50歳未満の方は「これまでの加入実績に応じた年金額」であり、これから先の期間については考慮されていません。 特に20代や30代の方は、これまでの加入実績がまだ少ないため、記載されている年金額も少ないことが多いでしょう。 これまでの加入実績に応じた年金額(年額) 加入実績に対しての年金見込み額であり、受給資格期間が120ヶ月未満であっても金額は記載されます。 受給開始の65歳まで20年以上ある時期なので、年金額は参考としておきます。 【これまでの国民年金保険料の納付状況】 表の体裁が少しだけ違いますが、記載されている内容は「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」と同じです。①から③まで、図1の解説を参照してください。, ■図11 これまでの加入実績に応じた年金額: 50歳以上 : 年金見込額: 35歳、45歳: a4サイズ封書: 全期間の年金記録. ※厚生年金の保険料は、被保険者と事業主が半分ずつ負担することになっています。したがって、②の金額は毎月給与から天引きされた自己負担分で、各被保険者分の支払い済み保険料としてはこの倍額となります。 なでしこ保険開発者インタビュー 「えっ!【月々400円】で女性の悩みが解決!?」”ちょい足し”できるなでしこ保険って一体なに!? 表の体裁にバリエーションがありますが、記載されている内容は他の年齢の方と同じです。①から③まで、「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」の図1の解説を参照してください。, ■図14 ⑩私学共済厚生年金・・・私立学校教職員共済組合の被保険者であった期間の月数 記載されている内容は「4.50歳以上の方(59歳の方を除く)」と同じです。⑮から⑰bまで、図11の解説を参照してください。, 【これまでの『年金加入履歴』】 ⑯e 老齢厚生年金(報酬比例部分) ⑪厚生年金保険 計・・・⑧と⑨の⑩の合計月数 20歳以上60歳未満の期間のうち、どの年金制度にも加入していなかった月の表示です。 c. これまでの加入実績に応じた金額 (今 ) 「ねんきん定期便」の作成時点の年金加入実績に応じて計算した年金額(年額)を表示しています。 ⑨公務員厚生年金・・・公務員共済組合の被保険者であった期間の月数 ■50歳以上の方(59歳の方を除く)・・・ハガキ ⑯a 受給開始年齢・・・「特別支給の老齢厚生年金」を受け取れるようになる年齢 確認頂きたいのは、赤色で囲んだ「加入実績に応じた年金額(年額)」ですが、この金額が少なくても驚かないでください。これはあくまでも、これ迄に納付した保険料をもとに計算した、現時点での年金額という意味合いだからです。ですから、この104万円という金額をもとに、これから60 ⑥国民年金 計(未納月数を除く)・・・④と⑤の合計月数 ⑯f 老齢厚生年金(経過的加算部分) しかし、20代から30代にかけては、これから年金に加入する期間も長く未確定要素のほうが大きいので、「これまでの加入実績に応じた年金額」が将来受け取る年金額ではありません。金額が少ないのは当たり前なのでそれほど心配する必要はありません。 毎年の誕生日に送られてくる「ねんきん定期便」。「え? そんなの届いていたっけかな?」「来ていたような気がするけど、見ないままどこかにいっちゃった」という方もいらっしゃるかもしれません。でも、ちょっと待った!, この「ねんきん定期便」には、みなさんがこれまでに納付した保険料や、将来もらえるであろう年金の見込額などが載っています。ようするに、あなたが払ったお金と、もらえるお金を教えてくれているのです。年に1回のことですので、手元にある方は今すぐ、ない方は次回届いたときに、ぜひ確認してみるようにしてください。, でも、「数字がたくさんあって、どこを見ればいいのかわからない」などという声もよく聞かれます。そんな方のために、ここでは「ねんきん定期便」の見方を解説していきます。あわせて、かならずチェックしておきたいポイントもご説明しています。, 老後に必要な資金は2,000万円とも3,000万円とも言われています。一方で「そんなに必要ない」という意見もあります。いずれにせよ、毎年届く「ねんきん定期便」の内容を確認することで、将来の資金計画を考えるきっかけにしていただければと思います。, 自分はいったいいくら年金がもらえるの?受給開始年齢が引き下がっても大丈夫なの?知識と経験が豊富なお金のプロによる無料相談実施中! 相談は何度でも無料なので、お気軽にご利用ください!, 国民年金や厚生年金保険に加入している方は、毎年の誕生日の月に「ねんきん定期便」という名前の郵送物が送られてくるはずです。ただし、毎月の1日生まれの方は、誕生日の前月に届きます。