併願優遇の私立高校過去問はやるべきかこんな質問をしてくる生徒がいる。「自分で考えるべきだ」と返したうえで、「私なら絶対にやる」とも答える。理由は次の2つ。理由1不安なく入試を受けるため第一志望ではないとはいえ、入試は緊張するものだ。 私立は第1志望として受けないことや、何校も受けることが多く、過去問をどうすればいいのか悩む方は多いでしょう。 また、私立高校の入試問題は公立と毛色が違うため過去問の扱いはさらに難しくなりま … 今回は、私立高校のうち、偏差値55以下の「一般校」「基礎力校」に分類される高校の、入試対策を意識した勉強法となります。, 私立高校と一口に言っても、合格に要求される学力は様々です。学校側が入学して欲しいと考えている中学生も異なれば、選抜方法も学校ごとに異なります。, 難関校(偏差値70以上) 上位校 (偏差値63〜69程度) 中堅校 (偏差値56〜62程度) 一般校 (偏差値50〜55程度)⇦ 基礎力校(偏差値49以下) ⇦, 現実的にみて、お子さんが、どのランクの私立高校を受験出来るのか?ということを確認する必要があります。, お子さんの学力を確認する、簡単な方法としては、中学校の成績評価で判断するといいと思います。, もし、成績表が「3以下」であれば、一般校・基礎力校にランクされる私立高校を受験することになると考えていいでしょう。, 特に、国語・数学・英語の3科目において「3以下」であれば、一般校・基礎力校を受験する学力なのだな、ということを認識してください。, うちの子には、中堅・上位校の私立高校を受験させたい。そんな想いを抱く方もいるでしょうが、, まずは一般校・基礎力校で要求される学力を確実にする必要があることを再認識してください。, 一般校・基礎力校に合格するための高校受験勉強法を考えるときに、ポイントとなるキーワードは、, 一般校・基礎力校は、中学生の学力判定をするときに重視していることは、入学志望者が「基礎」を理解できているか?という点に尽きます。, 応用問題を解く力は、一切求められていません。ちなみに、中堅・上位校でも、応用問題を解く力は、受験に合格するという意味では不要です。, ❶ 基礎を正確に理解すること ❷ 基礎を使いこなすこと (問題が解ける・ノート作成できる) ❸ 自分の頭で考えることができること(=応用力), 高校受験を考えるときには、上記の3ステップを意識して勉強することが必要なのですが、, 一般校・基礎力校の合格を考えるときには、❶の基礎の理解が出来るように心がけてください。, 高度な学習は不要です。基本の力は揺るぎないですから、基礎の理解は、❷❸とステップアップしていくときにも大きな力となります。, だから焦る必要もないのです。しっかりと意識的に、❶基礎を理解できるような学習をしてください。, 日常の中学校の勉強内容が、基礎と考えてよいでしょう。学校の授業と、使用している参考書・テキストを「正確に理解」する勉強をしてください。, それに「クラスメイトの授業態度」や「学力レベル」によっては一定レベルを保った質の高い授業を、集中できる環境で受けることは難しいことが多いでしょう。, 学校の授業環境が良質でないのであれば、ご家庭でもお子さん学習環境を整える工夫をしなくてはいけません。, うちの子は、もともと勉強が好きと言うわけでもなく、でも嫌いと言うわけでもない子供でした。学校の宿題もやるにはやるのですが、成績がイマイチでした。, 子供と話していて気づいたことは「学校の先生の授業がつまらない」とのことです。先生の話がつまらないし、先生の話している内容もよくわからないとのことです。, 学校の先生に文句を言いたくもなりましたが、大事なことは子供の視点で考えることだと思い、子供が興味が出る勉強方法を探してみたのです。, かといって、さらに学習塾通いさせる気にもならず、家庭学習できる勉強で良い学習方法はないかな?と探していました。, 以前、通信教材を試したこともあったのですが、うちの子には合いませんでした。通信教材も、やはりツマラナイそうで。, そこで試してみたのが「動画教材」です。うちの場合は「スタディサプリ」と言う動画教材を試してみたのですが、熱血の英語先生がいて面白いかったようです。, 授業も時間を小分けにしているし、先生の解説もわかりやすいとのことでした。子供も勉強をやる気になったので「この動画教材だ!」