フリーランスとしてずっとやっていくのか、会社員に戻る可能性があるのかなど、将来どのように事業活動を行なっていくのかを判断基準にしてみるのもひとつの方法かもしれません。, また、注意しておきたいのが転職、退職する場合の切り替えです。手続きをするタイミングや必要書類などは事前に確認して、速やかに行うようにしましょう。 会社員の場合、事業主の手続きにより健康保険に加入していますが、退職した場合の健康保険はどうなるのかご存知でしょうか。 退職後ただちに国民健康保険を選択することによって、フリーランス2年目以降に国民健康保険料の減額申請を利用できる可能性を、選択肢として持つことができます。, 一方で、国民健康保険は「出産手当金」が支給されないため、出産予定のある場合はデメリットとなり得ます。, 任意継続保険では、社会保険の資格を失っても、喪失日の1日前までに継続して2か月以上の被保険者期間があり、喪失日から20日以内に「任意継続被保険者資格取得申出書」を提出することで、勤務していた会社が加入する健康保険組合を、退職後2年に限り継続することができます。, いったん任意継続被保険者になると、2年間は、国民健康保険への加入、もしくは健康保険の扶養者になるために資格を失うことは認められません。また、保険料を1日でも滞納した場合は資格を失います。実際には、保険料を滞納することで国民健康保険に切り替えができるということになります。 © Copyright 2021 お金のカタチ. 任意継続の保険料や必要となる手続きについては「社会保険の任意継続について」をご参照ください。, もちろん支払った健康保険料や介護保険料、国民年金は、確定申告で社会保険料控除として申告することによって所得税の負担を軽減することができますが、フリーランスの売上が不確定で安定していないという性質を考慮すると、上記例の場合だと退職後の健康保険料だけで年間約50万円の支出から免れることはできません。, 会社を退職した際、退職日の翌日に社会保険の健康保険の資格を失います。 お疲れ様でした、以上が社会保険から国民健康保険に切り替えた場合の保険料の計算方法となります。 退職後、任意継続も検討している。 という方は、こちらの記事で任意継続保険料の計算方法をご紹介しておりますので、合わせてご参照ください。 国民健康保険の概要; こんなときには手続きを「国民健康保険加入や喪 … ただし、健康保険の任意継続の手続きをした場合や配偶者などの被扶養者になる場合は、退職日の翌日付でその手続きを行えば、国民健康保険に加入する必要はなくなります。, そのため退職後に国民健康保険料をいくら支払わなければならないのかは、前年度の所得を証明する源泉徴収票に記載されている金額を使用して概算金額を知ることができます。国民健康保険料の概括的な金額は居住地の市区町村の健康保険課などで確認できる以外にも、市区町村のサイト上で国民健康保険料の概算金額を自動計算してくれることもあります。, 後述する任意継続保険料は原則として2年間変更されることはありませんが、国民健康保険料は減額申請できる場合があります。 そのときには、国民健康保険への切り替えと同じく前職の会社を退職した事実がわかるものが必要になります。(資格喪失連絡票等) 今までにも被扶養者となる条件は決められていましたが、2018年10月より被扶養者の条件が厳しくなりました。 国民皆保険制度により、退職日の翌日をもって勤務先で加入していた社会保険から脱退すると、すぐに新たな健康保険への加入義務が発生します。 退職して実感するのは、社会保険料の負担の重さです。定年退職後の健康保険の加入には4つの選択肢がありますが、とりあえず「任意継続被保険者」の道を選ぶ、というのはいかがでしょう。退職後20日が … という手続きをすべて行なう必要がある点で、デメリットになることもあります。, 国民健康保険はいつでも加入できることを考えたとき、健康保険料がどちらも同じくらいであれば、任意継続保険料を2年間支払った後に国民健康保険料を支払うという方法がもっとも一般的な方法だと考えられます。, 会社員とフリーランスの健康保険料のもっとも大きな違いは、「会社が半分負担してくれるかどうか」という点です。, 給与支払者つまり会社が、健康保険の適用を義務付けられている強制適用事業所に該当する場合は、健康保険組合へ加入することになっています。