東京~アメリカ大陸東海岸に位置するニューヨークまでが10844kmですから、日本人にとってポルトガルがどれだけ遠い国かお判りいただけるのでは。, こんなに離れた二つの国ですが、歴史的にはとても重要なつながりがあったことは誰もが知るところ。 当時、新大陸発見を目指した船にあるだけの食料を積み込んだため、ポルトガルに残った人々は厳しい食糧不足の中を生き抜いてきたと言われています。, 大航海時代の始まりを担ったポルトでは、食文化にも当時の人々の我慢強さが表れています。, それが、ポルト名物のトリパス(Tripas)。 人間はこんなにスタイリッシュになれるものなのか…!と(笑), 温暖な気候もあって、一年中薄着の人が多く、あまり重ね着をする文化もないポルトガル。 15世紀の終わり頃からポルトガルがインドやアフリカなどと積極的に貿易をして一時期繁栄したのに、その力を維持し続けることが出来なかった理由について調べています。今までで分かったことは当時ポルトガルは人口が少なかったのでイギリ 海で夕日を眺めながら、「Saudade…(はぁ…切ない)」 ), ある旅行先が自分に合っているかどうかを判断する上で、食事が口に合うかどうかはかなり重要なのではないでしょうか。, ヨーロッパの料理と言えば、パスタやピザの本場であるイタリア料理や、見た目も華やかなフランス料理など、日本でもかなりポピュラーなものばかり。, ヨーロッパの料理はどれも美味しく、見た目にも美しいものが多いのですが、毎日食べるとなるとどうしても飽きてしまいませんか?, イタリア旅行の始めこそ、本場のポモドーロ(トマトソース)の美味しさに感動したのぶよでしたが、1週間もすると、パスタ・ピザ・ラザニア等の怒涛の小麦粉攻撃に若干辟易してしまいました。, フランス料理でも同じで、芳醇なバターやチーズを用いた料理と本場のフランスパンは初めこそ感動ものですが、徐々に飽きてしまいました。, 一方で、ポルトガル在住時にほぼ毎日ポルトガル料理を外食&自炊していたのですが、一度も飽きたことはありません。, 「ポルトガル料理」と聞いて具体的なイメージが浮かぶ人は、日本人ではかなり少数派だと思います。, お隣のスペインでもパエリアなどお米を使った料理は見られるものの、日常的に食べるかどうかと聞かれると疑問。 一方、ポルトガルとスペインは本当に「没落」しました。 このテーマは、高校生にはかなり難しいと思いますし、私も正確に理解しているか心許ありません。 没落の理由をいくつか挙げると ポルトガルの歴史と文化からポルトガル人の特徴に関する20のあれこれを紹介していきます。ポルトガルやポルトガル人に興味があるなら確認してみましょう。南ヨーロッパのポルトガルはかつて、歴史の中で帝国と呼ばれ、大勢力を誇ったこともありました。 そんな状況の中でも、人々は諦めずに自分の仕事を全うし、見事経済回復を達成することができたのです。, ポルトガル人の我慢強さを良しとする気質は、大航海時代に遡ります。 ポルトガルの没落は、人的資源があまりにも脆弱だったことによる。 わずか100万人(150万という資料もある)程の人口では 、海外の拠点を維持することは難しく、英雄的な開拓者の時代から利益だけを追求する堕落した階層を生むことになった。 大まかには―― 1. (ああ、懐かしい!)」 Copyright © 2018-2021 Ça voir! -さぼわーる- を更新中。, 個人でもOK!ポルトガル・シントラ観光の全てを解説【見どころ・まわり方・チケット・アクセス】, 【実体験】外国人が初めての日本で「すごい!」と感動した10のこと【カナダ人が見た日本】, とにかく絶品。在住者が語るポルトガル名物料理の定番15品【予算・おすすめレストラン情報】, ↑超・豚肉文化のポルトガル。アレンテージョ地方の黒豚はポルトガル人にとってのごちそうです。, まるで関東と関西?リスボンvsポルトの色々な違いが面白い件【大航海時代からの因縁】. 一度足を踏み入れたらもう最後。その魅力にどっぷりはまって抜け出せなくなってしまうのです。, ではどうして、ポルトガルという小国は私たち日本人の心を掴んで離さないのでしょうか。, 気候の良さや物価の安さなどは言うまでもありませんが、ポルトガルと日本の間には文化や人々の気質などにおいての共通点が感じられるように思います。 