と思い、無料体験講座をへて、申し込みすることにしたのです。, 中学生の学力は一人一人差があります。中学校の先生は、学力が低い生徒のことも考えて授業しなくてはならないことも理解しなくてはいけません。, いくら学校に要望を出したところで、中学校も、学校の先生も、変わることはありません。, だから、皆さんも、先生方に働きかけるパワーを注ぐよりも、いま与えられた環境の下で、お子さんとご家庭で、, 「よい学習環境を構築するためにはどうしたらよいか?」 「子どものために、何が出来るか?」, ということに集中した方が良いのです。お子さんの学習環境作りに集中して意識を向けることが大事です。, あと、これも意外と知られていないことですが、中学校で配布される学習教材はあまり出来が良くありません。, とお子さんが言ったときに「ちゃんと勉強していないからでしょ」という方もいるのですが、大きな勘違いです。, お子さんは、ちゃんと勉強しようとしているから「学校の教材の質の悪さ」に気がついているのです。, お子さんのために、解りやすい学習教材を準備してあげたり、学習環境を整えてあげることは親の責務です。, ウチでは、学習塾に通わせていません。私と夫の方針もあり、学校の勉強を真面目に勉強しておけば問題ないとの判断です。, 高校は公立高校に進学するのか、私立高校に進学するのか、子供の希望次第ですが、どこの高校に進学するとしても、予習復習をして、定期テストにも真面目に取り組めば、勉強や受験に困ることはないと思うのです。, だから「学校の教科書・ワーク」と、「先生の配布プリント」で勉強をやらせていました。, 一度、本屋さんで「参考書」を選んで子供に与えたこともありました。「通信教材」をとってみたこともありました。, でも参考書を与えても子供は使わないし、通信教材も「ツマラナイ」といって継続的に勉強しなかったのです。, まあ、わたし自身、中学生の時は通信教材を親に取ってもらっても、手に取らなかったなあ…と思ったので子供の気持ちもわかります。, うちの子は性格が真面目な方だと思います。だから学習塾に行かなくても、学校の教材で自習すれば十分では?と思っていました。, でも、子供の成績は上がりません。むしろ成績は下降気味です。「やはり学習塾に通っている子供と差がついてしまうのでは…」と不安にも思ったのですが、, 子供に聞いてみたところ、子供も「塾には行きたくない」ということでした。色々と話していく中で分かってきたことは、, 「学校の教科書」や「配布資料」が解りづらい、と子供が感じていることです。あらためて私も確認してみたのですが、確かに内容が薄いし、日本語としても解りづらい文章が多いのです。, ママ友の一人に相談しました。この方も子供を学習塾に通わせていなかったからです。「家庭学習では、どのように勉強させているの?」と聞いてみたところ、, 「動画教材を見せている」というのです。有名な学習塾の先生が、動画授業してくれるから、塾に通う必要もないのだとか。しかも家の近所の学習塾に通うよりも、全国的に有名な先生の授業だから安心できるというのです。, 家の中でも学習塾と同じ勉強をできることは魅力的でした。しかも月額料金が安いことも驚きだったのです。無料体験プランで子供に使わせてみたところ、子供も気に入って勉強していたので、これはいいなと思い今でも使っています。, 動画教材という面白くて、良い内容の教材があるということに助けられました。子供の学習教材のことで悩んでいる皆さんも、試してみたらいいと思います。, 以上から、一般校・基礎力校向けの高校受験勉強法の特徴としては、 基本的事項を「理解」することに尽きます。, 中学生が学ぶべき学習内容(基礎)が大事だという点は、公立高校の受験勉強法と同じです。, 基本を使いこなせるという学習レベルまでは不要です。 基本を正確に理解出来ることが大事なのです。, ※「正確に理解」とは、文章を読んだときに記載内容が正しいか間違っているかが分かることを言います。, ※「使いこなす」とは、自分の口で説明出来たり、論理だった文章を書けること言います。, 私立の一般校・基礎力校と、一般の公立校における高校受験対策としては、「理解」するレベルのみが要求されており、「自分で使いこなす」というレベルまでは要求されていません。, 何事にも基本の勉強は重要になりますから、基本となる学校の勉強を一生懸命することは良いことです。