, 国民年金は、日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての方が加入するものです。厚生年金保険は、民間企業の会社員や公務員など、どこかに勤務している方が加入するものです。したがって、20歳以上60歳未満のほぼ全員の方に「ねんきん定期便」は届けられていることになります。, なお、60歳以上でも厚生年金保険の加入者には引き続き「ねんきん定期便」は届きますが、ここでは60歳未満の方に届く「ねんきん定期便」の見方をベースに解説していきます。, 送り主は日本年金機構。廃止された社会保険庁に代わって2010年から公的年金に関する業務を行っている厚生労働省所管の特殊法人です。つまり、「ねんきん定期便」は国からの通知文書なのです。, この「ねんきん定期便」の形状は2つあり、35歳、45歳、59歳の方へはA4サイズの封書で、それ以外の方へは圧着式ハガキで送られます。さらに、50歳未満の方と50歳以上の方では、封書・ハガキともに記載内容がやや違います。つまり、「ねんきん定期便」のタイプは年齢によって以下の4パターンに分けることができ、それぞれ少しずつ見方が異なっているのです。, ■50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)・・・ハガキ 【年金の受取金額概算】「加入実績に応じた年金額」+平均年収×5.481/1,000×(退職年齢-現在の年齢) 仮に「加入実績に応じた年金額」が250,000円、65歳退職で現在が40歳、平均年収6,000,000円の場合で計算してみましょう。 ※「合算対象期間」とは、年金額を計算するための基とはなりませんが、老齢年金を受け取るために必要な「年金加入期間」としてみなされる期間のことをいいます。海外に居住していた期間など、合算対象期間となる期間はいくつかありますが、「ねんきん定期便」では、国民年金に任意加入している期間のうち保険料が未納となっている期間(任意加入未納月数)と、国民年金の切替の届出(3号から1号)が遅れたことにより、時効によって保険料を納めることができなくなった期間のうち、「特定期間該当届」をご提出している期間(特定期間月数)の合計が表示されています。 赤い枠で囲んだところには「これまでの加入実績に応じた年金額(年額)」が載っている 今回は、老齢厚生年金から受け取れる「老齢厚生年金の将来増加額の目安」と、60歳まで年金保険料を納めた場合に65歳から受け取れる年金額の目安を知りましょう。 ⑰a・・・「特別支給の老齢厚生年金」の合計金額 1年に換算すると、176万4,000円です。毎年誕生月に届くねんきん定期便で、これまでの加入実績に応じた年金額や、将来受け取れる年金見込額が確認できるので、届いたらチェックしてみましょう。 障害厚生年金 【1.これまでの保険料納付額(累計額)】 でも、「ねんきん定期便」を見たり「ねんきんネット」でシミュレーションしてみたら、「げっ!1年間この額で暮らしていくのは無理!」とか、「公的年金は先行きアヤしいと言われているけど、ホントにこれだけ貰えるの?」などといった考えが浮かんでくるかもしれません。また、「公的年金以外の老後資金対策が必要だ!」と真剣に考え始める方もいらっしゃると思います。, そんなときはライフプランニングの専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみてはいかがでしょうか。公的保険の将来像や強み・弱み、そして老後資金対策まで、いろいろと参考になる話をしてもらえるはずです。, 保険相談ナビでも知識と経験の豊富なFPが、みなさんの疑問・質問にお答えします。「自分は公的年金だけで将来大丈夫なのだろうか?」などといった質問でも結構ですので、ぜひお気軽にご相談ください。, 雑誌・書籍・教材などの編集業務に長く携わったのち、金融業界に転身しファイナンシャルプランナーに。保険だけでなく、年金制度・資産運用・税制・相続などにも詳しく、これまでの知識と経験を活かした正確でわかりやすい記事の執筆を身上としている。読者の方に「ためになった」「参考になった」と感じていただけることが最大の喜び。, 日本年金機構『大切な「未来」への情報、「ねんきん定期便」をお届けしています』 【これまでの厚生年金保険における標準報酬月額などの月別状況】 平均標準報酬額とは、標準報酬月額と賞与額の総額を厚生年金加入期間で割ったものです。 言い換えると、今後昇給などで年収が増えると予想されるなら、昇給も加味して、現在から60歳までの平均年収を12で割った月収ということになります。 ②(2)厚生年金保険料(被保険者負担額)・・・これまでに厚生年金の被保険者として支払った保険料の合計額 50歳以上の人に送られる年金定期便は、これまでの加入実績などをもとにして計算された非常に正確な年金受給額が記載されています。 