会社が健康保険組合へ加入した場合は、従業員の健康保険料の半分を支払うことになっているため、退職後に任意継続保険料を支払う場合は、それまで会社が負担してくれていた額をすべて個人が負担することになります。, たとえば退職後に任意継続する場合は、会社員だったときの毎月の健康保険料が2万円程度であれば、全額の4万円を毎月支払うことになります。しかし厚生年金保険料や雇用保険料を支払う必要はなくなるため、社会保険料全体でみるとそれほど大きな差にはなりません。 All rights reserved. 転職や就職した場合、その会社での健康保険への加入手続きは会社がやってくれるので、問題ないのですが、その転職や就職する前に国民健康保険に加入していた場合は、その国民健康保険の脱退手続きは、会社ではやってくれないので、自分で行わなければなりません。 なお、外国籍の方は在留期間が3か月以上の場合、加入が義務付けられています。 国民健康保険は、加入者が病気・ケガ・出産・死亡した場合に、その医療費や葬祭費用などが支給される制度です。国民健康保険の基礎知識、社会保険から国民健康保険への切り替え手続き等について解説 … 会社を辞めて、社会保険から国保(国民健康保険)に切り替えるケースがありますが、よくわからないことも多いですよね。この記事では、社会保険から国保への切り替え方や各医療保険の違い、切替時によくある疑問について解説します。 手続きが面倒、再就職するまでの短い間だから、という理由で健康保険の切り替えを怠っていると、いざというとき困るのは自分です。便利で安心の基本となっている健康保険の制度を利用するために、決められた手続きは滞りなく済ませたいものです。 社会保険・税金. トップページ > よくある問い合わせq&a > くらし・手続き > 国民健康保険 > 【保険料】9月10日から社会保険証にかわり、国民健康保険証は返却しました。 そのとき、9月末期限の国民健康保険料もお支払いしましたが、社会保険料は9月分から支払うこととなります。 誰もが加入しないといけない「社会保険」「国民健康保険」ですが、退職や転職。起業の際にできる限り節約する方法はないのでしょうか?また高いので免除してほしいなどの気持ちがあります。役所に確認した具体的な対処方法についてまとめました。 勤務先を退職した後、再就職等をせずに働かない場合には、次の3つのいずれかの公的医療保険に加入することになります。 退職後の健康保険(再就職をしない場合) 日本は国民が必ずなんらかの公的医療保険に加入する国民皆保険制度です。したがって、退職して被保険者としての資格を喪失したままにすることはできません。退職の翌日には、健康保険の資格を失ってしまいます。 では、これら3つの選択肢のうち、いずれに加入するのがよいのでしょうか。それぞれくわしく見ていきましょう。 国民健康保険と任意継続保険、それぞれのメリットとデメリットを比較し、切り替えの手続き方法を見てみましょう。, 国民健康保険は、加入者の病気やケガ、出産に際する医療費や死亡時の葬祭費用などが支給される制度です。日本の健康保険制度は「国民皆保険」が原則のため、国内に住所があれば年齢や国籍に関係なく必ず健康保険に加入しなくてはいけません。 国民年金は2年前納、健康保険は任意継続、どちらも金額はほぼ確定している。 所得税、住民税もほぼ間違いなし。 固定費 正社員のときと比べて大きく変わったのは会費のみ。 なお、加入時も脱退時も申請に必要な書類のほか、本人確認書類(免許証等)やマイナンバーが必要となります。, 国民が皆、保険に加入することを原則としている日本においては、1日のあきもなく、いずれかの健康保険に入っていなければなりません。 ただし、以下の国民健康保険除外要件のいずれにも該当しない場合は、加入しません。, つまり、会社を退職した方は、以上のいずれにも該当しないので、切り替え手続きをして、国民健康保険に加入しなければいけません。 フリーランスになる場合、自分で社会保険の手続きをしなければいけません。 社会保険は色々な保険から成り立っている制度ですが、なかでも健康保険については知っておいた方が良いです。 そこで今回は、独立後の健康保険や、加入方法について紹介します。 国民健康保険に加入後、就職して社会保険の資格を取得した場合は、脱退の手続きを行う必要があります。