, 中堅高校で合格者選抜をする際には、基礎を「使いこなす」ことが出来るか?ということが要求されている点なのです。, ということが求められます。中堅高校ともなると、要求される学習レベルが一段上がるのです。, 中堅高校の学力レベルは難しそうだな…自分には難しいと感じるお子さんもいるかもしれませんが、実際にはそれ程は難しくありません。, 中堅高校の高校受験合格だけを考えるならば、高校入試では「完全に」使いこなすことまでは求められていないのですから。, ある程度「使いこなす」ことが出来れば、私立高校の中堅校に合格できると考えて良いでしょう。, 普段、お子さんが学習する際に、 「内容がわかった」という学習レベルにとどまることなく、, 基礎の「正確な理解」をすることも、基本を使いこなすことが出来るようになることも、継続的に勉強することで養われます。継続的に反復練習することで自然と身につく学力レベルなのです。, 難しい勉強をする必要は全くありません。 基本を反復継続するだけ。このことを頭に入れておいてください。, 中学校での定期テストは、普段の授業内容の理解度を試すテストです。担当する先生の授業内容を正確に理解・暗記すれば足ります。, (正直、理解するというようなものではなく、私は暗記するイメージが強いと考えています)。, 配布された教材プリントや、問題集、テキストを正確に理解・暗記するだけです。しかもテストの出題範囲は非常に狭いのです。, 一方、「一般校・基礎力校」の高校入試では、中学3年間の学習範囲について、大筋の理解が出来ているか?ということが問われます。, 入試は出題範囲が広いので、暗記では太刀打ちできません。正確に大筋の理解が出来ていいるか?ということが試されます。, 一般校・基礎力校を高校受験する場合でも、要求される学習範囲的には、中学校の授業だけで十分足りるはずなのですが、, ・学校の授業内容が「解りづらい」「物足りない」ことが多い。 ・中学校で配布される学習教材は、(正直に言うと)出来が悪い。, だから、中学校の授業とテキストだけで勉強しなさいと言うことは、お子さんに立場からすると酷な話な訳です。, 「お子さんが中学校の授業だけで足りない状態にあるか?」ということは、客観的に「成績」と「定期試験の点数」で判定できます。, お子さんの成績が、「3」に満たない場合、 定期テストの点数が、「70点」に満たない場合には、, 例え「3」や「70点」を取っているお子さんの場合でも、「4」や「90点」を取っていないようであれば、中学校の授業だけでは足りない状態である恐れがあることにも注意が必要です。, 中学生の基本的な学習内容について、「解りやすく解説してくれて」、「反復して繰り返し学習」することが出来る学習環境を作り出すことが、重要になります。, ・志望する私立高校の入試問題を解けるためには、どの程度の知識レベルが必要か? ・理解はどれほど出来て入れば良いのか?, 一度出題された問題は、二度と出題されないとして、過去問を軽視する受験生も多いのですが、よく聞いてください。, 過去問は、高校の先生から、受験する中学生へのメッセージだと言うことを理解しましょう。, ・合格するためには、このような問題を出しますよ。 ・当校では、このような問題をできる人を合格させますよ。 ・この程度の理解が出来れば、あなたは合格できますよ。, また、「過去問」は繰り返し出題されます。 「同じ問題」や「同じ理解で解ける問題」が、毎年必ず出題されます。断言できます。, 〇〇という問題を解いた生徒は、 ・入学後にこんな活躍をしている。 ・大学はどこに合格できた。, データを基にして、入学して欲しい中学生を選別しようとしているのです。同じ問題を解ける中学生を合格させれば、入学後に同じような活躍をしてくれるはずだ。と考えている訳です。, 一般校・基礎力レベルにある高校を含めて、高校入試を意識した受験勉強をするときには、, 志望校する高校の過去の入試問題を解くことは、効果的な受験対策です。一度だけ解いてもマスターすることは出来ないので、何度も解くことがポイントとなります。。, 過去の入試問題を解くときには、過去問の解説も併せて読みましょう。 出来れば同じ過去問について、複数の開設を準備しておいて、複数の観点から問題の解き方を考えてみましょう。とても勉強になります。