大航海時代の海洋進出によって、世界的植民地帝国を築き上げたスペイン帝国。 しかし、そのスペインの繁栄は長くは続かなった。 相次ぐ戦争や宮廷の贅沢による浪費、対抗宗教改革による迫害などが重なり、スペイン帝国は没落してしまう。 1545年にボリビアのポトシで銀山が見つかると、ヨーロッパに大量の銀が流入して物価が上昇した。銀に依存していた貴族は没落し、スペインは黄金期をむかえた。 結果. これこそが、ポルトガルという国に存在する居心地の良さの最大の理由かもしれません。, というわけで、のぶよが愛してやまないポルトガルの人々の気質や文化面での魅力を、主観たっぷりで語ってきました。, ヨーロッパにありながら、気取った感じはなく、どこかほっとする。 ただ、ポルトガルもサンティアゴもなくなるわけではありません!現在の未曽有の状況が終息を迎えたら、おいでいただける日が来ることを信じております。, 海外在住7年目の20代後半男子。 ちょっとおしゃれなレストランに行く時も、ハーフパンツとサンダルで大丈夫なほどに、服装に対する人々の目は厳しくありません。, 町並みこそヨーロッパらしい雰囲気ですが、ふと上を見上げると洗濯物(ヨレヨレの下着率も高め)がはためいているローカルな風景が、リスボンの中心街でさえ見られるのがポルトガル。, 一方で、スペインに行ったときは、外から見える場所に洗濯物を干す文化がないことにびっくりしたくらいです。, というわけで、ポルトガルではあまり他人の目を気にする文化はないのではないかと思います。, 自分も気にしないし、他の人も気にしないという、良い意味での無関心文化。 日本語の中には、500年前当時に伝わったポルトガル語がそのまま残っている単語もあり、両国のつながりが感じられます。, 一方のポルトガルでは、大航海時代が終焉した後の17世紀に、当時植民地としていたマカオや日本の芸術に影響を受けたシノワズリ(東洋趣味)文化が花開きます。, 大陸の両端という離れた場所に位置するにも関わらず、古くから交流があり、互いの文化に影響を与えた日本とポルトガル。 イカやタコ、カニやエビなどの甲殻類やあさりなどの貝類、果てはアンコウまで。, ヨーロッパの食文化において、ここまで豊富な種類のシーフードを食べる文化があるのはポルトガルくらいでしょう。(もしかしたらスペインも), 大西洋の荒波で育った魚介類は、どれも脂が乗った絶品。 マカオを植民地化していたポルトガルの商人たちが、交易用の鉄砲を船に積んで中国大陸に向かっていたところ、嵐によって東に流されて、偶然種子島に漂着したのです。, ポルトガル人と日本人の類似点は、芸術面や音楽の好みにおける感性の面でも語ることができます。, 日本の浮世絵の影響が見られるアズレージョ 2019.05.14 日本の演歌のように人々に愛されるファド, ポルトガル人の感性が感じられる二つのポルトガル名物。 ポルトガル共和国(ポルトガルきょうわこく、ポルトガル語: República Portuguesa )、通称ポルトガルは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置する共和制 国家。首都はリスボン。 北と東にスペインと国境を接し、国境線の総延長は1,214kmに及ぶ。 生で魚を食べる文化こそありませんが、余計な味付けをせずに塩焼きでシンプルに味わうことができるのも嬉しい点です。, ポルトガルの肉料理の調理法は、フランスやイタリアなどのソース文化とは一線を画したもの。, 和食でも鶏肉を醤油やショウガに漬けて寝かしたものを調理したりしますが、ポルトガルでは豚肉にオリーブオイルとニンニク、レモンで下味をつけて一晩寝かせておくのが主流です。, また、新鮮な野菜や肉類をじっくりと煮込んで作る料理に欠かせないのが、ブイヨン(=だし)。 中には、Caldo para arrozというご飯を炊くときに利用するブイヨンまであるほど。, 日本から遠く離れた国で感じられるだし文化。 2020年現在、日本との直行便は運航されておらず、フランスやイタリア、スペインなどの名だたるヨーロッパの観光大国に比べると、どこか地味な印象がぬぐえません。, しかしながら、はるばるポルトガルまで足を運んだ日本人は、みんな口を揃えてこう言います。 