必要なものは、新たに入った社会保険の保険証もしくは社会保険の資格取得証明書、国民健康保険の保険証です。 例えばあなたが自営業を営む個人事業主であったり、年度内に退職した人や転職活動中の人は国民健康保険被保険者に該当するため、国民健康保険料を支払うことになります。そんな国民健康保険料は、確定申告の際に節税対策となる大きな武器になります。 退職後の任意継続中もまったく同じ給付を受けることができるため、保養所などの各種施設を利用できる他、一定の条件を満たすことで出産手当金も支給されます。, ただし健康保険組合の所在地と退職後の居住地が遠方になる可能性があるため、書類の送付に時間がかかったり、頻繁に手続きする場合は不便に感じたりすることがあるかもしれません。加えて、傷病手当金は支給されないため注意が必要です。, 退職後すぐに国民健康保険に加入すれば手続きは1度で済みますが、任意継続する場合は、 業務に関係ない病気や怪我で働くない時は、1日あたり本人収入の約3分の2が支給される。, 本人が出産のため働けない時には、1日あたり本人収入の約3分の2が支給される。(産前後合計した98日間に限る), 従業員数501名以上の会社で働いており、週20時間以上の勤務、年収106万円以上(月収が8万8千円以上)雇用期間が1年以上であること、学生でないこと, 加入した新しい社会保険の保険証(扶養家族分も含む)、もしくは、社保の保険証が届いてないなら社会保険の資格取得証明書. 健康保険に … ※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。, 給与計算が複雑、給与明細の配布が面倒、年末調整の書類の回収が大変など、給与計算のあらゆる悩みを解決. ・任意継続加入手続き 「次の仕事まで1ヵ月だけ空いてしまう」場合、健康保険の手続きをどうすればいいのか、1ヵ月だけでも加入するのか疑問に思っている人も多いでしょう。この記事では各種健康保険の違いや、1ヵ月だけ空白ができた場合の選択について解説しています。 (※1)平成29年11月13日からマイナンバー制度における情報連携の本格運用が開始されましたが、国民健康保険を含む医療保険分野の情報連携については、情報の反映に相当の日数を要するなど、試行段階で確認された課題が解消されておりません。 退職後に国民健康保険に加入する場合は 注意が必要 です。実際に経験があるのですが、会社を退職したから社会保険を国民健康保険に切り替えました。 今まで折半だった保険料は、およそ 2倍 の金額に なったためすごく高いという印象でした。 転職先が決まっており、退職日の翌日に就職し、社会保険資格を取得するのであれば国民健康保険に加入する必要はありませんが、1日でも社会保険に属していない日があれば、切り替え手続きをして、国民健康保険に加入する必要があります。, 国民健康保険は各市町村が運営しているため、住所のある市町村役場で加入手続きを行います。手続きは退職した日から2週間以内に行う必要があります。また、手続きに退職したことがわかる書類(離職届など)も求められます。 「そのうち再就職するのだから国民健康保険には加入しない」と考える人もいるかもしれません。, 実際は転職が決まっていたとしても、1日でも勤めていない日=健康保険に加入していない日があれば、切り替えを行い、国民健康保険に必ず加入しなければいけません。日本は「国民皆保険」のため、国内に住所があれば年齢や国籍に関係なく健康保険への加入が義務付けられています。, 会社を辞めてフリーランスになった場合、以前勤めていた会社の健康保険を任意継続するか、国民健康保険に直ちに切り替えるか、2つの選択肢があります。 ・国民健康保険加入手続き 協会けんぽの社会保険から抜けて国民健康保険に加入するときの手続きについて分かりやすく解説します。健康保険の手続きってややこしくてどうすれば分からなくなる場合ありますよね。もし病院にかかることがある場合健康保険証がないと困ってしまいます。 国民健康保険のご案内. 国民健康保険以外は、それぞれ加入条件があります。健康保険の被扶養者については別サイト「健康保険の被扶養者になる条件」をご参考ください。 ここでは「国民健康保険」と、「健康保険の任意継続」について解説します。 