, 学習塾で過去問の解き方を解説してくれるときには参加してみると受験勉強の効果があがりますし、家庭教師の先生がついている場合には、個別に指導を受けても良いかもしれません。, とにかく、多角的な観点から、過去問を分析してみると、合格に近づきます。過去問を味わい尽くして自分のものにしてください。, 苦手科目と得意科目は、どのような割合で学習すべきなのか?という質問を受けることがあります。, 一般校・基礎力校の受験を考えている中学生の場合には、おそらく得意科目はないことと思います。, お子さんが自らやる気になっている内容の学習から勉強に着手させるというスタンスがよいでしょう。何でもよいのです。, 自ら進んで意欲的に学習しないのであれば、お子さん自身も面白くないい、熱中できない。, 一方、やる気がない科目についても、何もしなくてもよいという訳ではありません。高校受験勉強も視野に入れた場合には、合格も危うくなってしまいます。, 勉強をさせる為のある程度の強制力は必要です。最初は強制的かもしれませんが、繰り替えすうちに、勉強することが習慣になります。習慣がつけば勉強をしないと落ち着かないという意識が生まれます。, お子さんに合った学習環境を整備して、学習教材を使用して、お子さんが自然と勉強できる環境づくりをしてあげるとよいでしょう。, 一般校・基礎力校といった私立高校入試をするときには、出願要件との関係で内申点が影響することが多いでしょう。, 「内申点が●点ないと出願要件を満たしませんよ」という、内申基準を設定している高校が多いと思います。, 尚、公立高校のように、高校入試の得点に、内申点を加味するというような対応をしている私立高校は非常に少数派だと思います。, 普段の中学校の授業を頑張って、高い内申点を確保しておくことは、受験できる私立高校も多くなりますから、可能性を広げるという意味で重要です。, 公立高校受験でも、私立高校受験でも同じく共通するのですが、「中学2年」の夏には、受験勉強を意識的に始めてください。, ある程度覚悟しておいた方が良いと思いますが、中2の夏以降の学習内容は、これまでと異なり学習レベルが一段大きく上がります。, 中学2年の9月以降に、勉強が遅れてくる中学生が多いのは勉強内容が難しくなるからです。, 同じく中学2年生の9月以降の学校のテストや、成績は内申点にも大きく影響してくるのです。, でも「中学2年」の夏からが高校受験との関係では勝負所だ、ということを念頭に入れてください。, 「基本的事項」の指標となる中学校の学習範囲を「正確に理解」することお心がけましょう。, 正確に理解するとは、読んだり、聞いたりすれば、その内容が正しいかどうかが判断できるレベルをいいます。, 正確に理解する為には、学習習慣を身に着けたうえで、基本的事項を繰り返して勉強することが大事になります。, お子さんの勉強体制を整えて、お子さんがの勉強する力を伸ばしてあげることが大切になります。, 合格ママは子供をそっと見守ります。 勉強はプロ講師に任せて、子供と同じ目線で高校受験に立ち向かうのです。, 「やる気のない」中学生と親御さんの悩みを本気でサポート。現役の先生や合格者、親御さんが悩みに答えます。, お子さんは、ちゃんと勉強しようとしているから「学校の教材の質の悪さ」に気がついている, 「理解」するレベルのみが要求されており、「自分で使いこなす」というレベルまでは要求されていません. 高校入試の受験勉強で欠かせないのが、実際に出題された入試問題に取り組む過去問演習。効率よく合格に近づいていくために、「いつから過去問を解き始めるのがベストか」をご紹介します。 高校受験の過去問は何回繰り返しが必要か. 高校受験のための勉強で、最後に取り組むのが、過去に志望校で出題された入試問題、つまり過去問だ。「いつから始めるの?」「何年分やればいいの?」「どんなふうにやれば効果があるの?」「何か注意点は?」といったすべての疑問に答えるので、いま過去問真最中の人は、適切な演習が出来ているか確認してみよう。また、中1・中2の人もぜひチェックしてほしい。過去問について知ると、受験勉強全体の進め方も見えてくるよ。, 分厚い過去問題集を見ると、量が多さやかかる時間から手が出しにくいと感じる人も多い。でも、過去問をやらずに入試に挑むと大変なことになるので、想像してみてほしい。, キミが過去問をやらずにその場に臨んだとすると、どんな問題が出ているのか、難易度はどうなのか、様子をつかむのに時間が必要だ。