ポルトガルのアルコバッサ修道院は、12世紀にポルトガル初代国王アフォンソ1世によって建てられたもの。 ダイニングに繋がるドアは、スリムな人しか通れない仕様になっています。 ブイヨン=鶏というイメージがありますが、ポルトガルではその種類も豊富。, など、日本のカツオだしや昆布だしのように料理によって使い分けられるのです。 やっぱり主食はパンのような気がします。, ポルトガルの場合は、肉料理・魚料理問わず、サイドディッシュとしてお米が添えられることが普通です。, オリーブオイルとニンニク、少量のブイヨンでほのかに味付けがされているのが一般的なポルトガルのご飯。 これは、東洋の磁器の装飾方法や、日本の浮世絵の技法に影響を受けたものだとされています。, 現在「アズレージョ」と聞いて私たちが思い浮かべる真っ青なタイルの多くは、この時代のもの。 2019年2月から、ポルトガルから陸路で日本を目指す世界半周の真っ最中。, 語学、旅行、おいしい食べ物とビールを求めて世界中を飛び回っています。 ポルトガルが人気の理由は5年間、継続的に滞在することで(一時帰国などは可能)、永住権を得られるところです。 アジアの富裕層の不動産投資先としてポルトガルが人気なのは、不動産投資そのものだけではなく永住権をとれるからです。 素朴で懐かしい風景に満ちた最果ての国へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。, うんうん、そうそう、と頷きながら読みました。ポルトガルの素晴らしさをうまくまとめてくださりありがとうございます!, 完全なる主観でしかないのですが、ポルトガル愛が伝わったのならとても嬉しいです! 「ウチとソト」の感覚が根付く日本人の気質とよく似ているように感じます。, ギリシャやイタリアなどとともに深刻な財政危機に陥って、経済が停滞していたポルトガルでしたが、緊縮財政政策が発動されることなく経済回復を達成した国として後に評価されました。, 政府の政策や観光業の発展など様々な要因が考えられますが、一番の理由は、ポルトガル人の我慢強さにあるのかもしれません。, 当時、公的予算が極限まで削減されていき、公共サービスが制限されていったポルトガル。 ラジオでヒットチャートを聴いていると、そのほとんどが失恋ソングだったりするのはポルトガルあるあるです(笑), 「ヨーロッパ」と聞いて多くの人々がイメージするパリやローマ、ウィーンやロンドンなどは、どこも優雅な雰囲気の町並み。, せっかく行くのなら、ちゃんとした服装でちょっと良いレストランに行ったり、オペラを鑑賞してみたり、ショッピングも楽しんだり…, こうした「THE・ヨーロッパ」な雰囲気が魅力の都市では、その場所に適した楽しみ方がありますよね。, 一方で、生まれてこの方バックパッカーなのぶよは、ウィーンやパリなどのお洒落なイメージの町ではちょっと肩身が狭く感じてしまいがち。, 周りがちゃんとした服装なので、自分もちゃんとした服を着なければと思ってしまいますし、物価も高めなのであまり羽を伸ばすこともできません。 (もちろん人によりますが), お隣のスペインと比べてみると、人々の気質はまるで正反対。 私は現在デジタルノマドとしてポルトガルで暮らしています。デジタルノマドとは、仕事をしながら世界中を自由に旅行するライフスタイルです。そんな私が実際にポルトガルの首都リスボンで暮らしてみて、ポルトガルが 領地や資材を没収され、貴族の地位を返上せざるを得なくなる。 4. (もちろんスペインやイタリアにもいるでしょうが), しかしながら、そもそもがのんびりしているポルトガル人は、皆のーんびり・ゆーっくりと働きます。 「行った人でないと書けない記事」をモットーに、3カ国語で精力的にÇa voir! ビジネスマッチングのポータルサイトWizBiz(ウィズビズ) 取引先の検索だけでなく、企業のコストダウンを支援する特価商品のご紹介や、企業経営に役立つサービスと魅力的な情報が満載です。 ~見つかる!儲かる!助かる!経営者の味方 WizBiz(ウィズビズ サッカーの強い国が、サッカーが強い理由はなんでしょうか? まったくの私見なんですけど、その謎を解くカギはずばり「お金」です。 