自分で年金額を計算するのは非常に大変なので、年金定期便を活用して自分が将来受け取れる年金額を把握しましょう。 50歳未満の人場合は、これまでの加入実績を基に計算した老齢年金の額を表示しています。50歳以上の人の場合は、現在加入している年金制度に、60歳まで同じ条件で加入し続けたものと仮定して計算した老齢年金の見込額を表示しています。 月別納付状況; 保険料納付額の累計; 年金加入期間の累計; これまでの加入実績に応じた年金額: 59歳: 年金見込額 ※日本年金機構 「ねんきん定期便」の概要 より作成. 現在(正確には、定期便作成月の前々月時点)の報酬額のまま 60 歳まで厚生年金保険に加入し続けたと仮定した場合の年金の受取見込額  ⑥加入月数・・・「②加入制度」欄の年金制度ごとの加入月数, この表は「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」の⑱(図4)の全履歴要約版となり、かならずチェックすべきところです。, まず、「⑤資格を失った年月日」と次の行の「④資格を取得した年月日」の「月」が一致していない場合は、次の加入記録との間の行に(空いている期間があります)と表示されます。年金は資格喪失日が属する月は加入月数には算入されないため、資格を失った月と同月内に次の資格を取得していないと、その月は未加入扱いとなります。その月は保険料も払っていない、あるいは給与から天引きされていないはずです。つまり、年金未加入期間が存在していることになります。, 「消えた年金問題」として記憶にある方もいらっしゃると思いますが、旧社会保険庁で過去の年金加入記録をデータベース化するにあたって、それまでの管理の甘さが露呈し、「年金未加入期間」が存在している方が続出しました。デジタル化されていない時代の膨大なデータを統合するという気の遠くなるような作業が原因と言えますが、数年かけて個別対応を行った結果、社会保険庁から日本年金機構となった現在では、かなりの部分で記録の正確性が保たれているようです。, しかし、それでも年金記録の「漏れ」や「誤り」でデータが完全な形になっていない可能性もあるため、もし「自分には年金未加入期間はないはずだ」と思っていても(空いている期間があります)と表示されている方は、お近くの年金事務所や「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」などへ問い合わせてみましょう。連絡先は「ねんきん定期便」に書いてあります。, また、最初の加入記録の前にも何らかの年金制度に加入した記憶がある方や、最新の加入記録が「現時点の加入状況」と一致していない方も確認が必要です。, 以下は、年金記録の「漏れ」や「誤り」が発生しやすいケースとされている主なものです。心あたりのある方はぜひチェックしてみてください。, 【2.これまでの年金加入期間】の④~⑭の詳細版です。「未納月数」には、この「ねんきん定期便」が作成された時点で納付状況が未確定の月を含めて表示されています。, また、保険料の支払いが不要な第3号被保険者から支払いが必要な第1号被保険者への種別変更の届出が遅れて、国民年金保険料の納付期限である2年を過ぎてしまったことが原因で「未納」となっている期間が含まれている場合があります。この期間は届出(特定期間該当届)をすることにより「受給資格期間」に算入できることとなりましたので、こちらも心あたりがある方は問い合わせてみましょう。, ■図8 国民年金および各種別の厚生年金の加入期間 (2)「これまでの加入実績に応じた年金額と【参考】これまでの保険料納付額(累計額)」 ・これまでの加入実績のみをもとに計算した老齢厚生年金額、経過的職域加算額、老齢基礎年金額 ④第1号被保険者(未納月数を除く)・・・国民年金の第1号被保険者(自営業者や学生など)であった期間のうち、保険料を納めている期間+保険料が免除された期間の月数 ※「特別支給の老齢厚生年金」の定額部分(⑯c)を引き継いだものです。 【1.これまでの保険料納付額(累計額)】 地味に痛い入院時の食事代と居住費の値上げについて解説!. 【2.これまでの年金加入期間】 ⑫年金加入期間 合計(未納月数を除く)・・・⑥と⑦と⑪の合計月数 年金の受取額を自分で計算するのは難しいと思っている人も多いと思うが、免除期間等がなければ老齢基礎年金の場合にはそれほど難しくはない。計算式は次のとおりである。 「780,100円(平成28年4月分から) × 保険料納付月数 / 加入可能年数 × 12 」 この式から、全期間保険料納付したとすると780,100円がもらえることがわかる。たとえばこれが30年なら保険料納付月数は、「30年×12か月=360月」 … https://www.nenkin.go.jp/n_net/, 保険のプロが40社以上(※1)の保険会社の豊富な商品を厳選して、 2018年、生命保険の保険料の値下げが!? 