私立高校などでは毎年定番のように同タイプの問題を出すこともあるけれど、キミはそれを知らないので問題を見てから考え始めることになる。一方キミの横にいる受験生は過去問の演習をしっかりやってきている。だいたいどんな問題が出るか予めわかっているのでさっと全体を見渡して方針を立て、キミより先に問題を解き始めるだろう。学校独自の個性的な出題にも十分対策を積んでいるから、ほぼ確実にしかも短時間で解くことができる。どっちが有利かは明らかだよね。, 高校入試では公立も私立も問題の傾向が安定している。なので、過去問をやったかどうかで大きな差がついてしまうんだ。本番前にできるだけ入試問題について理解しておくことがとても大切だよ。また、入試問題をやってみると、今の自分にはできないことや知識・経験が不足している単元、その学校でしばしば出題されることなどがわかるから、的確な仕上げ学習の方針を立てることができる。, 志望校の入試がとてもリアルに感じられて、やる気が倍増するんだ!これでも過去問やらない?, 過去問題集は5年分、10年分など、過去数年分が1冊になっている場合が多い。できるだけ多めに解こう!と言いたいけど、過去問演習は時間がかかるよね。他の勉強とのバランスも必要だから、上位志望校とそれ以外の受験校を分けて考えよう。, 志望校として受験する可能性のある学校の過去問は必ず買い揃えよう。だいたい5年~8年分くらい掲載されているので、それを全部やるのが基本だ。少なくとも5年分はやったほうがいいね。そんなにたくさん必要なの?と思うかもしれないけど、演習を重ねるとその学校の出題パターンが見えてきて問題への対処のしかたも自然に身につく。とくに難関高校の場合、たくさんの年度をこなすことで対応力が高まるから、合格ラインぎりぎりの人にとっては最後の一押しになるよ。, 志望校以外にも併願校など受験する高校については一通り購入することがオススメだ。3~5年分ぐらいはやってみるのが理想だね。しかし過去問の演習にはとても時間がかかる。受験校が多い人は全部やるのは厳しいかもしれない。そういう状況の人は最低でも1~2年分はやってみるようにしよう。模試などの合否判定で合格確実だとしても、入試問題がやさしいとは限らない。油断せずに早めに過去問を解いてみて、万全の状態で本番に臨むようにしよう。, 自分の志望校と共通点のある別の学校の問題を解いてみることも、過去問利用法の一つだ。, 上記3つの例に共通する目的は「経験値を増やすこと」「幅を広げて、出題傾向の変化に強くなること」「他の受験生に負けない底力をつけること」だ。このような使い方をする時、栄光ゼミナールでは、受験生1人ひとりの志望校に合わせ、おすすめの学校の過去問を紹介しているよ。, 過去問題の演習を始めるタイミングは受験勉強の進み具合と関わってくる。というのは、入試問題は中学3年間の学習内容全体から出題されるからなんだ。まだやっていない単元がたくさん残っていると、解けない問題が多過ぎてせっかくの演習が生きてこない。といって、中学の全範囲を完全に理解してからでは取りかかりが遅すぎる。ざっくりした言い方になるけれど、9割がた終えたところで過去問題へのチャレンジを始めるのが現実的だろう。標準的なパターンとしては、夏休みが終わった9月から過去問題の演習スタートというのが無理のないスケジュールだ。ということは、夏休みまでに全範囲が終わっていなくていいが、少なくともそれまでに学習したことはしっかり理解できているところまで到達しておきたいよね。1、2年生はそのつもりで勉強を進めていくようにしよう。でも人によって志望校も受験校数も学習ペースも違うから、何が何でも9月スタートとは言わない。それより少し遅くなってもきちんと計画的にやれば過去問演習の成果を十分生かすことができるよ。ぎりぎりのタイミングは12月辺りだ。, 受験勉強を始めたばかり…という人は、受験勉強はいつから始める?を読んでスケジュールを組むことから始めてみてね!, 勉強の計画を立てるのが苦手…受験勉強を始めるのが遅かった!そんな人は個別指導を活用しよう。「栄光の個別ビザビ」なら1人ひとりに合わせた受験勉強のスケジュールが組み立てられるよ。, 過去問の演習はとても時間がかかる。その時間を合格への強力な武器にするか、無駄な時間するか、すべてはやり方しだいだ。, まず、その学校の試験時間内で問題を解いてみよう。