マネタス(manetasu)はお金に関する疑問を専門家がわかりやすく解説するメディアです。初心者でも始めやすいiDeCoやつみたてNISAを初め、結婚や出産、住宅購入など、ライフステージに合わせて知っておきたい知識まで分かりやすく解説しています。 マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。, 【株の基礎知識・用語集】市場の波に乗る準備をしよう!株初心者と中級者の疑問を全て解決。2019.09.30 【株式投資の手法特集】初心者におすすめは「インカムゲイン」投資!「キャピタルゲイン」との違いを理解しよう。2019.06.04, 【株の始め方】証券口座はどれが正解?資金が少額でも取引可能?そもそも始めるにはいくら必要?疑問を一挙に解決!2019.10.01, 【株式投資の手法特集】初心者におすすめは「インカムゲイン」投資!「キャピタルゲイン」との違いを理解しよう。2019.06.04, 【株の分析手法】株式市場の動きを見極める!ファンダメンタルズ・テクニカル分析を徹底解説。2019.10.01, 【株の勉強】お金の学校で投資を学ぶ。一流投資家の思考を本で、セミナーで学ぶ。2019.10.02, 【外国株】米国・新興国株式は今後も投資対象としてメリットだらけ?高配当銘柄も存在する市場を掴め!2019.10.03 【米国株特集】アメリカ株式市場の魅力とは?市場・指数の種類と株の買い方までわかりやすく解説。2019.07.31 【米国(アメリカ)個別株分析!】2019年のおすすめ株式銘柄はどれ?株価見通しと今後の推移を徹底予想。2019.09.17 【米国株式・配当貴族銘柄特集】連続増配63年…, 【2019年・テーマ株】これから上がる・大化けするテンバガー候補銘柄!一攫千金を狙えるおすすめ株はこれだ!2019.06.03 【日経225企業株価予想】株を分析するならこんなふうに。業界別Nikkei銘柄のファンダメンタル分析一覧!2019.06.27, 【投資信託取引ガイド】大損するリスクも?概要から投信の種類まで。全容をわかりやすく解説!2019.10.03, 【iDeCo(イデコ)特集】全てを解説!おすすめの証券口座(楽天・SBI)・運用商品を一挙に紹介。2019.07.01, 【NISA(一般)・つみたてNISA特集】積立を今すぐ開始しよう!利益・利回りを最大化するおすすめ証券口座と株式・投資信託銘柄を一挙に紹介。2019.07.01, 【初心者向け・投資の基本用語】資産運用実行に向けての最初の知識!言葉を正確に理解して金融リテラシーを高める。2019.07.26 【中級者向け・投資の基本用語】資産運用の知識!言葉を正確に理解して金融リテラシーを高める。2019.07.26 【国債・社債特集】安定運用?債券投資の種類とリスク、メリット・デメリット。金利との関係までわかりやすく解説。2019.07.26 【豊かな老後のお金と暮らし特…, 【生命保険】節税に成功するにはバランス良く保険に加入することが重要!サラリーマンは生命保険料控除を徹底的に活用しよう, 【保険節約】サラリーマンは生命保険に上手に加入して「節約」しよう。損しないおすすめの保険はどれ?, 株式投資初心者向け安定株取引方法とは?おすすめの長期保有トレード(配当・優待狙いのインカムゲイン投資)を紹介. 先日、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の 掛金払込証明書が届きました。 これから年末調整や確定申告の時期がやってきますが、 この証明書は重要なのでなくさないように 必ずとっておきましょう。 確定拠出年金のうち個人が加入するのが「個人型確定拠出年金(iDeCo)」やったな。, あれ?でもこんなに月々の費用が必要なんやったら、手数料無料の銀行預金に預けたほうがえーんちゃうんか?, iDeCoを銀行預金で運用すると、手数料が引かれてしまって元本を下回ってまうやんけ!, iDeCoでは拠出時の節税効果ばっかりが注目されとって、なかなか給付時までは目がいかんのやけど、ちゃんとどうすればいいのか出口戦略を考えておくんやで~!, お金に余裕が出てきたら拠出金を増額することもできるし、逆にお金の余裕が無くなったら(例:子供の大学入学、等)拠出金を減らすことも簡単にできるで~。, iDeCoの口座開設費用が2,777円(初回のみ)、口座維持費が年間2,004円かかってしまう(30年で. 