【1.これまでの保険料納付額(累計額)】 2017年8月に高額療養費制度が変わった!? 60歳未満の方は現在の年金加入制度に60歳まで継続して加入したと仮定して、65歳から受け取れる年金見込額を表示します。 60歳以上65歳未満の方は、ねんきん定期便の作成時点の年金加入実績に応じて、65歳から受け取れる年金見込額を表示します。 これまでの加入実績に応じた年金額. ⑮(1)老齢基礎年金・・・これまでの国民年金・厚生年金保険・船員保険の加入実績(⑫の月数)をベースにした老齢基礎年金の年額 【これまでの国民年金保険料の納付状況】 B・・・これまでの国民年金保険料の月別納付状況, ⑳の「⑦国民年金(a)」で表示された月数を年度ごとに細分化し、これまで加入していた国民年金に関する保険料納付状況を一覧にしたものです。第1号被保険者として保険料を支払っていた月と、保険料を支払う必要がない第3号被保険者であった月は「納付」扱いとなります。「免除」は、全額免除を受けている月数と、一部免除で免除後の保険料を支払っていた月数の合計です。, 「月別納付状況」には、「納付済」「未納」「確認中」「/」(=国民年金に未加入・厚生年金に加入)「3号」「全免」「付加」(=付加保険料を納付)「合算」など、詳細な状況が月ごとに表示されます。, 「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」と同じく、圧着式ハガキで送られてきます。, 「ねんきん定期便」にはいろいろな情報が載っていますが、「まずは自分は年金がいくらもらえるのか知りたい!」という方も多いと思います。50歳未満の方は、あくまで「ねんきん定期便」を集計した時点での加入実績をもとにした金額だけで、「将来もらえる予定の年金の金額」は記載されていません。それに対して50歳以上の方は、【3.老齢年金の種類と見込額(年額)】内に1年間の受取見込額が表示されます。, この年金額の決まり方や細かな“からくり”については、この「ねんきん定期便」の見方とは別の記事で紹介しています。, ■図10 これを見れば、これまでの加入期間と加入実績に応じた年金額を確認できます。 50歳未満と50歳以上では様式が異なっており、50歳以上の場合は、現在の加入条件で60歳まで継続した場合の見込額が記載されているのに対し、50歳未満では見込額の記載はありません。 B彦さんの30歳までの厚生年金の加入期間による老齢厚生年金の年金額は、ねんきん定期便より143,600円です。B彦さんは、今後厚生年金に加入する予定がないので、加給年金が支給されません。将来の老齢厚生年金は143,600円です。 記載されている内容は「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」と同じです。①から③までは図1、④から⑭までは図2、⑮から⑰までは図3の解説を参照してください。, ■図6 【これまでの厚生年金保険における標準報酬月額などの月別状況】 認知症の種類から症状、認知症保険まで!「知っておきたい基本」について分かりやすく解説!, 入院費用の自己負担が増えた!?  ②加入制度・・・加入していた年金制度 A・・・これまでの厚生年金の標準報酬月額と保険料納付額の月別状況, ⑳の「⑨厚生年金保険(b)」で表示された月数を年度ごとに細分化し、これまで加入していた厚生年金に関する保険料納付状況を年度ごと・月ごとに一覧にしたものです。, 国民年金の保険料は収入にかかわらず一律ですが、厚生年金の保険料は報酬(給与や賞与)と連動して変化します。したがって、厚生年金の保険料算定の基準となる金額と、それに対する保険料が表示されています。給与に対する基準額を「標準報酬月額」、賞与に対する基準額を「標準賞与額」と呼びます。ここでチェックすることは、表示されている金額がこれまでの給与や賞与の金額と大幅に違っていないかです。, また、空欄になっている月は厚生年金に加入していないことを示しています。国民年金に加入している月も空欄になっていますので、⑲の【これまでの『年金加入履歴』】と合わせて確認しましょう。, ■図9 現在(正確には、定期便作成月の前々月時点)の報酬額のまま 60 歳まで厚生年金保険に加入し続けたと仮定した場合の年金の受取見込額 ②これまでの加入実績に応じた年金額. 50歳未満の方は「これまでの加入実績に応じた年金額」であり、これから先の期間については考慮されていません。 特に20代や30代の方は、これまでの加入実績がまだ少ないため、記載されている年金額も少ないことが多いでしょう。 ⑬合算対象期間等・・・年金額には反映されないが「受給資格期間」に算入される「合算対象期間」の合計月数 確認頂きたいのは、赤色で囲んだ「加入実績に応じた年金額(年額)」ですが、この金額が少なくても驚かないでください。 