サッカーの強い国は、サッカーとお金が大きく関係しているんです。 今回は、サッカーの強い国が、サッカーが強い理由を掘り下げて考えてみました。 陽気で楽天的な人が多いスペインからポルトガルにやってくると、どこか物憂げで陰気臭い感じを受けるかもしれません。, ポルトガルのポルトガル語はあまり口を開けずに発音され、ボソボソしているため、その印象に拍車がかかります。 (ブラジルのポルトガル語は口を大きく開けてはっきりと発音されます), 初対面こそぶっきらぼうで、他人に対して底抜けの笑顔を向けてくれることは少ないですが、何回も会っているうちに心を開いてくれるのがポルトガルの人々。 ヨーロッパでここまでだしを多用し、食材の下味をつけることにこだわる調理法がされる国はかなり珍しいのではないでしょうか。, 首都のリスボンや北部のポルトなど、坂道に連なるレトロな町並みを散策していると、「初めてなのに何だか懐かしくなる」という不思議な感覚にとらわれるでしょう。, ポルトガル語には「サウダージ(Saudade)」という言葉があり、ポルトガルに漂う懐かしく思わせる雰囲気の理由を示しています。, 他のどの言語にも直訳ができない「サウダージ」。 これこそが、日本人がポルトガルで感じる絶妙な居心地の良さの理由の一つなのかもしれません。, 今回の記事では、日本人のツボをここぞとばかりに押してくるポルトガルの不思議な魅力を紹介していきます。, 食文化や芸術、人々の気質に至るまで、何だかほっとするポイントがいっぱいのポルトガル。, 読み終わるころには、あなたも見事にポルトガル沼入りしているかも… 牛や豚の内臓を煮込んだシチューです。, 船乗りたちのために野菜や肉を提供したため、ポルトの人々は残った内臓を食べて飢えを耐え忍んだことから生まれた料理です。, ドイツやイギリスなどの北ヨーロッパの人からは、スペインやイタリアなどの南ヨーロッパ諸国と同じくくりにされて、「あいつらは働かずに遊んでばかりいる」と言われてしまいがちですが、実はポルトガル人にはかなり働き者が多いです。 ポルトガル流 驚きの素材組み合わせ術! 国家体制が貴族特権を解体し、貴族制度が事実上の廃止となる。 5. 破産等の自滅により地位を手放す。 3. 日本とポルトガルの関係(ポルトガル語: Relações entre Japão e Portugal 、英語: Japan–Portugal relations )では、日本とポルトガルの関係について概説する。 なお、1581年から1640年まで、スペイン王がポルトガル王を兼ねている(ポルトガルの歴史参照)が、ポルトガルの統治機構などは維持され … 自分は歩く体力も気力もないので、サンティアゴ周辺をバイクでまわるだけに留めておきました。, 現在の先行きが見えない状況で、8月末まではまだ時間があるとはいえ、中止なさるとういう判断は賢明だと思いますが、お悔しい気持ちになられたことをお察しします。 -さぼわーる- All Rights Reserved. 東アジアの辺境の地に浮かぶ日本へ初めて到達したヨーロッパ人は、ポルトガル人でした。, 鉄砲やキリスト教をはじめとする西洋文化を日本に初めて伝えたポルトガル。 「初めて来たのに、何だか懐かしい気持ちになる」と。, そして、数日間~数週間のポルトガル滞在を終えて帰路についたと思ったら、あら不思議。 これらも、日本人の心をギュッとつかみます。, ポルトガルが大航海時代に出会った日本やマカオの芸術手法に影響を受けたシノワズリ(東洋趣味)文化は、当時の絵画や工芸品などに見られますが、特筆すべきがアズレージョでしょう。, アズレージョとは、ポルトガルのタイルアートのこと。 離れていても心のどこかでつながっているこの二国の関係を、今風の言葉で表現すると「エモい」となるのでしょうか(笑), ちなみに、ポルトガル人が日本にやってきたのは偶然の産物だそう。 オランダやドイツなどゲルマン系の国のように、周りがみんな180cm越え+骨太、なんて状況にはまずなりません。, みんな日本人と似たような体系なので、なんとなく溶け込みやすくて居心地の良さが感じられるのかもしれませんね。, ユーラシア大陸の東の果て(というか大陸にすら属していない)日本から、西の果てであるポルトガルを訪れると、「はるばるここまでやってきたなあ~」という達成感に包まれるもの。