過去問をやる目的の1つは、入試問題の様子を知り、本番での手順や時間配分を考えることだよね。そのためには条件を揃えてやってみなければならない。そうすると、とくに最初のうちは時間が足りなくなることが多い。手付かずの問題が残ってしまったときは、制限時間までに解いた部分を採点の対象にすることにして、残りの部分も得点外ということで解いてみるようにしよう。過去問は受験勉強の教材でもあるから、やらずに終わりにしてしまうのはもったいないよ。, 解き終わったらすぐに採点してみよう。なぜ「すぐに」かというと、自分がどんな風に問題を解いたか終了直後なら覚えているから。自信のある問題、あやふやな問題、理解できなかった問題など、印象が鮮明なうちに採点した方が誤答の原因や勉強不足の部分が把握しやすいんだ。, 過去問演習の中でいちばん大切なことは復習することだ。まず、採点するときには解説をしっかり読むことが大切だよ。点数が良かった悪かったと騒いで終わりにしてしまったら、はっきり言ってせっかく過去問を解いた意味はない!〇や×をつけるのが勉強じゃないよ。×だった問題、答えが書けなかった問題、正解だったけれどあまり自信がなかった問題などをこの機会にきちんと理解することによって実力がつくんだ。解説を読んでもわからなかったら、先生に質問したり、その単元全体を勉強し直したりして、次に同じタイプの問題が出たら解けるようにすることを意識しよう。この手間を惜しまない人は必ず伸びるよ。, 上位志望校の過去問は、たとえば8年分を解き終えたら、できなかった問題を中心にもう一周やってみるのがオススメだ。1周目に丁寧な復習をした効果を2周目ではっきりと感じることができるよ。ペース配分なども余裕を持って確認できるので、本番に向けて自信がつく勉強だと言える。1周目の点数が低かった人には、この2周目の演習がとても効果的なんだ。, 過去問題に取り組む上での注意を2つ。まず1つ目は、志望校の過去問題を初めて解いて点数を取れることはあまりないということ。とくに難関校の場合は、期待と不安を抱いて挑戦して、衝撃の結果に打ちのめされるのが定番といってもいい。見たこともないような点数にショックを受けるのはしかたないけれど、そこで「自分には無理なのではないか」なんて思ってはいけないよ。今が9月だとすると本番までは5~6ヶ月ある。その間に勉強すべきことを知るのが過去問題を解く目的だ。弱点をカバーする勉強を続けながら1年1年解いていくうちにだんだん点数は上がってくるよ。もう1つは、実力がついてからやりたい(つまり今やってひどい結果になるのを見たくない)という気持ちから、志望校の過去問題をやらずに後まわしにする人がいるが、それは間違いだよ。過去問題は教材だ。本当に合格したい学校ほど、早めに取り組んで自分の課題を知るべきだ。過去問題はキミを志望校合格に導く高校受験勉強の最終兵器だよ。正しく取り組んで100%活かしきろう!, 中3受験生は夏休み以降、それまで積み重ねてきた学びを高校入試で合格する力に結実させていく総仕上げの段階に入ります。その主軸となるのが過去問演習です。栄光ゼミナールの高校受験対策は学校よりも早く3年間の勉強が完了するので、理想的なタイミングで無理なく過去問演習を始めることができます。また、通常授業や入試対策ゼミの勉強をこなしつつ、志望校や併願校の過去問をのべ20年、30年分もの過去問を自力で解き復習することは、合格力をアップさせる一方で、中3にとっては非常に厳しいチャレンジとなります。栄光ゼミナールではそこを乗り切って合格する実力を身につけてもらうために、過去問演習計画の立案・進行管理から採点・質問受けに至るまでしっかりと見守り、サポートします。問題優先度の付け方や頻出の問題など、受験当日に威力を発揮するさまざまな知恵を伝授し、本番で実力を発揮するための「試験力」を磨いていきます。最後まで手厚い責任指導を貫く栄光ゼミナールで、一緒に志望校合格を目指しましょう。, 高校受験の結果を左右する[内申点]を上げる方法 学校で通知表を受け取ったと思うけど、どうだった?評定は内申点に… 続きを読む, 東京都の私立高校が実施する併願優遇とは? 第一志望は都立だよね?私立の併願って決めた? 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私立高校入試の最も大きな特徴は、問題傾向が毎年同じ場合が多い、という点です。 