会社員として給与を貰う立場の人は以下のように考えることがあるのではないでしょうか。 「もっと税金安くならないか?」 「生命保険料控除って聞いたことあるけど実際にどうなのか?」 サラリーマンの場合、副業で会社を設立などしていない限りは「労働収入」が100%になります。 所得控除ってなんぞ!?ってキミは下の記事から読み進めていってや~!税金の計算について解説してるでな。, 小規模企業共済等掛金控除は雇われ薬剤師・看護師では「iDeCo(イデコ)」がこの控除に該当するんや!, iDeCoはな、サラリーマンはもちろんやけど、雇われの薬剤師や看護師でも利用可能な制度やし、節税効果と貯蓄効果がめっっっちゃ高いんや!, iDeCoは自営業や専業主婦(夫)でも加入可能やけどな、今回の記事では雇われモンに絞って紹介していくで~。, 小規模企業共済等掛金控除とは、以下の共済や年金等のために支払った掛金が所得控除として控除できる制度なんや!(もちろん限度額は設定されとるで), 自営業や個人事業主では「小規模企業共済」が利用できるけど、雇われモンやと「個人型確定拠出年金(iDeCo)」が利用できんねん。, 最近よく“iDeCo(イデコ)”や“確定拠出年金”という言葉を聞く機会が増えたけど、これが何なのか、年金制度と共に説明していくで~。, 国が行っている年金制度のことを「公的年金制度」と呼んどるんやけど、大きく分けて2種類あんねんな。, つまり、20歳以上で会社員・公務員でない人(例:自営業や主婦)は公的年金制度のうち「国民年金」にしか加入できひんっちゅーことになるわけや。, ワイやキミらみたいな雇われモンは「国民年金」に上乗せして「厚生年金」にも同時に加入することができんねん!!なんかお得な感じやなぁ。, このことから、国民年金のことをいわゆる「1階部分」、厚生年金のことを「2階部分」って呼んどるんや。, ワイは個人的にこの呼び方は、サラリーマンや公務員が2階から自営業の1階を見下ろしているような気がして気に入らへんのやけどな・・・。, また、公的年金制度とは別の「私的年金制度」として個人や会社が加入できる「3階部分」の年金もあって、ここに確定拠出年金や企業年金が含まれとるねん。, キミはちゃんと自分がどこの年金制度に加入してるか把握しとるか??ちゃんと把握しとかなアカンで~。, でもな、最近では公的年金の受給年齢が引き上げられたり(60歳→65歳)、支給額も年々減少していっとるのはニュースとかで知っとるやろ?, 日本の総人口数は今後40年以上減少傾向かつ超高齢化が予想されとるからな、、益々公的年金の受給年齢や受給額が締め付けられると予想されとるんやで!!, こんな状況下で2017年1月から、年金の「3階部分」に相当する「個人型確定拠出年金(iDeCo)」の対象者が大幅に拡大されたんや!!, これまでiDeCoは2階部分の無かった自営業や個人事業主、一部の会社員しか加入することができひん選ばれし者の制度やったんやけどな。対象者が拡大されよったから、全ての会社員がiDeCoの加入対象者となったんやで!, なーんか、国から「公的年金制度が厳しくなるかもしれないから、ちゃんと自分で自分のお金は準備しといてね☆(・ω<)」ってメッセージのような気もするのは気のせいか・・・。, 参考までに下記記事の中で2040年問題(超高齢化と総人口数減少)について解説しとるで、また時間あったら見てみてや~。, 確定拠出年金(DC:Defined Contribution Plan)は年金制度のうち、私的年金制度(3階)に該当しとるんやったな。, ちなみに“拠出(きょしゅつ)”ってゆー言葉が何回も出てきよるけど、これは年金の掛金(積立金)を支払うことを指しとるんやで。, 確定拠出年金は、“拠出”する額が“確定”している、っていう意味やな。具体的には「毎月1万円と金額を決めて、決めた掛金を年金として積み立てていく」っゆーのが確定拠出年金や。, 確定拠出年金の対の言葉として「確定給付年金(DB:Defined Benefit Plan)」ってゆーのもあって、これも年金制度の3階部分に該当しとるんや。, ただこっちは“受取の額(給付額)”があらかじめ“確定”しとって、拠出額はその時々で変化していくねんな。現在では「確定給付企業年金」がこれに該当しとるんやで~。, 確定拠出年金は「会社」または「個人」が加入することが可能やから、加入者によって以下の2種類が存在しとるねん。