, ユーラシア大陸最西端のロカ岬を筆頭に、ポルトガルには「最果ての地」を感じさせる場所が数多くあります。, 日本からポルトガルの距離は、10927km。 さぼわーる。で海外情報を集めておくのはいかがでしょうか。, 穴場スポットを中心に、各国の食文化やコラム、エッセイまで...色々な記事を書いています!, 日本と地理的には正反対の、ヨーロッパ大陸最西端に位置するポルトガル。 魔法のごはん (エイムック 4307 MY LIFE RECIPE), 地球の歩き方 A23 ポルトガル 2019-2020 【分冊】 1 リスボンとコスタ・デ・リスボア ポルトガル分冊版, Lonely Planet Portugal (Travel Guide) (English Edition). 「ポルトガル良かったなあ~また行きたいなあ~」という気持ちになっているのです。, それはまるで、ポルトガル沼。 そうした理由から、ポルトガル語を学ぶ絶好のタイミングだと思ったのです。 ポルトガルは物価が安い. パン、コップ、ボタン、ブランコ、おんぶ。普段私たちが何気なく使っているこうした言葉は、いずれもポルトガル語由来です。この記事では多数のポルトガル語翻訳も手がける筆者が、ポルトガル語由来の言葉25個をご紹介します。明日誰かに話したくなるトピックが盛りだくさん! 元々はイベリア半島を支配していたイスラム教徒たちが持ち込んだ文化です。, 当初はカラフルで凹凸がついた装飾方法が主流だったアズレージョですが、大航海時代の終焉後の17世紀にポルトガルで独自の発展を遂げます。, それは、白を基調としたタイルに青一色のみで色付けし、その濃淡で奥行きを表現する技法。 町並みも整然としすぎていて、ちょっと気後れしてしまうのです。, たとえリスボンの中心街へ行くときでも、服装にこだわる必要は全く感じません。 サッカーが上手に、サッカーに詳しく、そしてサッカーがますます楽しくなるようお手伝いします。, 2019.01.05 効率を重視する北ヨーロッパ諸国にとっては、怠けているように見えてしまうのかもしれません。, ポルトガルに来てびっくりしたことの一つが、ポルトガル人は男女問わず背が低めで細身の人が多いという点。, 身長173cmののぶよですが、自分より突出して背が高いポルトガル人男性を見かける機会はとても少なかったです。, 女性に関しても小柄な人が多く、日本人女性とあまり変わらない背格好の人が多いと思います。, ポルトガル人の平均身長は、男性173cm/女性163cmで、なんとヨーロッパで最も平均身長が低い国なのです。, ちなみに日本人の平均身長は、男性171cm/女性158cm。 スペイン帝国の没落. wondertripでは世界の絶景を紹介していますが、歴史地区や古代都市などの絶景スポットは、その歴史を少しでも知ることでより観光が楽しめます。今にも残る世界遺産のストーリーは、知識欲も刺激されますね。本日は「ポルトガルと日本の歴史に… 時代が貴族制度と噛み合わなくなり、貴族の地位を返上せざるを得なくなる。 日本語&フランス語講師 (有資格)、フリーの翻訳家。, フランス・ポルトガルと海外生活ももう7年目。 つまり、ポルトガル人とさほど変わらないことになります。, 食文化の影響もあってか、肥満体系の人もあまり見かけないポルトガル。 13世紀にイベリア半島におけるイスラム勢力が衰えると、イベリア半島ではアフリカ大陸沿岸を航海してインドに到達することへの関心が高まりました。当時、インドの香辛料は地中海経由によりイベリア半島にもたらされていましたが、ヴェネチア商人によって高いマージンが上乗せされていました。ポルトガルとスペインは、香辛料を直接インドから低価格で調達するため、地中海を経由しないでインドに到達する新航路開拓に関心を寄せていました。 航海術に関しては、スペインよりもポルトガルに一 … 先述の「サウダージ(郷愁・哀愁)」を強く感じさせるポルトガル名物です。, ファドの曲調や歌詞のほとんどは、悲しいものであるのもポイント。 毎日お米を食べる日本人からすると、何の抵抗もなく受け入れられる(むしろ嬉しい)食文化の一つでしょう。, シーフード文化に関しては言わずもがなで、ヨーロッパの中では魚介類をかなり多く消費する国の一つです。