転職時の社会保険の切り替え方ですが、原則、次が決まっているなら転職先が代行してくれ、決まっていないなら自分で手続きをすることになります。この記事では健康保険の手続きやよくあるq&aをまとめました。 国民健康保険のしくみ、届出、手続き、保険料、給付、健康づくりなどについてのご案内です. 一方、社会保険の保険料の算出方法は、毎年4・5・6月の収入が算定の基準となります。その期間の収入によって算定された保険料は、その年の9月から翌年の8月までの適用となります。また、昇給や減給などがあった場合も、条件によってその都度算定のやり直しを行います。 この時、気をつけたいのは … 日本の保険制度はユニバーサルヘルスケアと呼ばれる国民皆保険制度が導入されていて、国民は必ず国民健康保険や社会保険に加入する義務があります。公務員の場合は健康保険法ではなく、国家公務員共済組合法に基づき共済組合の健康保険に加入します。 国民健康保険. 国民健康保険で保険料は、半分を企業が負担してくれる社会保険とは違って国民健康保険では保険料の全額を自分で支払う必要があります。この記事では、そんな国民健康保険の平均月額はいくらなのかや、保険料の計算方法、国民健康保険の保険料を安くする方法を紹介します。 国民健康保険料と任意継続保険料それぞれにメリットデメリットがあります。 葛飾区の国民健康保険に関する情報をお届けします。 葛飾区特定健康診査・特定保健指導 葛飾区国民健康保険に加入している40歳から74歳までの方を対象とした、糖尿病等の生活習慣病予防の為の健康診査・保健指導を実施しています。 国民健康保険は、加入者の病気やケガ、出産に際する医療費や死亡時の葬祭費用などが支給される制度です。日本の健康保険制度は「国民皆保険」が原則のため、国内に住所があれば年齢や国籍に関係なく必ず健康保険に加入しなくてはいけません。 なお、外国籍の方は在留期間が3か月以上の場合、加入が義務付けられています。 ただし、以下の国民健康保険除外要件のいずれにも該当しない場合は、加入しません。 1. そして、会社員の方が加入している「社会保険」、フリーランスや個人事業主の方が加入している「国民健康保険」の名前は多くの方が聞いたことがあると思います。, しかし、「国民健康保険」と「社会保険」の違いや切り替え方法などについて詳しく把握している人は少ないのではないでしょうか。, 社会保険料の場合は、毎月の給料から天引きされているので自身の手取り額に影響しますし、国民健康保険になると扶養がなくなり世帯人員ごとに国保に加入する必要性が出てきます。家計にも大きく影響してくるのです。, 夫が国民健康保険に加入しているママさんや、会社を退職して個人事業主・フリーランスになる方がいるご家庭の方などは、ぜひ本記事を参考にしてみてください。, よく「国民健康保険」と「社会保険」が並列で比較されることがありますが、実は、社会保険とは、健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の総称のことを指します。, 基本的には、個人事業主やフリーランスの方は「国民健康保険」へ、会社員の方は「社会保険」に加入するのが一般的で、その際によく比較されますが、その比較対象は「国民健康保険」と社会保険の「健康保険」ということになります。, 日本は国民皆保険制度を採用しているため、全ての人が医療保険に入る必要があり、上記いずれかの保険に加入する方が大半です。, 基本的には、社会保険に加入していない人は、国民健康保険に加入する義務が発生する仕組みになっています。, 加入資格・それぞれの運営団体・支払う保険料の違い・扶養、配偶者の有無のケースの観点から、違いについて解説していきます。, まず、国民健康保険に加入しなければならないのは、自営業の方や、無職の人など、企業に所属していない人がメインになります。, 基本的に、国民健康保険以外の保険制度に属さない人は全て、国民健康保険制度に加入する義務があります。, また、企業に所属していると言っても、パートやアルバイトをしていて、社会保険に加入していない方も対象になります。(夫の扶養に入っている場合は、加入義務はありません), では、社会保険の加入資格はどのようなものなのでしょうか。基本的には、正社員の方は全て加入することが可能です。