, ちなみに企業型確定拠出年金は勤め先の会社が制度を導入していない限り加入することができへんねん。制度を導入していても会社毎に加入条件等が決まっていることもあるからな、詳しくはキミの会社・病院に聞いてみてや~。, iDeCoの加入は個人個人で任意やから自分らで申し込んで始めるんやで。そんで積立て金額(掛金)を決めて毎月拠出してお金の運用方法を選んでいくんや。, 「運用」って聞くと、拒絶感があるかもしれんけど、iDeCoでは毎月の掛金を「どこに預けるか」を決めることができんねん。これを「運用」って呼んどるだけやから、そんなに難しいことではないんやで~。, そんで積立てたお金とその利息等の合計金額が60歳以降に受給できるようになんねんな。, 注意点としては、積立てたお金は原則、60歳になるまで引き出すことができんことやな!急な出費には対応できひんで!, といったように自由に組み合わせることができるし、組み合わせはいつでも変更が可能やからめっちゃ柔軟性がある制度やねん!キミの環境変化や状況に応じて自由に変えていくことができるんやで。, 預貯金や保険商品では基本的に「元本確保」やからな、合計の積立金(元本)に対して給付額が減ることはないし、絶対安全な運用先や。, 一方、投資信託では価格変動リスクがあるから「元本変動」や。給付額が元本以上に増えることや減る(元割れ)ことも当然あるのが注意点やで。, でもな、口座の維持費用は、最安値が167円/月で、金融機関によっては500円/月を超える(!)のとこもあるから、これは事前に絶対チェックするが必要あるで!!!, 口座維持費用は必ず最安値(167円/月)の金融機関(SBI証券、楽天証券、イオン銀行、など)でiDeCoを開始するようにしてな!!!約束やで!!, と、思うやろ?でもな、次に説明する節税効果によって、この費用は消し飛ぶ程の節税効果が得られるんや!!!これがiDeCoの最大の特徴や!, iDeCoのお金の動きには下の3つがあるんやけど、それぞれ節税効果や手数料なんかが違ってくるから、順に説明していくで~。, もし拠出額を減らしたかったり増やしたかったりするときは、1年に1度だけ拠出額の変更が可能やから、収入や生活に合わせて変更することも簡単にできるで。, ただな、控除できる上限は決まっとるから、iDeCoで節税を狙うんやったら「小規模企業共済等掛金控除」の限度額までに留めておくのがベターや!, 雇われモンの薬剤師・看護師やったら、勤めている会社・病院が確定給付企業年金や企業型確定拠出年金を行っているかによって以下のように3パターンの限度額があるで。, ほな具体的にAさん(30歳)がiDeCoを銀行預金(金利0.01%)で利用したケースを考えてみよか~。(iDeCoでは投資信託も選べるけど、今回は安心・安全な預貯金のケースとしてみるで), ここで考えるのが所得控除の「小規模企業共済等掛金控除」や!上記の例の場合、年間12万円の拠出金は全額所得控除の対象となるで。, 所得税率が10%の人の場合(年収400〜600万円であれば、所得税率は10%であることが多い)やと、年間の税金は所得税で1.2万円、住民税で1.2万円安くなる計算やな!(年間24,000円の節税), つまり、30年間では所得税・住民税合わせて実に72万円の節税効果を得ることが可能なんや!, このように通常の銀行預金の代わりにiDeCoの銀行預金に預けておくだけで、30年間で66万円(節税効果72万円-手数料6万円)がお得になるっちゅーこっちゃ。すごいな!, もちろん控除額の上限以内で拠出額が多ければ多いほど節税効果は高くなるんや~!下の表に拠出額と節税効果を試算してみたで~。, iDeCoの「小規模企業共済等掛金控除」による所得控除は実は保育料の算定にも関係しとるんや。額によっては保育料がガッツリ安くなって節税効果以上の節約に繋がる可能性もあるんやで~!詳しくは以下の記事で解説してるよ。, 通常、銀行預金や株取引等で利益が発生すると、利益に対して20.315%の税金がかかってきよる。, 例えば、金利0.01%の銀行預金に12万円を預けると、1年間で利息は12円や。この12円に対して20.315%の税金(12円×0.2031≒2円)が取られてまうから、貰える利息はたった10円(12円-2円)なんや・・・。, iDeCoではこの20.315%の税金が免除されているため、利息や運用益はそのまま受け取ることができるんやで!