, 欧州委員会のデータ(2015年)によると、ポルトガルは一人当たりの魚介類の消費量が年間55.9kgとEUで最も魚を食べる国だそう。, ちなみに、日本の一人当たりの水産物消費量は、年間たったの24.6kg。(水産庁の2016年調査による) 意外にも、ポルトガル人の半分以下しか魚介類を食べていないのです。, イワシやアジ、鯛などの魚を食べるのは当たり前。 サッカー諸々bebetosuzu0722, FIFAランキングで上位(例えば5位以内に入るとか)経験のある国々が該当するのではないでしょうか。, 盛んであるとはどういう状態なのか、サッカーが大きなビジネスになっているということです。, リーグの収入、1クラブの平均収入の比較で各国のサッカーリーグの規模がわかると思います。, また、比較として日本のプロ野球、アメリカの野球とアメフトリーグの収入等も示してみました。, サッカーの4大リーグと言われているイングランド、ドイツ、スペイン、イタリアにはこれだけのお金が使われているわけです。, 日本のJリーグの3~8倍ほどの規模になりますし、日本のプロ野球も4大リーグには及びません。, 日本よりも人口の少ない欧州各国が莫大な収入があるのは、サッカーへの価値感の違いによるものだと思われます。, このように、サッカーに対して使われるお金の規模が、サッカーの強い国の理由のひとつとして考えられると思います。, イングランド、ドイツ、スペイン、イタリア、フランスはこれに該当することになりますね。, サッカーに使われるお金が大きくなると、選手に支払われる給料も高くなりますから、良い選手が集まってきます。, 実際に世界各国のサッカー選手は、イングランドやドイツ、スペインなどのビッグクラブを目指します。, 世界のトップレベルにある選手たちが莫大なお金のあるリーグのクラブに集結しますので、, そこで、莫大な収入を得ている各国リーグでプレーしている外国人選手の数をみてみましょう。, ↑4大リーグのイングランド、ドイツ、スペイン、イタリアの国外でプレーする選手は少ないことがわかりますよね。, 自国でプレーする選手よりも、4大リーグ、特に莫大な収入のあるイングランドでのプレーが目立ちます。, ベルギーは24人の登録のうち19人が4大リーグ+フランスでプレーしているということになります。, 国内リーグが4大リーグほどの収入のない国は、4大リーグでプレーする選手が多いということです。, では、なぜ4大リーグに莫大なお金が集まり、世界中のサッカー選手が4大リーグを目指すのか。, サッカーそのものがお金を生み出すという仕組み(ビジネスモデル)が出来上がっているからなんですね。, このサッカーがお金を生み出して、サッカーをとおしてビジネスができるという仕組みは、, 各国のサッカー事情、歴史、文化、生活スタイルなどをひっくるめて、サッカーに対する価値観が影響していると思います。, アメフト、野球、バスケはサッカープレミアリーグを超える莫大な収入を生み出しています。, アメリカのサッカー、メジャーリーグサッカーは日本のJリーグと同じくらいの規模です。, アメリカとヨーロッパの人たちのスポーツに対する価値観の違いがこのような状況を表しています。, アメリカでは、アメフト、野球、バスケット、アイスホッケーが親しまれてきて、人気があり、, 悪く言うつもりはありませんが、日本のアメフトやアイスホッケーはマイナーなスポーツの部類に入ると思います。, 繰り返しますが、この価値観の違いが、サッカーやスポーツがどれだけお金を生み出すかの違いであり、, サッカーがお金を生み出していること、お金を生み出しているところのサッカーに関わっていること、, それぞれのエリア、国でのサッカーへの価値観によってお金を生み出す仕組みが出来上がっているということだと思います。, サッカーが強い理由、それはお金です。どれだけのお金が使われて、どれだけ儲かっているかということが最大の理由です。, お金が集まるということは、サッカーにお金を使っても良いという人が多いということを表していて、, 有能な選手が生み出せたら、その選手を観にいく人が増え、放映も観てくれ、グッズも売れ、, それぞれの国民の生活に、サッカーがどれだけ影響しているのか、その度合いがサッカーの強さの理由だと思います。