, しかし、もしこれら2つの条件を満たさずに、アルバイトやパートとして年間130万円を稼いでしまった場合には、自ら国民年金と国民健康保険に加入する必要が出てきます。, その場合、社会保険に加入するよりも支払い保険料が高くなる可能性が高いため、注意する必要があります。, 国民健康保険を運営しているのは、私たちの住んでいる市区町村であり、私たち保険加入者が納める保険料や国などの補助金によって運営されています。, 「協会けんぽ」は一般的な中小企業がメインで加入しているもので、全国健康保険協会という団体が運営しており、現在約207万社が加入しています。, そして、「組合健保」は常時700人以上の従業員が働いている企業が、自前で設立したものです。, 複数社合同で設立することも可能ですが、その場合には常時3000人以上が必要となるため、グループ会社などで共同で設立して売るケースが大半です。, まず非常に大きな相違点として、社会保険料は企業と個人の折半になる点があげられます。, この方が、これまで働いていた会社を辞め、社会保険から国民健康保険に切り替えるとして、料金の違いをみてみます。, 社会保険の中の、厚生年金保険・健康保険・雇用保険の保険料負担率の合計はおよそ年収の14%程度になります。そのため、年間の社会保険料は約58万円となります。, 一方、国民健康保険料は地域や年収から引かれる経費によって違いがあるため、正確な料金を求めることは難しいですが、年収500万円の場合の一般的な所得を考えると、およそ月々3万円弱、年間の国民健康保険料は36万円になります。, さらに、健康保険とは別に国民年金に加入する必要があり、現在の国民年金保険料は、16,490円なので年間約20万円です。合計すると56万円という結果になります。, この単身者のケースであれば、国民健康保険に加入した場合の方が特になります。しかし、扶養人数などによっては、国民健康保険よりも社会保険お方がおトクになる可能性があります。, また、世帯全体で見ると、もし奥さんが専業主婦や扶養内パートだった場合、奥さんも国民健康保険、国民年金保険料に加入する必要があります。, 扶養制度が適用されるかという点は、国民健康保険と社会保険の大きな相違点の一つです。, 国民健康保険には、そもそも扶養という考え方がなく、世帯内の加入者の年収合計、世帯内の加入人数を元に保険料が算出されます。, そのため、世帯年収が高ければ高いほど、加入者が多ければ多いほど、保険料が高くなってしまいます。, 一方で、社会保険の健康保険では、配偶者や親族を扶養に入れることが可能であり、被扶養者が何人いても被保険者の健康保険料は変わりません。, また、被扶養者が60歳以上または障害者の場合には、年間収入が180万円未満であれば扶養に入ることが可能です。, 社会保険とは、健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の総称のことを指し、国民健康保険よりも広い範囲の保険です。, それぞれで、利用することのできる公的制度や手当が異なっているため、以下の表にまとめてみましたので参考にしてみてください。, 国民皆保険制度により、退職日の翌日をもって勤務先で加入していた社会保険から脱退すると、すぐに新たな健康保険への加入義務が発生します。, 社会保険から国民健康保険に切り替えるときは、退職した翌日から14日以内に各市町村の窓口で手続きをする必要があります。, 健康保険の資格喪失証明書は勤務先、または居住している地域の年金事務所で発行してもらうことになりますので、事前に申請してくと良いでしょう。, 国民健康保険への切り替え手続きは、最短で退職日の翌日から可能で、遅くとも14日以内には手続きを完了させなければなりません。, まずは退職後、お住いの居住区の役所の窓口の営業時間を確認しましょう。切り替えが完了するまでは無保険状態であり、医療は10割負担になってしまうので忘れないようにしてください。, 一部役所によっては郵送手続きができないところもありますので、ホームページで確認してみてください。, 家族や親族であれば代理人として手続き行うことが可能ですが、住民票の世帯が異なる場合には委任状が必要となります。, 急な退職などの際、もし仮に資格喪失証明書や離職票が送られてこないような場合には、会社に問い合わせてみてください。