これはあくまでも、これ迄に納付した保険料をもとに計算した、現時点での年金額という意味合いだからです。 ⑦船員保険・・・船員保険の被保険者であった期間の月数 入れないのは温泉だけではない!! これまでの加入実績に応じた年金額: 50歳以上: 年金見込額: 節目の年: 35歳・45歳: 封書: 全期間の年金記録情報: これまでの加入実績に応じた年金額: 59歳: 年金見込額 : 資料:日本年金機構ホームページをもとに作成. 【年金の受取金額概算】「加入実績に応じた年金額」+平均年収×5.481/1,000×(退職年齢-現在の年齢) 仮に「加入実績に応じた年金額」が250,000円、65歳退職で現在が40歳、平均年収6,000,000円の場合で計算してみましょう。 記載されている内容は「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」と同じです。④から⑭まで、図2の解説を参照してください。, 【3.老齢年金の種類と見込額(年額)】 年金定期便が来ました。いま、42歳です。 「これまでの加入実績に応じた老齢年金額」は、 私の年代の平均クラスだとどのくらいですか? ちなみに、私は現在だと73万くらいです。 「これまでの保険料納付額 … 記載されている内容は他の年齢の方と同じです。④から⑭まで、「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」の図2の解説を参照してください。, 【3.老齢年金の種類と見込額(年額)】 年金定期便によりますと、これまでの加入実績に応じた年金額が3万円となっていました。ほんとうでしょうか??大学卒業後から10年間途切れることなく正社員です。1番です。早速のお返事有難う御座います。3万円は年金月額だったので https://www.nenkin.go.jp/service/nenkinkiroku/torikumi/teikibin/20150331-05.html ※「特別支給の老齢厚生年金」の報酬比例部分(⑯b)を引き継いだものです。 ③これまでの保険料納付額 ※厚生年金保険の保険料は被保険者負担分のみ表示されています。 ④最近の月別状況. 【3.これまでの加入実績に応じた年金額】 【3.これまでの加入実績に応じた年金額】 ⑭受給資格期間・・・⑫と⑬の合計月数, ここで、あらためて⑫の「年金加入期間(未納月数を除く)」と⑭の「受給資格期間」の違いについてご説明しておきます。, 老齢基礎年金を受けるためには、現在は原則として、保険料を納めた期間と免除された期間を合算して10年(120月)の「年金加入期間」が必要です。しかしながら、これまでの年金制度改正の中で、国民年金に任意加入しなかったり、国民年金の被保険者の対象となっていなかったことなどにより「年金加入期間」の10年を満たせない場合があります。, そこで、このような方も年金を受給できるよう、年金額には反映されないものの「年金加入期間」としてみなすことができる「合算対象期間」を設定しています。つまり、保険料を納付した期間と免除された期間に、この「合算対象期間」を加えた期間を「受給資格期間」とし、これが10年以上あれば老齢基礎年金の受給できるとされているのです。, ■図3 ※65歳以降は「老齢基礎年金」として受け取ることになります。 【3.これまでの加入実績に応じた年金額】 記載されている内容は「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」と同じです。①から③までは図1、④から⑭までは図2、⑮から⑰までは図3の解説を参照してください。 図6 【これまでの『年金加入履歴』】 【これまでの『年金加入履歴』】 ■59歳の方・・・封書, こういう複雑な書類を見るのは少し面倒に感じるかもしれませんが、将来の年金額にかかわる部分など、最低限確認しておきたい個所がいくつかあります。次章以降、年代と形状別に実際の書面を見ながら順を追って説明していきますので、自分が属している年代のところに目を通し、「ねんきん定期便」をチェックしてみてください。, 50歳未満の方の場合、35歳と45歳の方を除いて「ねんきん定期便」は圧着式ハガキで送られてきます。, 「老後に自分は年金がいくらもらえるのか知りたい!」という方も多いと思うのですが、残念ながらこの年代の方は「将来もらえる予定の年金の金額」は記載されていません。下の図3中の⑰で【これまでの加入実績に応じた年金額】として金額が表示されていますが、これはあくまで、この「ねんきん定期便」を集計した時点での加入実績をもとにしたものです。ですので、若い方などはかなり少ない金額が表示されているはずです。