, 今回の記事が読んでくださった皆様のサッカーの楽しみにお役にたてればうれしく思います。, よかったら過去記事の<<サッカー選手にタトゥーが多いのはなぜ?日本人選手は?>>もご一読ください。, 金額を比較するするために2015年のデータをお借りしました。2018年に日本のJリーグは1000億円を超えています。参考. 日本にとってポルトガルはヨーロッパの中でも最も長い友好の歴史を持つ国の1つであり,2010年は日本とポルトガルの修好通商条約締結150周年です。そのポルトガルがどのような国なのか,歴史的経緯や最近の情勢などとともに見ていきます。 現在でこそポルトガルらしい風景の一部となっていますが、日本の芸術が与えた影響も大きかったのかもしれませんね。, よく「ポルトガルの演歌のようなもの」と紹介されますが、なかなか的を射ていると思います。, 薄暗いファドハウスで、哀愁がこもったポルトガル・ギターの甘い音色にのせ、感情をこめて歌われるファド。 日本の演歌で支持される曲の多くが、失恋や悲しみを歌ったものであることとよく似ています。, ポルトガル音楽がすごいのが、ファド以外の現代風ポップスなどでも、なぜかサウダージが感じられること。 ポルトガルは、正直国の財政があまり良い状況ではありません。しかしそんな状況も、留学する側にとってはメリットになることもあります。 食堂で家庭的な料理を食べたら、「Saudade…(おふくろの味…恋しい)」, また、サウダージを絵にかいたようなレトロな食堂や商店がちゃんと残されているのもポイント。, スーパーマーケットや欧米系のチェーンのレストランも上陸してはいるものの、大多数のポルトガルの人々の日常はこうした昔ながらのサウダージがぷんぷん香るお店にこそあるのです。, 日本人が昭和の雰囲気が残る日本の町並みや、レトロな高架下の屋台に懐かしさを覚えるのと同じようなことかもしれません。, 古くは俳句や短歌の中で切なさや懐かしむ気持ちが詠まれ、現在でも「古き良き○○」という枕詞が私たちの心をくすぐるように、この「懐かしみ」は遺伝子レベルで私たちの心に刻まれているのかもしれません。, 一方のポルトガルでも、サウダージを感じることは良いことと認識されており、この国に漂う独特な情緒を形成していると言っても過言ではありません。, 500年前の大航海時代の栄華が香る(現在は見る影もないですが)ポルトガルのレトロな町並みと人々が持つサウダージの感覚は、日本人の「懐かしみスイッチ」に見事にフィットしているような気がします。, 先述のサウダージにも関連するのですが、ポルトガル人の気質はどこか日本人に似たものがあります。, ラテン系民族ということで、イタリアやスペインの陽気な人々のイメージと同じようなものだと思われがちなのですが、ポルトガルの人々に関しては完全にヨーロッパにおける「陰」の部分です。(褒めてます), 「ラテン系民族=パーティー、野外フェス、楽天的」といった陽キャラなイメージは、ポルトガルの人々に出会うと180°変わることでしょう。, ポルトガル人には控えめでシャイな人がとにかく多いです。 こんにちは!元ポルトガル在住ののぶよ(@nobuyo5696)です。ポルトガルに行ったことがある日本人は、いったいどのくらいいるのでしょうか。日本と地理的には正反対の、ヨーロッパ大陸最西端に位置するポルトガル。2020年現在、日本との直行便 もっと多くの人にポルトガルに来ていただいて、見事ポルトガル沼にはまっていただきたいと考えています(笑), 初めまして。沢と申します。初めて貴ブログを拝読しました。FBで「ポルトガル」が目に入ったので、ついつい読み進めてしまいました。実は3回目のサンティアゴ巡礼を8月末にリスボンから歩き始める予定で、準備を進めてきましたが諦めました。他の記事も読み、その時の楽しみにします。ありがとうございました。, サンティアゴ巡礼、素敵でしたでしょうね。 そんな素朴で落ち着いた雰囲気がポルトガルの最大の魅力なのかもしれません。, 地理的に遠く離れているのに、なぜか日本との類似点がいくつもあり、初めての訪問でも居心地の良さを感じることでしょう。, 日本ではまだまだ定番の旅行先ではない今こそが、穴場感を最大限に満喫するチャンス。