これは推測に過ぎませんが、私立高校の場合は先生の移動が極めて少なく、毎年同じ先生が入試問題を作成していると考えられます。そのため、入試問題の出題傾向が毎年同じになる場合が多いのです。 したがって、私立高校入試の場合は、入試問題の傾向をつかんで、その対策をすることが合格を勝ち取るための近道となります。入試問題傾向のつかみ方と対策の仕方についてはこの記事の後半でご紹介します。 2学期期末テストが終わったら、 私立高校入試の過去問をやりましょう。 3年間分は必ずやっておきたいですね。 星稜のA、金沢Sや各高校の特進コース受験の子 私立専願の子は5年分やっておきましょう。 昨年分は時間を計らずに傾向をみるために使うといいでしょう。 こんにちは、紅野まりです。 今回は「高校入試の過去問の使い方・選び方・おすすめの教材」というテーマについて紹介します。 入試が近づいてくると、そろそろ過去問を買って勉強する時期になります。 大体、夏休み明けの9月10月~過去問を勉強し始めたり、早い子は夏休み前から取り組んでいる受験生もいます。 このように公立の高校入試対策の仕上げ=『過去問を解く』という流れが最適です。 ですが、過去問もとりあえず解けばいいというわけではありません。 なぜなら、過去問の使い方や教材の種 … 801神奈川県公立高校特色検査<記述型>入試過去問 2021年度用 5年間スーパー過去問 (声教の公立高校過去問シリーズ) 声の教育社 5つ星のうち5.0 1 【ベネッセ|高校受験】過去問演習は、入試問題の傾向をつかんだり、問題の形式に慣れたりすることができるので、受験対策として大変有効です。受験する都道府県の入試問題、併願する私立高校の過去問演習は必ずやっておきましょう。 例えば公立校が第一志望の場合、併願する私立校の受験対策は過去問演習が中心になります。では、その過去問は、いつ頃から、どのくらいの分量解けばよいでしょうか? 迷っている人のために、併願校の過去問を「いつから・何年分」やればいいのか、めやすをご紹介します。 この記事では神奈川県公立高校入学者選抜の問題、正答、リスニング台本・音源、マークシートのリンクを平成14年(2002年)〜平成31年(2020年)まで19年分まとめました。(国語は著作権保護のため公開されていないものがあります。) 過去問の分析や演習にご活用ください。 高校入試の過去問は、公立・私立問わず市販されています。 また、日比谷・西高校といった、独自試験に対応したものもあります。 とはいえ、過去問ならば何でも良いというわけではありません。 東海、滝、椙山、名古屋女子、岡崎城西ほか、愛知県の公立・私立高校入試の過去問を多数紹介しています。目指す高校の過去問をすばやく検索、じっくり傾向と対策を重ね、万全の体制で本試験へ臨んでください。 高校入試過去問題【愛知】 過去、実施された入試の問題をダウンロードしてご利用いただけます。なお、入試問題をご覧になるには、Adobe Acrobat Reader(無償) が必要です。 ※ファイルはzip形式で圧縮されていますので、一旦保存をし、解凍してからご覧下さい。 過去問・入試問題の総合サイト。中学受験(中学入試)の過去問・入試問題、高校受験(高校入試)の過去問・入試問題、大学受験(大学入試)の過去問・入試問題、センター試験の過去問、資格試験の過去問題な … ①【高校入試過去問題集】は主なもので『声の教育社・スーパー過去問シリーズ』『東京学参・高校受験過去問題集』そして関西以西中心の『英俊社・赤本』がありますが、複数のシリーズが出版されている高校と 1社しか出版されていない高校があります。 高校入試の過去問は繰り返し解くのが大切とよく耳にします。 娘の場合は、第1志望校の公立(独自問題出題校)と第2志望校(有名私立難関校)は、過去3年分は3回ほど繰り返したといっていました。 高校入試の過去問は分厚い過去問集を購入するのが一般的ですが、塾講師時代に思ったのはあれ結構使いづらい・・・厚みがあってコピーしづらいし、何回もやり直そうと思うと大変ですよね。今はネットで過去問と解答を掲載しているところが多い 青藍泰斗高等学校(栃木県)の入試情報・入試過去問題情報。資料(パンフレット)請求、入試(受験)、説明会などここでしか手に入らない情報を掲載!私立、国公立高校検索サイト[日本の学校]