, 公的年金は、若い時に自分が積み立てた分を将来自分で受け取る「積み立て方式」ではなく、現役世代が納めた保険料を現在の受給者への支払いに充てる「賦課(ふか)方式」が採用されています。したがって、人口構成の変化に応じて、年金制度はこれまで何度か改正されていますし、さらなる少子高齢化が進んでいるなか、今後も改正が予想されます。, そのような状況ですので、50歳未満の方に対しては、現行制度で算出した将来の年金額よりも、現時点での加入状況の確認のために「ねんきん定期便」を使ってもらうことを主眼に置いていると言えそうです。もちろん、今後の長い人生で働き方も大いに変わっていく可能性があることも考慮されているはずです。, それでも、やはり自分が将来的にもらえる予定の年金額は気になるところだと思いますので、この「ねんきん定期便」の見方とは別の記事で紹介しています。, ■図1 ⑰(1)と(2)の合計・・・⑮と⑯の合計金額 20歳以上60歳未満の期間のうち、どの年金制度にも加入していなかった月の表示です。 c. これまでの加入実績に応じた金額 (今 ) 「ねんきん定期便」の作成時点の年金加入実績に応じて計算した年金額(年額)を表示しています。 【2.これまでの年金加入期間】 ⑤第3号被保険者・・・国民年金の第3号被保険者(会社員や公務員など国民年金の第2号被保険者〔夫など〕に扶養される20歳以上60歳未満の配偶者〔専業主婦など〕)であった期間の月数 【最近の月別状況です】 ※2 運営会社株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングにおける2019年度(2019年4月~2020年3月)のお客様満足度. ※受給資格期間(⑭)を満たしていればどなたでも受け取ることができます。 アナタのためだけにオーダーメイドのプランをご提案します。, 上記の募集代理店および本サイトを通じてご紹介させていただく募集代理店、両社の関連会社・グループ会社の役員・従業員の方は、 1 「ねんきん定期便」とは? 「ねんきん定期便」は、これまでの保険料納付済実績から、定期便作成時点の年金額が記載されている書類です。具体的には、毎年誕生月に直近1年間の情報(これまでの加入実績に応じた ③(1)と(2)の合計・・・①と②の合計金額, ■図2 ⑯(2)老齢厚生年金・・・これまでの厚生年金保険・船員保険の加入実績(⑦⑧⑨⑩それぞれで支払った保険料。ただし算出条件が多数あり)をベースにした老齢厚生年金の年額 【2.これまでの年金加入期間】  ⑤資格を失った年月日・・・年金制度に加入しなくなった年月日(退職した日などの翌日)。現在加入中の場合は空欄 これまでの加入実績に応じた年金額. ⑯c 特別支給の老齢厚生年金(定額部分) ■35歳、45歳の方・・・封書 記載されている内容は「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」と同じです。⑱は、図4の解説を参照してください。, 35歳、45歳の方と同じようにA4サイズの封書で届きます。記載されている内容は基本的に「4.50歳以上の方(59歳の方を除く)」と同じですが、これまでのすべての加入履歴や保険料納付状況が別表で追加されているところに違いがあります。, ■図13 上記の3つの表は「3.35歳、45歳の方」とまったく同じですので、実物画像、内容の解説ともに図6~9を参照してください。, 「ねんきん定期便」に掲載されている情報は「ねんきんネット」のホームページでも確認できます。封書での詳細版が届かない年齢の方でも、すべての期間の年金加入記録を参照できるほか、年金受け取り年齢を繰り上げた場合や、転職・退職した場合など、さまざまな条件に応じた年金見込額を試算することができます。, この「ねんきんネット」を利用する際にはユーザーIDが必要なのですが、「ねんきん定期便」に記載されている加入者ごとの「アクセスキー」を使えば、ユーザーIDをその場で発行してもらうことができます。なお、アクセスキーの有効期限は「ねんきん定期便」到着後3か月となっていますので、ご注意ください。, また、35歳、45歳、59歳の方向けの封書版では、繰下げ受給の解説や年金の仕組みも掲載されています。, 年金の受給開始年齢が引き下がる!?公的年金だけで老後の生活は安泰! ※2020年4月分からの満額支給額(受給資格期間480月)は781,700円です。 20〜60歳までの加入期間480ヶ月のうち、自身が実際に加入した月数に応じて計算します。 計算式は以下のようになります。 約78万円×保険料を納付した月数÷480(加入年数40年×12ヶ月)=年金額 . 20〜60歳までの加入期間480ヶ月のうち、自身が実際に加入した月数に応じて計算します。 計算式は以下のようになります。 