, 自営業やフリーランスから企業へ就職するタイミングでは、社会保険への切り替え手続きが必要になることもあります。, 主婦の方で入社前に扶養に入っている場合には、社会保険への切り替え手続きを会社が対応してくれるケースが大半ですが、入社前に国民健康保険に加入している場合には、国民健康保険の脱退手続きを自分で対応する必要があります。, 原則、国保の脱退手続きの期限は、新しい社保に加入した日から14日以内とされており、国民健康保険は入社日まで使うことができます。, もし、入社日から数日間、社会保険証を受け取ることができずに病院にかかってしまった場合には、その病院に事情を説明してみましょう。, また、もし窓口での手続きの時間が取れないような場合には、郵送、代理手続きが可能です。, 社会保険から国民健康保険に切り替える際と同じく、郵送での対応が可能かの問い合わせ、住民票の世帯が異なる場合には委任状が必要になります。, 会社を退職した際には、国民健康保険に加入するだけでなく、社会保険を継続する「任意継続」という方法を選択することも可能です。, 最長2年間継続することができますが、勤務していた時のように会社が保険料を半額負担してくれることはなく、全額自己負担となります。, これら任意継続に必要な書類を、退職した次の日から20日以内に、加入していた健康保険組合に郵送してください。, 手続きが無事完了すると、新規の保険証とともに納付書が自宅に届けられますので、印字された保険料を納付期限までに支払います。, 任意継続のメリットとしては、退職時の給与が高いと国民健康保険よりも割安になる可能性があることがあげられます。, 国民健康保険には扶養という考え方がなく、世帯収入や世帯人数に応じて保険料は高くなってしまいます。, しかし、社会保険を任意継続すれば、扶養が考慮されるため、国民健康保険よりも割安になるのです。, もし任意継続中に保険料を滞納してしまうと、その時点で即資格喪失となってしまいます。, そして、一度任意継続をすると、途中で国民健康保険に加入したり、家族の扶養に入るなどの変更をすることができません。, また、もし退職後1年目の収入が低い場合には、その翌年の国民健康保険の保険料はその額に基づいて算出されるため、社会保険の方が国民健康保険よりも高くなってしまう可能性も挙げられます。, 国民健康保険と社会保険は運営主体が異なるため、切り替えの手続きは双方の運営主体に対して行うことになります。, そのため、国民健康保険の脱退手続きを忘れ、別の健康保険への加入手続きをしてしまうと二重支払いをすることになってします。, 会社を退職した場合には、任意継続を自分で選択することになりますので、二重払いが発生することはないかもしれません。, しかし、就職や結婚などで他の健康保険に加入した際に、国民健康保険を脱退し忘れてしまうケースはよくありますので注意しましょう。, 返金される金額は「資格喪失日の属する月の前月分まで」ですが、2重で支払った保険料を過去に遡って請求できるのは、2年である点には注意してください。, 今回は、社会保険と健康保険の違いについて徹底的に解説していきました。ご家族の方で切り替え予定の人がいる場合はぜひ本記事を見直してみてください。. ・社会保険に加入している会社を退職した人 退職する会社の社会保険に加入していた場合、退職が決まると新しい保険に加入しなくてはなりません。社会保険によっては任意継続ができる場合もありますが、任意継続ができないときは家族が加入する健康保険に非扶養者として加入するか、国民健康保険 … 社会保険から国民健康保険への切り替え手続き. 国民健康保険に加入する場合には、退職日から国民健康保険に自動的に加入していることになります。 しかし、保険証が手元にないことは病院で診療を受ける際には困りますし、自治体によっては遅延金が発生する場合があります。 日本では、すべての国民が公的医療保険に入る必要があります。公的医療保険はいくつかに分類することができますが、よく比較されるのが、会社員が加入していることが多い健康保険(社会保険)と自営業者や年金受給者などが加入する国民健康保険です。 国民健康保険(国保)とは、どのようなものでしょうか? その仕組みや保険料の計算方法、受けられる給付について解説します。社会保障制度を理解したうえで医療保険を選びましょう。 ・任意継続保険証の返送手続き