模企業共済は月額7万円までをかける事ができ、全額が所得控除となります。 各々の詳細については、下に一覧表でまとめました (以下、数値などは2009年度現在のルールです)。 国民年金基金連合会もその趣旨に賛同し、協賛団体として以下のとおり国民年金基金連合会理事長賞を授与することを決定しました。 国民年金基金連合会理事長賞. 一方iDeCoとは、加入者が掛金を支払うだけでなくその運用方法も自分で選ぶかたちの私的年金制度です。 運営元は国民年金基金連合会です。 こういったそれぞれの特徴により違いも生じます。以下、両者の違いをまとめます。 2.小規模企業共済・iDeCoの比較表でみる主な違い. ではなぜ、小規模企業共済の予定利率はこんなに低いのでしょか? データ比較. 何度か訪問しましたがその度に必ず前回の復習を始めにしてくださるのもとても有り難かったです。 ※北海道、広島県は女性スタッフの指定に対応しておりません。予めご了承ください。, はい、商品ラインナップにてご確認いただけます。 保険のプロがお客さまのライフプランをうかがい、それぞれのお客さまに合った保険をご提案いたします。加入されている保険の確認やご相談のみでも承ります。 ご相談の際は、加入されている契約の保険証券やご契約状況のお知らせ等ご契約内容がわかるものをお持ちいただけるとより詳しいご説明ができます。, 一から十まで分かりやすく丁寧に説明してくださり、決して急かす事なく私たちのペースに合わせてくださいました。, 何を相談すれば良いのかも分からないまま訪問させていただきました。 また、ご契約後のサポートも承ります。, 申込手続きはもちろん、保険に加入してからの各種変更手続き等、契約後のサポートまでしっかり行っていただけるところが心強いです。, ご相談いただけます。 ①小規模企業共済は1,000~70,000円/月まで拠出が可能です。 ②第1号被保険者としてのiDeCo、または③国民年金基金(及び付加保険料)は、いずれか、もしくは両者の併用で合計68,000円/月までの利用が可 … また、高齢者の世帯が必要とする1ヶ月の生活費は厚生年金月額とちょうど同じ22万円となっています。 自営業者やフリーランスが1階の国民年金のみであるのに対し、会社員(公務員)は国民年金と厚生年金の両方(2階建て)の年金制度に加入しています。, 自営業者(国民年金)と会社員(厚生年金+国民年金)の年金月額の差は夫婦2人で約9万円です。 それらは国民年金の付加保険料、小規模企業共済、そして国民年金基金といった制度です。 国民年金の付加保険料 これは毎月の国民年金保険料に400円をプラスすることで、将来受け取る国民年金の額が、年額「200円×付加保険料納付月数」分プラスになるとてもお得な制度です。 【税理士監修】小規模企業共済等掛金控除の対象となる代表的なものとして小規模企業共済や個人型確定拠出年金(ideco)があります。これらの掛金は全額所得控除を受けることができ、将来に備えて資金を蓄えることができますが、いくつかの注意点もあります。 心身障害者扶養共済の掛金. 心身障害者扶養共済の対象者は「障がいのある人」を扶養している次の条件を満たす「保護者」です。 加入する時点の年齢が満65 老後の資金や退職金の準備方法として人気の「小規模企業共済・iDeCo・国民年金基金」。これらの制度の違いをちゃんと理解していますか?どれも基本的な目的は老後資金の準備なので同じですが、制度上異なる点も色々とあります。「思っていたのと違うし、お金もないから」と言ってあと … 40社以上の保険商品を保険種類別・人生におけるリスク別に掲載しております。 ※保険契約は同一内容であれば、代理店で契約されても、保険会社(保険会社の営業職員)から契約されても、保険料は変わりません。, 無料相談で今何が必要なのか、どんな保険が私たちに合っているのかを丁寧に説明して頂きました。, 相談の間も子どもたちの遊ぶスペースがあり、ゆっくりと話を聞くことができましたし、納得できるまで何度も相談にのってくれるので安心感がありました。「ほけんの窓口」に来てよかったです。, コンサルティングの結果、現在ご加入中の保険がお客さまのライフプランにあてはまっているとわかれば、そのままの継続をおすすめします。「保険のことを相談したいけど、勧誘されるのでは…」という心配も必要ありません。ご自身やご家族の不安を解決する保障を必要と感じたときに、ご加入いただければいいのです。, 決して無理にすすめるのではなく本当に今必要な物と家計に合ったプランを提案してくださいました。, 「保険」というと少し難しいイメージがありましたが「ほけんの窓口」にお世話になってからはとても身近になり、資産運用に関しても気軽に相談できる場に変わりました。, はい、できます。 保険のプロがお客さまのライフプランをうかがい、それぞれのお客さまに合った保険をご提案いたします。加入されている保険の確認やご相談のみでも承ります。 ご相談の際は、加入されている契約の保険証券やご契約状況のお知らせ等ご契約内容がわかるものをお持ちいただけるとより詳しいご説明ができます。, 何を相談すれば良いのかも分からないまま訪問させていただきました。 ※商品ラインナップへの掲載は募集代理店がほけんの窓口グループ株式会社の店舗で取扱っている保険商品が対象となります。一部パートナー店舗・銀行店舗ではお取扱いがない場合がございます。, 大丈夫です。 (c) HOKEN NO MADOGUCHI GROUP INC. 必ずしも予約は必要ありません。予約をせずに直接ご来店いただいても、ご相談いただけます。 取扱保険会社・保険商品は店舗により異なります。あらかじめご了承ください。 国民年金基金、小規模企業共済、確定拠出年金、中退共の比較 ~ 個人事業主の年金はどれが良い?