約78万円×保険料を納付した月数÷480(加入年数40年×12ヶ月)=年金額 . ①(1)国民年金保険料(第1号被保険者期間)・・・これまでに国民年金の第1号被保険者として支払った保険料の合計額 ねんきん定期便の「3.これまでの加入実績に応じた年金額」には、過去に納めた年金保険料等に対して、受け取る権利がある年金額(図表 )が載っています(今年の3月までのねんきん定期便は「2.これまでの加入実績に応じた年金額とこれまでの保険料納付額(累計額)」欄をご覧くだ … 50歳未満の人に届く「ねんきん定期便」に掲載されている「年金の見込額」は、実は「これまでの加入実績に応じた年金額」です。 この金額は、これまで納めた保険料のみで計算されています。 50歳未満の方へ送付される年金定期便には、「これまでの加入実績に応じた年金額」が記載されています。これは、年金定期便が送付された時点での国民年金と厚生年金の加入実績に応じた年金額の試算結果です。以下では、この「これまでの加入実績に応じた年金額」について説明してまいります。 老齢年金の受け取りには、これまで原則として300月(25年)以上の受給資格期間(⑭)が必要でしたが、2017年8月からは、原則として120月(10年)あれば年金を受け取れるようになりました。ここでの老齢年金の見込額は、現在の加入条件のまま60歳まで継続して加入したものと仮定して計算されたものです。今後、退職による被保険者種別の変更などで収入が減った場合には、老齢年金の見込額が減少していきます。, ⑮老齢基礎年金・・・65歳から受け取れる老齢基礎年金の年額 上記の募集代理店および本サイトを通じてご紹介させていただく募集代理店を通じてはお申し込みいただけませんので、あらかじめご了承ください。, 老齢基礎年金を受けるためには、現在は原則として、保険料を納めた期間と免除された期間を合算して, 年金は資格喪失日が属する月は加入月数には算入されないため、資格を失った月と同月内に次の資格を取得していないと、その月は未加入扱いとなります。, 最初の加入記録の前にも何らかの年金制度に加入した記憶がある方や、最新の加入記録が「現時点の加入状況」と一致していない方も確認が必要です。, ここでチェックすることは、表示されている金額がこれまでの給与や賞与の金額と大幅に違っていないかです。, 第1号被保険者として保険料を支払っていた月と、保険料を支払う必要がない第3号被保険者であった月は「納付」扱いとなります。, ここでの老齢年金の見込額は、現在の加入条件のまま60歳まで継続して加入したものと仮定して計算されたものです。, 「特別支給の老齢厚生年金」を受け取ることができるようになる年齢(⑯a)は生年月日によって違い、順次繰り下がっていきます。そして、1961年4月2日以降に生まれた男性の方(女性は1966年)は「特別支給の老齢厚生年金」はなくなり、「老齢厚生年金」を65歳から受け取り始めることになります。, すべての期間の年金加入記録を参照できるほか、年金受け取り年齢を繰り上げた場合や、転職・退職した場合など、さまざまな条件に応じた年金見込額を試算することができます。, https://www.nenkin.go.jp/service/nenkinkiroku/torikumi/teikibin/20150331-05.html, 【1/19更新】新型コロナウイルスで保険はおりる? 保険会社各社の対応状況を解説!, 【2021年版】医療費控除とは? 基本から手続き、戻ってくる金額、申請方法までを徹底解説!. ※65歳以降は「老齢厚生年金」として受け取ることになります。 ⇒老後資金はズバリいくら必要? 今の貯蓄で大丈夫? 老後資金を準備する方法とは?? 【1.これまでの保険料納付額(累計額)】 2019年に金融庁が発表したレポートで、公的年金だけで老後の生活費は足りず「老後2,000万円不足する」という結果が公表され、大きな話題となりました。今回は、老後に必要な貯金額と、足りないと感じたときの対策について解説します。 ⑰b・・・老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計金額, 老齢厚生年金の本来の受給開始年齢は65歳からですが、厚生年金保険の加入期間が12月(1年)以上あり、かつ受給資格期間が上記の300月あるいは120月以上ある場合は、当分のあいだ、60歳から64歳までの老齢年金を受け取ることができます。この年金を「特別支給の老齢厚生年金」と言います。, 「特別支給の老齢厚生年金」を受け取ることができるようになる年齢(⑯a)は生年月日によって違い、順次繰り下がっていきます。そして、1961年4月2日以降に生まれた男性の方(女性は1966年)は「特別支給の老齢厚生年金」はなくなり、「老齢厚生年金」を65歳から受け取り始めることになります。したがって、⑯a~dおよび⑰aに記載がない方もいらっしゃいます。