(上の例やと利息の12円がそのまま貰える), iDeCoの運用先を銀行預金にしとる場合、元々の金利が小さいから節税効果は微妙や・・・。, 60歳以降にiDeCoで積立てたお金を引き出す時(給付時)には受け取り方によって税金のかかり方が変わってきよるからな。, いずれにせよ給付時には税金がかかってまうから、入口(始める時)だけではなく、出口(給付時)のこともしっかりと考えてからiDeCoを始めんとな。, iDeCoの拠出金を高くしすぎて莫大なお金を入れてまうと、拠出時・運用時の節税効果は高まるけど、給付時にめっちゃ税金がかかってしまう恐れもあるからな。要注意や。, 少額の拠出金(5,000円/月)でも高い節税効果が得られるんは雇われ薬剤師・看護師にとってもめっちゃオイシイと思うで!しかも貯金も合せてできるしな。, もちろんメリットだけやなくてデメリットもしっかり理解しておく必要があるし要チェックやで。, 実はiDeCoで運用してるお金は確定拠出年金法に守られてるから「資産」に当たらへんのや。つまり、資産として計算されるべき様々な制度の計算から除外されとる!, たとえ離婚しても借金まみれになって自己破産して生活保護になったとしても、iDeCoで積立てたお金が無くなることはないんやで~。, もちろん上記はレアなケースやから、これ目的にiDeCo始めたらアカンで・・・まずは普通のメリットの節税目的で始めーやー(笑), iDeCoの拠出金について小規模企業共済等掛金控除を利用するには下の2つの方法があるで。, 雇われ薬剤師・看護師やと毎年11月頃に職場から年末調整の依頼があると思うから、そこで申告するのが一番楽やな!, 「小規模企業共済等掛金払込証明書」を添付して「保険料控除申告書」に必要事項を記入して職場に提出したら完了やで。, 少し難しい話もあったけど、最後まで読んでくれてありがとうやで!結局iDeCoはどんな人におススメなんやろか?, キミもお給料から月に数万円は銀行に預金してるんちゃう?ワイもそうや。少額やけど月に一定額は銀行に預金しとるで。, でもな、悲しいかな銀行に貯金したとしても節税効果は皆無やし、金利によって増える可能性もほぼゼロなんや。, そんな堅実志向のキミにこそ、まずは僅かな金額でiDeCoを始めてみることをおススメするで!, 例えば現在、月に2万円ずつ銀行に貯金し取る場合、1万5千円はそのまま銀行に貯金して、残り5千円をiDeCoの銀行預金で運用するといった方法や。, 月5千円の拠出でも年間6万円の所得控除になるから、所得税率10%の場合やと所得税で年間6千円、住民税で年間6千円、合計で年間1万2千円の節税効果が得られるんや!(節税効果が初期費用+口座維持費用を大きく上回っとるから損はせーへん), もし貯金するお金に余裕が出てきた場合には拠出金を増やすこともできるし、その場合は節税効果も更に高まるで!, 老後の資産を増やしたい場合には運用先を投資信託等にする必要があるけど、無理に増やそうとせんでも銀行預金の運用で十~~~~~分に節税効果が得られるわ。, もちろん、お金を増やしてかつ節税して老後の資産形成を目的にしている場合、リスクは伴うけど投資信託がおススメやで!, 以上、本記事では最近気になるiDeCo(イデコ)の仕組みを年金制度と共に紹介してきたで☆, もし不明な点とかがあったら最寄りの銀行やFPに相談してみるのも手やと思う。最近はiDeCoが浸透してきたから色々な活用法があるしな!, 【保険見直しラボ】という無料の訪問型保険相談サービスで、経験豊富なFPがあなたの自宅や指定場所にまで来てくれて個別相談ができます。, 保険と関係ないiDeCoやNISAのこととかも詳しいので、もし節税・投資や保険について色々勉強したいことがあれば何でも気軽に無料で相談可能ですよ。, 【保有資格】薬剤師、2級FP技能士、他 深淵の闇(関西)より生まれしmaster swordsman。暗黒の使者(税金の計算)と奮闘中。中身はいたってマジメな社畜リーマン。 プロフィール・運営者詳細, ●雇われの薬剤師・看護師・その他医療スタッフ・サラリーマンの節税・資産形成・税制リテラシーの向上を目的としています。, ●コンテンツ作成と運営は薬剤師、FP技能士、税理士の資格を保有する3名で行っており、知識・記事内容の信頼性と裏付けが確実です。, 大阪薬科大学 卒 外資系製薬メーカー(MR)、予備校講師、調剤薬局を経て現在に至る。.