自分にあったものを選択する ~ スポンサードリンク フリーランス(=個人事業主)の年金、共済金 比較表 国民年金基金連合会が運営をしています。 関連 個人型確定拠出年金(iDeCo)は小規模企業共済等掛金控除!書類の書き方の注意点. 老後資金の為に積立をしようと思うけど、「小規模企業共済・iDeCo・国民年金基金」って何が違うの?まずどれに加入すればいいの?, 公務員や大手企業のサラリーマンと違って、個人事業主や中小企業の経営者には退職金がありません。したがって、老後の資金は自分で用意する必要があります。, 老後の資金を貯めるための手段としては、「小規模企業共済・iDeCo(個人型確定拠出年金)・国民年金基金」がオーソドックスですが、これらの違いはきちんと理解していますか?また、加入の優先順位で迷っている方も多いのではないでしょうか?, それぞれの違いをしっかりと把握した上で加入しないと、後になって後悔する事になりかねません。, そこで、ここでは「小規模企業共済・iDeCo・国民年金基金」の違いと加入の優先度について解説していきますね。, →【完全保存版】小規模企業共済の基本と節税メリットの試算 小規模企業共済は、従業員20人(サービス業などは原則5人)以下の個人事業主や役員が加入できる、経営者のための退職金制度です。掛金は月額1,000円から7万円までの範囲で選ぶことができ、全額が所得控除になります。 年間84万円(7万円×12か月)を掛けて、税率が20%の場合、年間16.8万円の節税効果がある計算になります。国民年金基金やiDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金とは別枠なので、節税効果を最大限利用する場合 … それぞれの違いを一緒に確認していきましょう。, 全国18歳以上の国民約3,000人を対象とした内閣府の調査(※)によると、「老後の生活設計の中での公的年金の位置づけ」として、「全面的に公的年金に頼る」が23.0%、「公的年金を中心とし、個人年金や貯蓄などを組み合わせる」が55.1%と合計約8割の人が公的年金を老後の生活設計のメインとして考えています。, 公的年金は社会全体の支え合いにより一生涯続く、老後の生活費の土台となる制度です。 「経営者の退職金制度」が主な目的の小規模企業共済。国の機関である中小機構が運営している。自分の報酬の中から掛金を積み立て、退職後の生活資金あるいは事業の再建資金等を図るための手段として利用することができる。 「個人事業の廃止」や「65歳以上で180ヵ月以上掛金を納付」等の各事由に該当した場合に、掛金納付期間に応じて一定額を受け取ることができる。また契約者貸付を受けることができ、任意解約するこ … ご相談の間、ベビーベッドの他、お子さまが遊べる無料のキッズコーナーがございます。ご利用を希望されるお客さまは、ご来店時に店舗スタッフにお申し付けください。※一部店舗を除く。, ご加入中の保険の確認や相談のみでも承っておりますのでお気軽にご来店ください。ご要望がございましたら、お客さまの将来のライフプランに合った保険をご提案いたします。ご相談の際は、加入されている契約の保険証券やご契約状況のお知らせなどご契約内容がわかるものをお持ちいただけるとより詳しいご説明ができます。 iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入している人は、小規模企業共済等掛金払込証明書が送られてきます。これは、所得税、住民税の所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の申告時に必要なもの。いつ届くのか、紛失した場合の再発行についても解説します。 当社は保険代理店のため、保険会社から契約手数料をいただいています。そのため、お客さまから相談料をいただきません。 ※他の代理店でご契約いただいた保険についての諸手続き(例えば住所変更や契約内容の変更など)は、お受けいたしかねますのでご了承ください。, 家族4人分の保障内容の確認を一緒にしてもらって、気になっていた保障の重複した部分や特約の内容も分かりやすく説明していただきました。, その上、加入している保険が私たちに合っているかどうか、年齢や性別なども配慮して見直しの提案もしてもらったのですごく助かりました。, ご要望、加入されている保険の内容等によって異なりますが、多くの場合はお客さまのご要望やご希望に合った3~4つ程度のプランをご提案しています。その上で違いをご説明し、どの保険が合うかはお客さまご自身で判断していただくようにしております。, 各プランごとのメリットやデメリット、また金額や保障内容の一部変更によるプランの組み直し提案等の、細かいリクエストにも対応していただきました。, あくまでもこちらの意思決定のタイミングを尊重していただけたので、最後の契約まで納得して行うことができました。, 大丈夫です。 iDeCoや国民年金基金は、60歳もしくは65歳からしか受け取れませんが、小規模企業共済の場合は、年齢関係なく、廃業時に受取りができるので、万が一に備えて、加入しておくことをおススメします。廃業なく安定して事業を運営できれば、年金や退職金として受け取ることができます。 iDeCo 国民年金基金 小規模企業共済; 制度の概要: iDeCoとは、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金の1つのことをいい、国民年金や厚生年金と組み合わせることで、より豊かな老後生活を送るための一助となります。 2020年度の所得控除証明に必要な、「小規模企業共済等掛金払込証明書」(以下、払込証明書)は国民年金基金連合会より2020年10月22日(発送先:2020年9月末時点の国民年金基金ご登録住所)に転送可能郵便にて発送予定です。