, 「ねんきん定期便」の様式はたびたび変更されていますが、少なくともこの部分の表の形式は、「特別支給の老齢厚生年金」を受け取る方がいなくなる2031年4月以降は変更されるはずです。, 「特別支給の老齢厚生年金」は「定額部分」と「報酬比例部分」に分かれています。「定額部分」は65歳以降の「老齢基礎年金」にあたり(⑯c→⑮)、これまでの厚生年金の加入期間に基づいて計算された金額です。「報酬比例部分」は65歳以降の「老齢厚生年金」にあたり(⑯b→⑯e)、これまでの厚生年金の納付済み保険料に基づいて計算された金額になります。, ただし、当分のあいだは老齢基礎年金の金額(⑮)よりも定額部分の金額(⑯c)のほうが多いため、65歳以降の老齢厚生年金には、この差額(定額部分-老齢基礎年金)が加算されます。この加算額を「経過的加算」(⑯f)と言います。, ■図12 これまでの加入実績に応じた年金額(年額) 加入実績に対しての年金見込み額であり、受給資格期間が120ヶ月未満であっても金額は記載されます。 受給開始の65歳まで20年以上ある時期なので、年金額は参考としておきます。 ⑧一般厚生年金・・・一般の厚生年金保険の被保険者であった期間の月数 50歳未満の場合は、裏面上段の「1.これまでの保険料納付額(累計額)」の欄に、これまで支払ってきた保険料の総額が記載される。裏面下段の「3.これまでの加入実績に応じた年金額」の欄には、現在までに納めた保険料で計算した年金の年額が記載される。 (50歳未満) 共済組合等の「これまでの加入実績に応じた年金額」(50歳未満)が記載されていますが、どのように計算されているのですか。 ここに表示されている年金は、何歳から受給できるのですか。(50歳未満) ⑲・・・これまで加入していた年金制度別の履歴一覧 入れ墨・タトゥーを入れていると保険に加入できない2つの理由とは!? 日本年金機構『あなたの年金 簡単便利な ねんきんネットで!』 自分の将来の年金額を考える方法 「自分がいくら年金を貰えるのか」というのは、定年後の生活設計をする上で、一番気になる問題です。 しかし、サラリーマンが加入する厚生年金の場合、個人の加入歴とその期間の収入が影響するため、自分の年金額を計算することは簡単ではありません。 50歳以上の人に送られる年金定期便は、これまでの加入実績などをもとにして計算された非常に正確な年金受給額が記載されています。 自分で年金額を計算するのは非常に大変なので、年金定期便を活用して自分が将来受け取れる年金額を把握しましょう。 ※これまでの保険料の納付実績に基づいて計算されているため、将来の年金額とは異なります。今後も保険料を払い続けていけば、将来に受給できる年金額も増加していきます。, 国民年金の保険料は毎年見直されますが、すべての方に同額ですので、ここでは金額は表示されずに納付状況が記載されます。具体的には「納付済」「未納」「3号」「全額免除」「合算」などが記載されます。なお、厚生年金の加入者は空欄になります。, 厚生年金の保険料は月々の収入額によって決まりますので、ここではそのもととなる「標準報酬月額」(給与の金額)、「標準賞与額」(ボーナスの金額)と、それに応じて徴収された保険料が記載されます。, そして、ここに記載されている内容に漏れや間違いがないか、かならずチェックしておきましょう。もし抜けている月があれば、そのぶん加入期間が短くなり、年金額も減ってしまいます。とくに転職したときには厚生年金保険適用事業所の切り替えがあり、納付漏れが発生しやすいので注意してください。, また、会社員から自営業者になった方や、その逆のケース、あるいは専業主婦(主夫)になった場合などは被保険者区分が変わりますので、国民年金と厚生年金の切り替え時期を含めて、しっかり確認しておきたいところです。, おかしな点があれば、お近くの年金事務所や「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」などへ問い合わせてみましょう。連絡先は「ねんきん定期便」に書いてあります。, 50歳未満でも、35歳と45歳の方にはA4サイズの封書で「ねんきん定期便」が届きます。記載されている内容は基本的に「2.50歳未満の方(35歳、45歳の方を除く)」と同じですが、これまでのすべての加入履歴や保険料納付状況が別表で追加されているところに違いがあります。, 「老後に自分は年金がいくらもらえるのか知りたい!」という方も多いと思うのですが、残念ながらこの年代の方は「将来もらえる予定の年金の金額」は記載されていません。下の図5中の⑰で【これまでの加入実績に応じた年金額】として金額が表示されていますが、これはあくまで、この「ねんきん定期便」を集計した時点での加入実績をもとにしたものです。ですので、若い方はかなり少ない金額が表示されているはずです。, ■図5